2014年3月27日木曜日

シンプルライフ’

私には ”夢” がある・・。
シンプルライフってのを 目指す・・ が そんな簡単ではない・・。
シンプルライフとは・・ と 自分なりの 定義を作る。

つまり 金のかからない住まい。
金のかからない生活。

だから 家も廃材とかめっけて来て作る。
でも 暖房も冷房も 電気とかガスとか 灯油とかあまり使わなくてもいい家。
これは 相当の知識と 能力と・・・ 色んな物が必要になる。

で 次に金のかからない食生活。
つまり 自給自足ができる環境。

よい土 つまり肥えた土を作り 自然と心を通じ合わせつつ 物を育てて行く。
そして できた物を 工夫して保存して・・ それらを食して生きて行く・・・。

が・・・。

最近 手作り山小屋とか 自然の中に建てた家やら 家具 ちょうど品 調理道具・・。

まるで グラビア雑誌の中の山小屋風なのを 見る・・・。

海外から輸入した 豪華な素材 家具 タイル ランプ すべては 豪華けんらん!
一つ一つの素材が 超一流。
素朴な山小屋風ではあるが・・・ まるで 一頭のデカイ牛から ほんの小さなヒレ肉だけを選りすぐって それ以外は全部廃棄と言った具合の 素材のみ・・。

どこにでも捨ててある廃材で どうにか家はできないのか・・?
やればできると思う。

誰にでも 作れる家って言うのはないのだろうか?
お金がなくとも 作れる家って言うのはないのだろうか・・?

いつか 私が山小屋を作る時は 多分 ゴミから家を作りたいと思う・・。
そんな人が 海外の若者でいた。 それをネットで見たのを思い出す。

とんでもなくたくさんの知識を集めて ゴミから立派な家を作る・・。
これが 私の夢なのかもしれない・・。

食べ物も 現金を使わなくても どうにか食して行ければ・・。
食べたい物は食べられないと思う・・。

今 日本にいて・・ どうしても 食べなくてもいい物ばかり 食べている。
つまり 目の前にある物が あまりにもおいしそ~~ って つい つい 買って食べる。 も~~ 際限なく おいしい物はある・・。

食い物だけではなく・・ 生活道具だって 限りなく魅力的な物が 巷に溢れている・・。

ここYHAの人が 若い時に 8千キロの道のりを歩いて回ったと言っていた。 最初は 荷物が18kgもあって それを背負っていた・・。 つまり テントだとか バーナーだとか・・ つまり 人は寝る場所があり 煮炊きをする鍋釜も必用であり・・。

しかし 彼は旅の終わり頃は 雨合羽一枚で旅はできると悟る・・・。 そうかもしれない・・。 雨合羽に包まれば どこでも寝れるし・・

つまり小鳥が 荷物を持たずに ちゃんと 毎日幸せに暮らしているように・・。 小鳥は巣を作るから それが 人間にとっては 雨合羽なのかも・・?

そして 食いモンとかは とりあえずどうにかその都度 どうにかなるのかも・・? もし 何日も口にはいらなければ それはそれは それで どうにかなるのかも・・?

だから 小鳥のように何も心配せず 裸の姿で 生きて行けばいいのかも・・?

お遍路さんの荷物は 5kgだと言う・・。

私の1っか月の旅は 荷物の全重量が15kgにもなっている・・。 どうにかせねば・・・。

奄美の島にすみついた おじさんが言ってた・・ いくら食べ物が自給自足で十分に賄えても・・・ 現金収入なしでは生活はなりたたん・・。

これも 然り・・・!

ガソリンなくては 車を動かん・・。
クワを買わないで どうやって 畑を耕す・。

もし病気になったら 病院にも行かねばならん・・。
怪我をして 化膿でもしたら 抗生物質も欲しくなるだろう・・。

どこまで シンプルライフに徹する事ができるのだろうか・・?


