南米 気候で違う石鹸

ニュージーランドにいる時は　石鹸の代わりに　医者が処方した　まるでバターのような・・　いや白いのでむしろ　ラードのような塗り物を使う。

医者が石鹸の代わりにこれを使えとくれた。　と言うのも　ニュージーランドの気候は私の体全体の皮膚をカラカラに乾燥させ・・　その内　皮膚が割れて来るのだ・・。

も～その前に私は痒くなって　かきむしる。　でもって　アレルギー体質なので・・掻くともっと痒くなる・・　その内　皮膚がただれるまで掻いてしまう・・。

そんなのを何ヵ月も続けていたら・・　も～～身体中になんか怪しげな病気の人のような物がドンドン増えて行って・・最初に医者に行ったら・・
あんた　最近見知らぬ人との性交渉とかあった・・？　って訊かれた・・。

は・・？　わっけわからんし・・。　と思ったが　すぐ　もしかして　あたし怪しげ性病にでもかかっていると思ったらしい・・。

くまなく検査して・・結果　ただの乾燥肌って医者は納得したが・・　結局普通の家庭医ではラチのあかないくらいの乾燥肌プラス　アレルギーだと言う結果になった。

つまり　肌を乾燥させないように　毎日せっせと何かを塗らなければいけないのだ・・。　

シャワーの時にそのラード的石鹸を塗りたくり　もちろんそれはお湯で流すが・・それだけでは　絶対にダメ　シャワーからあがったら　も～～　テンプラのように体中を油まみれにする。

ジョンソンアンドジョンソンのベビーオイルを浴びる程体につけるのだ。　それでやっと大丈夫って事になる。

一日でもシャワーをしない・・つまり　ラード石鹸なしのベビーオイルなしになると背中辺りが痒くなる・・。

それが　ニュージーランドの気候での事。

で　今回の中南米の旅に出る時は　そんなラード石鹸とかベビーオイルは不要。　牛乳石鹸かダブ石鹸で十分！　と言うのを東南アジアの気候で体験した・・。

が・・　ど～も　なんか・・中南米では石鹸の減りがハンパではないのだ・・。
つまり　シャワーの際にタオルに石鹸を嫌と言う程擦り付けて・・体を洗うのだが・・　石鹸の威力がするなくなる・・。　でもって　又　すぐタオルに石鹸を擦り込む・・・。

でもって又洗う・・。　でも　またすぐ石鹸っぽいのが抜ける・・。つまり泡もあまり立たない・・。

で　思ったのだ・・　このネットリとした南米の空気。　いつもベットリと肌がしている。　シャワーを浴びて・・クーラーの下で涼んでいても　すぐ肌がまたベトベトしてくる・・。

そんな感じだから　外で汗をカキカキ一日中歩き回れば・・そりゃ～　肌も完全にベットベトになるわな～～・・。

でだ・・石鹸の減りがハンパないので・・　牛乳石鹸のような柔らかいクリーミーな石鹸ではなく・・　昔ながらの石鹸！　つまりあまり不純物の入ってない純粋の石鹸ってのを　買って来た。

そして　柔らかくない奴。　半分透き通って固い石鹸。　でそれをシャワーで使ってみたら・・一回タオルに擦り込むだけで・・　永遠に身体中を洗えるのだ・・。　泡感　ヌルヌルの石鹸感も　十分に一回のタオル刷り込みで済むのだ・・。

そして　お湯で体を流したら・・　身体中が　キュッキュッとなるくらい　肌にネットリついた物が落ちる！　洗った～！！　って感がでるのだ・・。

そして　シャワーから出た時の爽快感も違う・・。

自分の同じ皮膚だけど・・気候のよって　扱いが全然違うと言うのが　驚きだ・・。