痛みのない死に方

”たわむれに母を背負いて そのあまりの軽ろきに泣きて3歩あゆまず”

と言う 石川啄木の句がある・・。 が 現代は・・・。
”たわむれに 母を背負いて そのあまりの重きに辛きて3歩あゆます” ってのが 現代かも・・?

飽食で重い老人はたくさんいる。 

老人介護の方々は 重い老人をお風呂に入れたり 体を拭いてあげたりのケアは大変な物だ・・・。

友人宅の裏山を登っていくと・・ ふと 姨捨山と言う言葉を思い出す。 もし この裏山のてっぺんにおばあさんを捨てると 絶対に降りてこれないだろうな~~ 還暦を過ぎた私は は~は~いいつつ 足を滑らしたら えらいこっちゃ~~! といいつつ・・ こわごわと登った・・。

昔の人は 息子が年老いた母は裏山に捨てるのは 普通の慣わしだった・・。 畑仕事の足しになる訳でもなし・・ 孫の世話もできない・・ なんの役にもたたなければ・・ もう死の道しかない・・・。

紙おむつだ・・ デイケアだの・・ 食事の配達・・・ やがては老人ホームやら 延命措置の膨大な医療・・・ そういう物一切が省かれた時代もあった・・・。

それもまた 生活の知恵だったのかもしれない・・。

以外と食べないでいたら す~~っと眠るように死ねるのかもしれない・・。 

ある有名な医者が言ってたのを思い出す・・・。

人間が老衰して行き 痛み苦しむ時は必ず 膨大な医療をほどこしている時だと・・。 何もしないと 意外と痛みと言う物はなく 死に近づくと眠くなるのだそうな・・。

冬山で凍死するときに眠くなるような睡魔が襲う・・・ そんな状態で 老衰した老人の死は近づいて来るのだと・・。

そんな時に 延命措置として 色んな事をすると そこに痛みとか 苦しみが発生するのだと・・。 

痛み 苦しみ抜いて 死んで行くのは辛い・・・。 辛くない死に方もあるのだ・・ と そのお医者さんは言っていた・・。

姨捨山の死に方は ま~ 夢として・・ とりあえずデブ解消作戦と・・ シンプルライフを徹底してゆこ~~! と 思う・・・ うん・・・!

日本の旅 釜の飯 中富良野

今夜は しこたま 飯を食った~~!

YHAのおじさんが このストーブで で このデカイお釜で ご飯を炊いてくれた~!
あれま~~ お釜でご飯を?・・・ ってな気分で 眺めていたが・・。

なんと!! 食ってみたら・・・ こんなうまい米にであった事がない! って程うまかった・・。 最初は ご飯には一切魅力のない 私なので お茶碗に一口程度よそった・・。 

一口はやっぱ 一口でなくなり 今度は 茶碗にてんこ盛りに盛ってしまった・・ 甘い! ご飯だけで パクパク口に放り込んで 食ってしまった・・・。 こんな体験は初めてかも・・?

で又 ここの奥さんの手作りおかずが 10品目ぐらいはでたのだ・・。 味噌を基盤にしたおかずとか 漬物類も 何種類も? 私の大好きなポテトサラダも? その他盛りだくさんに おかずがあって・・ それも すべて! 奥さんの手作り!

かんど~~~!! 以外の何物でもない・・・ どんなにすごいレストランでも 絶対に真似のできない代物の食事ができて… すばらしかった!

このストーブがまた 優れもの! ノースリーブでいるのがちょうどぐらいの暖かさで・・ しんしんと夜が更けてゆくのでした・・・。


”ふらのワイン”最近は 私ってもしかして・・ ソムリエになれるかも・・? と 自負する今日この頃・・・。 だから 美味いか 美味くないか・・? は も~ グラスをゆすって そこからただよう香で ほとんどのジャッジはできる・・・。

でもって 鼻から舌に味を移動させて 舌で芳醇な液体を転がす時に ジャッジは決まる!

ちょっと 酸のシャープさが 気にかかる・・・私。 でも これがたまらん! とおっしゃる方には 絶品かも・・? 

しかし!深い味はかなり出している・・ と思う・・・。 富良野産野菜たっぷりのYHAの奥さんの手料理には バッチリとハーモニーを醸し出していたと思う・・・うん!


日本の旅 甲府から北海道への鉄道の旅

甲府では 梅の花が 咲き そこらじゅうは 春爛漫! 的に 色んな物が 咲いて 目を噴いていた・・・。

そして そこから一気に北海道へ・・。

これは 東京駅で 新青森行きの新幹線を待っている時。 家で作った卵サンドイッチをホームでパクつきました。

新幹線のホームって 待合室がないって言うのに気がついた・・。 こうなったら プラットホームにじかに 座るしかないのだ・・・。 


これは 浅間号 つまり長野に行く。 目の前に スルリとホームに滑り込んで来る様子は 化け物蛇って感じがしないでもない・・。 しかし! うつくし~~!


夕方のビルを背景にした新幹線。 新幹線自体は うつくし~~! のが 顔は ブス・・・・?


我々が乗りこんだのは ”なまなす号” これは 新青森から札幌までの夜行列車なのだ! でもって 一日に一本しか走ってない・・。 すごく人気の列車。

ニュージーランドにいる時にすでに ネットで調べていて ぜぇ~ったい乗るぞ~~! と 息巻いてきた・・。 で このぜぇ~~ったい乗るぞ~~! と息巻く理由は このカーペット指定寝床の体験がしたかったから・・。床に寝る寝台列車なのだ!

が このカーペット指定は 幻の指定と言うことで ほとんど取れないですよ~~ と どこの緑の窓口に行っても言われた・・。 って事で 結局 自分は取れなかった・・・。

寝台も JRパス では 使用はできない・・。 って事で 結局普通の座席指定をゲット・・。 

もしかしたら このカーペット指定が 寸前になってキャンセルでもでるかも? と薄い期待を持って 乗りこんだが・・ 車掌さんから 即答で”ない!!” って言われた・・。


でも 言わせていただきます! この座席指定は 夜行列車だけあって・・ ものすごい! リクライニングシート! ほとんど平たくなるほどに倒れます!
それに 飛行機で言えば ファーストクラス並に 足元が広いので これは すごい!! のです。 

と いう私は夫と二人分の指定席を使ったけど・・ ほとんど眠れず・・。 やっぱゆれは 新幹線ではないので・・ けっこうある・・。

それに 途中で ”小動物が線路に乗りこんだ”と言うことで 急停止が 2回あって ・・ 何?!!これ?!ってな事件勃発! その後 車掌さんが ”急停止でお怪我とかなさった方はいませんでしたか!?” と チェックに来た程・・。 そんなヒドくはなかったけど・・ ”なんだ?! なんだ?!” って感じは 相当あったな~~・・・。


朝5時頃になって来ると・・ 外が薄明るくなって・・ 真っ赤な太陽が 朝もやの中から顔をだした・・。 北海道だ~~~!!! って感じ・・・ うふふ・・・・、。



ガッタンコ ガッタンコ いいつつ 新青森から札幌まで 我々を運んだ ”なまなす号” かわいい奴ではないか~~! 愛着が残ります・・。



札幌から 富良野に向けて またまた 列車の旅。 も~~~! 北海道は 雪 雪 雪 そして また 雪・・・。 まだまだ 春すら 来てなかったし・・・。



高校生が 8人ぐらいで大富豪のトランプをしてて たのしそ~~! だった・・。


富良野の駅の階段は なんか うつくし~~のだ・・・。


中富良野のYHAに泊まる事に・・。 で 駅前の寿司屋に入ったら… すごく ふれんどり~なおじさんが うまそ~な寿司と蕎麦のセットご飯を食べている・・。

うまそ~~! っていったら おじさん 美味いよ~~! と力説する。 なので 私もRogerも同じのを頼んだ・・。

蕎麦は熱いの・・ って言えば あっついお蕎麦の汁どんぶりにしてくれる。 で 冷たいのって言えば ザルにしてくれる。

私は熱いの Rogerは冷たいのにして 二人とも大満足!! で それで一食 780円。 これって ホント?!と言うほど感激。

そして 笹鮨のおじさんがまた とても やさし~~い方で・・。 で 一緒に食べたおじさんは 札幌からきた サッポロビールの会社の方。 今度サッポロビールの工場を案内してくれるって言ってくれた。 Rogerは 目を輝かせて 感激!



これは 北海道産とうもろこしモナカアイス! モナカが大好き! アイスが大好き!そして トウモロコシが大好き! と言う私が これを食わない手はない!! 一口かぶりついて 又 感動! なんと アイスがトウモロコシの味がするのだ!

アイスで とうもろこしの味って行けるのか~~? と疑うあなた! 言わせていただきますと・・・。
”いけます!”
”かな~~り いけてます!”
”やばいです!”

と言わせていただきます。 ぜひぜひ 北海道とうもろこしアイスを 試してみてください・・。



車が通らない所は 雪で歩けません。 なのに 歩いて 足首からガンガンと雪が靴の中に入り込んで来る状態のRoger・・・ それでも 突き進みます・・。 

雪の表面が固いと問題がないのですが・・・ 時々 柔らかい所がある・・ すると まるで落とし穴に落ちたように 片足が沈み 体全体がひっくり返ります・・。 それでも 懲りずに雪の中を突き進む奴・・・。



下水のマンホールって言う奴は その土地土地のデザインがあって・・ いつも目を引きます。
中富良野はやっぱ らべんだ~~~!



YHAの犬ちゃん・・・ すんごくかわい~~~~! 盛岡で私が子供の頃家で飼ってた犬とそっくり! なんか あいつが何十年ぶりに戻ってきたかのような感動があった・・・。 

日本の旅 甲府編

予想外で お友達の親戚の家に訪れる・・・。
猫ちゃん大好き人間なので この家には 3匹のネコがいる。
その内の中でも 一番やんちゃな猫。
高い所にいて 下を見回し・・・ なんかというと とんで来る・・。
近くに来る猫とか ちょっかいを出す人間には ネコパンチが ものすごい速さで飛んでくる・・・。


山小屋を自分で 建てたと言うお友達が近くの神社に連れて行ってくれた。 
雪がガンガン残っている・・。
奄美大島にいた時はニュージーランドの真夏の気候だったが…ここはまだまだ 冬ごもりの状態だった・・。

であった若者が 釣の帰りらしく・・ デカイ”山女魚(やまめ)” の獲物をみせてくれた。 大したことないよ・・w と言ってたが 相当でかく 感動!
近くにながれてた川は あくまでも 澄み うつくし~~! 色の水だった。 そこらじゅうに清水が流れて どこの水でも飲めるし・・ 美味い!! 水なのだそうな・・。 

アイゼンをもった女の人が 山から下りてきた。 


クイーンズタウンのバンジージャンプの場所ぐらい高いつり橋・・。人が歩くと ユラユラゆれて死にそうに怖かった・・。 友人のおじさんが わざと揺らして・・・ ”てめ~殺したるぞ!” と言いたいほど 怖かった・・・!

つり橋の向こうは 雪が積もっていて・・ ブーツだけの我々は一歩も足を踏み入れるのは不可能・・・。



同じく友人宅の れいじ~~! ネコちゃん・・・。 あんた デブすぎね~~?! 
と言っても ・・ ”ほっといてくれ~!” と言うネコちゃん。

この猫ちゃんは ニュージーランド生まれ。 産まれたばかりの子猫の頃に 我が家で預かって ベビーシッターをした事がある・・。 なんか 情が移ってしまっている猫ちゃんなのだ・・。
と言うことで 8年ぶりぐらいの再会ネコちゃんなのである・・。

2014年3月22日土曜日

なつかし~~! 

これ等をみて なつかし~~!
と思われるあなた! 確実に還暦を過ぎていらっしゃいますね~~ww





これらは 奄美大島に住んでいる Kaekoさん (Chihiroちゃんのおかあさん)の山小屋の中にあった代物・・。

これ等は ほんの一部。 とんでもなくたくさんの道具 家具 小物 着物 何気にあるようで・・ よ~~く見ると 昭和初期頃の代物ばかり・・。

なつかしい~ と言うより なんか自分が 子供時代に戻ったような・・ ホッコリとした気分にさせてくれる物ばかりです。

Kaekoさんは ほとんど毎日 お仕事の終わりにこの山小屋に来て ホッコリされるとの事・・・。 本当に魅力的な空間でした・・。

なんと! その山小屋を一晩提供してくださいました。 

らっき~な 私でした~~☆

奄美大島

またまた 奄美でのいべんと~~☆ BBQ
 こんな 豪華絢爛なBBQ やった事ね~~ど~~!
奄美で捕れた伊勢海老 そして奄美のサザエ。 奄美のは トゲトゲのないサザエなんだそうな・・。


このすっかり我が家と化した 海の家(Chihiroちゃんのお父さん手作り) では しっぽりと夜が更けて行くのでした・・・。




奄美はいい!

Chihiroちゃん(Kiwi HouseのHelper)が ”奄美はいいよ~~ なぁ~~んもないけど・・” と言う一言がひっかかった・・。

なぁ~~んもない って言うのは やっぱ いいのだ・・。

クライストチャーチだって ”ここなんもないね つまらん” って言う人がいる。 そういう人は それでいい・・。

でも ”ここなんもないけど・・ 好きなんだよね~~” って言う人が たくさんいる。
ニュージーランドの南島の中心部は 3年前地震で破壊されてしまって いまだに瓦礫の山であるが・・ それでも

”クライストチャーチはいいねぇ~~” 

って言う人が後を絶たない・・。
そうなんです! なんでいいか?! それは あなたが 考えて 感じて欲しい。
そういう人は 奄美が大好き! だと思う・・。

奄美はでしゃばっていないのだ!
奄美の人間は の~んびりしていて お人よしなのだ・・。
しかし! な~んか 感性の強い人がいる・・ つまり 芸術家タイプの人が多いのだ。
そして 人情が厚い! で 熱い!

奄美の自然は しっぽりと静かで 神経を鎮めてくれて 癒してくれる。

ちょっと自然の多い所に足を踏み入れただけで・・ 島全体が寝静まっているかのような錯覚を覚える・・・。

ここに一生住んでもいい・・ いや住みたいな~~と言う気にさせてくれる。

奄美に残っている手つかずの大自然は 本当に人に優しい。
この大胆な大自然が ひっそりと コッソリと そのままであって欲しい・・・。

奄美に足を踏み入れるきっかけを作ってくれた Chihiroちゃん ありがと~~☆

そして 数えきれない程の サポートをしてくださった Chihiroちゃんのご両親 そして 又 そのご両親がされているビジネスで 働いていらっしゃるみなさん 全員が 我々を歓迎してくれ 手厚いサポートをしてくださり・・・。



この場をお借りして お礼申し上げます。

一期一会

又 みなさん ニュージーランドにも必ずやって来てくださいね~~~☆

加計呂麻島の釣

桟橋にいたおじさんが釣り上げた魚。
近づいて カメラを向けたら この後 ピンピン跳ねて・・ 私もびっくり!

2014年3月17日月曜日

今日は加計呂麻島探検日

早速 ガンガンと手広(貸して貰っている海の家ってか今は 我が家と化している)から 瀬戸内(奄美の下の方)に車で飛ばす。

そしてフェリーに乗って 加計呂麻島に渡る。 我等の愛車と化した車が また 素敵!(ってか この車もChihiroちゃんのお父さんに貸して貰った・・ ってか どんだけ 我等ってラッキーなのだ!)

ここは 車がないと 何もできない・・ ま~ 一カ所にいて そこで全然動かないのなら それでいいかもしれないけど・・ でも ちょっと食料を買いに行くのでも車がないと 何もできない・・。 だから やっぱ 車は絶対必要だな~~・・。
 


車にお茶道具も食料も放り込んでの出発! 
素敵な公園についたら 早速お茶Time! コンロと鍋でお湯を沸かして ドリップコーヒーを作る。 果物だの 漬物だの・・ パンとハムとかだの・・ で 食ったり飲んだりして 腹をくちくして 又 出発!


この辺りは 1944年頃 予科練が一人乗りボートで撃墜する訓練をした所らしい・・。 神風特攻隊の海版・・。 戦争ももうすぐ終わりと言う頃に若者はまだまだ戦う訓練をしていたんだな~~ と思うと心が痛む・・。

それに この美しさ! こんな美しい海を見ながら 若者達は何を思ったのだろうか・・?

私が生まれるほんの数年前ではないか・・。



岩盤 相当固い岩だと思う・・ ってか岩だらけ これを若者達は汗しながら砕いていったのだろう・・ 大した道具もない時代にこんな作業をしていた事を思うと又 すごいな~~ と思う。
こんな穴がいくつも掘られている・・・。
              


穴からは 信じられない程の美しい海が見える・・・。



こんな天国のような所で 地獄の作業を推し進めた若者達を思う・・。



沢山あった穴の中の一つに その一人乗り用ボートが入れられていた。 




白いのが爆弾の模型だと思う・・。 やはり普通我等がみるボートと違って戦争用と言うのをみると 恐ろしい気がする・・。



透き通った暖かい遠浅の海でだれから何かを捕っている・・・ 大声をあげて訊いてみたら 巻貝だそうな・・・。



島の果てにいったら 塩を作っている所にぶち当たった。 フレンドリーにこの方が色々説明をしてくれた。 ミネラルの多い 自然の塩をここの親方の意固地なまでの哲学で作っているそうな・・。

燃やす木だって一切化学物質とかない 現地の自然の木々を燃やしているし・・ 海の水はあくまでも澄み渡っているし・・ゴミ一つないし・・ 味見をしたけど・・ 塩なのに甘かった!
頑固な一流調理人からの予約がネットで殺到しているそうな・・。 こんな誰も来ない最果ての島から ネットで買う時代がきているのだな~・・ と思う。

特に3・11後 人々の放射能汚染を引き金に 自然食品への熱に拍車がかかったとか・・。

そして 奄美大島だけではなく ここの加計呂麻島の人口は増え続け 今は 借りる家が足らなくて困るくらいだとか・・。
海外に汚染から逃げなくとも ここ加計呂麻島は 立派な日本国であるし・・ 天国のように美しく そして汚染されていない。 私も一生ここで暮らしたいな~~ と思った。




この水から取れた塩は きらきらと光って 見ても塩とは到底思えなかった・・。



帰り道 道路脇で農作業をしているおじさんと話をした。 色んな農作物を作っていて・・ 全部自分達が食べる野菜はこれで賄えるのだそうな・・。 
が 大きな犬小屋の建物の中にいたワンちゃん達がしきりに吼えている。 小さなビーグル犬だけだ・・。 
この犬ちゃん達は 猟犬なんだそうな。 
昨日までが猟シーズンで 終わったばかりだな~~ 昨日来てくれれば 2匹の猪を捕ってそれをここで さばいてたんだよ~~~W とおじさんが言ってた。

奄美の猪は本土の猪と違って半分ぐらいのサイズなんだそうな・・。 それでも デカイのは 体重が70kg 80kgもあるのがいるのだそうな・・・。

普通の欧米で使っている猟犬は 広い野原を駆け巡るからデカイけど・・ ここ加計呂麻島は小さい場所をこまやかに走り回る為 ビーグル犬のサイズがちょうどいいのだろうな・・。

と言うことで このおじさんは 猟のツアー仕事もやっている。 そして また デカイ土地を見せてくれて サトウキビも育てて売ってるのそうな・・。 

おじさんの土地である山の方は 土地の柑橘フルーツの木もたくさん植えてあって・・ たくさんの小さな花をビッシリつけていた。

そしてまた TeaRoomもやっているって言うから 忙しいおじさんなのだ。

島は やはり本土よりもかなり物価が高い。 食べる物は自給自足できても 現金収入なしではやはり生活は成り立たない。 とおじさんは言っていた


一日島めぐりをして又フェリー着き場に戻ると 二人のおじさん達が桟橋で釣をしている。 海の水は水深7mはあると言うのに 釣り糸の先についている 餌までも見えるのだ・・。
沢山の撒き餌をすると メダカのような大量の小魚が寄って来る。 この大量の小魚が まとまって動き回るので その固まりが怪物がうごめいているようにも見える・・。

この小魚を食いに寄ってくるデカイ魚を このおじさん達は釣りたいのだそうな・・。
で おじさん 獲物達を自慢そうに見せてくれた。



この鮮やかな魚は やっぱ南国だな~~! 
これって 食えるの? と訊くと・・「食える! 食える! うまいぞ~~!」 と返事。
「どうやって食うの?」 
「刺身でも 焼いても 唐揚げにしても なんでもいいべ~~。。」
今度 こんなトロピカルな魚を食ってみたいな~~・・。



これは “ジョリー” 怖がりで 寂しがりや。 フェリーにいっちょまえに乗船していた。 
でも私が手を近づけると Moose(私の息子夫婦の犬)とまったく同じように 噛み噛みをする。 私がいてて! と叫んでもお構いなしに 噛み噛みは続く・・。

毛はおじさん刈ってるの~? って訊いたら 刈らないとバリバリに固まっちゃうかんな~~ と言う。ボサボサの虎狩がまた すごくかわいい~~☆

異常な臆病者とおじさんは言ってたけど・・ 私とRogerには ガンガンアタックしてきて 相当のFriendly犬だった。
                 





いつもこのフェリーの常連らしく・・ フェリーの乗務員に 「ジョリーおりこうさんだね~~」 って声をかけられていた・・。

穏やかな海を静かに滑るこのフェリーには 常連達しか乗っていなかった・・。 観光客はあたし等だけだったかも・・。

島でも どこに行っても 人っ子一人いない・・。 まるで島全体が 寝静まっているようだった。

   

2014年3月16日日曜日

 朝目が覚めて・・・ 海の家(Chihiroちゃんのお父さん手つくりの家)の窓に下がっている布をめくると・・・ うを~~~!!! な! なんだ! これは・・。 

なんか 自分が今 どこにいるの~~? と しばし・・ 考えた・・。 

 慌てて・・ 外にでて 散歩・・・。 色んな人に出くわして 色んな物に出くわして・・・ アッと言う間に時間が経ってしまった・・・。

これは 海辺に立っていた木にくっついていたのだ・・。


 奄美大島にきたら・・ やっぱ ”大島紬”だべ~~ と 早速 実際にやっている所に見学。
これは 田んぼの泥で染めている所・・。

大島紬の歴史は 1300年もの長い物がある・・。 今は色々な新しい図案とかも出て 色も鮮やかになって来たが・・ 昔は かなり質素な図案だったらしい・・。

明治 昭和にかけて やっと 鮮やかな色を使いだしたとか・・。


 染めの工程も半端ない回数、 織の細かさ 繊細さも半端ない・・。 気が遠くなるほどの手作業が永遠に続く・・。 普通の気の短い人は絶対にダメだと思う・・。

着物が 数百万円もするってのが わかるような気がする・・。 あれだけの手をかけているんなら それは そうだろうな~~・・。

しかし 手にふれたあの絹の軽さは 素晴らしい感触。 なのに 布には張りがあるし・・。色には 何とも言えない深い色合いがある。 

地味そうであるが 着物にすると 艶やかであり 豪華さも半端ない・・。

工場見学が終わる頃は 布に触れるのも恐ろしく感じるくらい豪華な物だった・・。


 なんと! そんな 豪華な物を ふんだんに使った 着物を 私とRogerは 着たのだ~! ってか 着せてもらったのだ・・。

工場見学のあと Chihiroちゃんの実家に行くと ”CHEDO"(Chihiroちゃんのご家族がやっているビジネス、 美容室だけど Hairはもちろん メイクも 着付けも なんでもやっている)で 着せてもらったのだ!

Rogerの着物も 羽織も全部! 大島紬 そして 私の着物ももちろん! 大島紬。 軽くて やわらかで肌触り抜群! なのに パリッと形がきれいに出る。

Rogerは 高級スーツを着てる感じだな~~・・ って言ってた・・。

我等の両側にいるお嬢さん達は 保母さん。 今日は卒園式だったそうな・・。 彼女らもの艶やかさに囲まれて ジジババも ご機嫌!


 海の公園に Chihiroちゃんのお父さんが連れてってくれて そこでも また 記念撮影。 回りにいる人達が みんな 我々を見ていた・・ そして ニコニコしてくれていた・・。 こっちも 恥ずかしいけど・・・ でも なんだか ホントの自分ではなくて スターにでもなったって感じ。

こうなったら 普段の自分を忘れて 自慢げに スター気分になってしまった。 これも 又 大島紬の力を100%借りたからなんだけどね・・ww


 カメラマンは Chihiroちゃんのお父さん。 バチバチ 撮りまくり。 やっぱ カメラを向けられると こっちも 気取ってしまうね~~~・・。


 この公園 奄美ならではの植物がたくさんあって とても素敵な場所でした! 
本当に Hiromasaさん そして Chihiroちゃんのお母さんのKaekoさん ありがとう~~☆
すばらし~ プレゼントでした。 一生の思い出ができました。

追伸: Hiromasaさん つまり デカイ美容室の社長さん自ら 私のシャンプーをしてくれました。 いつもは シャンプーなんか 一切しない方らしい・・。 恐れ多い事です・・・。 

そして Kaekoさんのテキパキした 着付け! コーディネートの素早さと感の良さ 趣味の良さに舌を巻きました。 Kaekoさんについていた スタッフの方々のテキパキした動きも 目を見張る物がありました。 一切の無駄のない動きの 息の合った お仕事を見せていただいて これにも感服いたしました。

メークの方も そつのない扱いをしてくださり 本当にありがと~~! 

やっぱ 今日は スター気分だったな~~~~☆


 帰りに 雑貨屋さんに寄ったら・・ ハブを取る棒が売っていた。 この男の子が ハブの頭をはさむ棒で 実演してくれました。 Rogerの指が ハブの頭と思って 見てくださいね~~・・。

この実演をしてくれた 男の子のお父さんが おしえてくれたんだけど・・。 ここでは ハブを捕まえて 市に持って行くと 一匹3000円で引き取ってくれるとか・・。 冬場だと 4000円になる。

お~! いい小遣い稼ぎになるね~~・・ って私が言ったら・・ おじさん 命と引き換えにする小遣い稼ぎはしたかね~な~~ って言ってた・・。

ん! それは 間違いないな~~~!と 私も深く頷いたのでした・・ww


 今夜は豪華版夕食。 広島牡蠣どっさり! 甘エビ これがまた デカイ! こんなデカイ甘エビ 見た事ないで~~! でも 安かったんだよね~~。 
で 私のだ~~好きなきぬさやをいれた キノコのバター炒め。 キノコドッサリ 腹いっぱい食うと すごく幸せ・・・。
そして 甘い酒粕につけた大根 これがまた 美味いのなんの! 日本に上陸して以来 毎日食べてるって感じかな~~・・。

で 生のきゅうり。 ニュージーランドは 馬鹿でかいきゅうりでな~~んか 大味だけど・・ やっぱ 日本のきゅうりは 正しい~! きゅうりって感じで・・ これもまた 毎日バリバリ食ってる。

そして! 忘れてはならない Asahiドライビール! これもまだ ドッサリ Chihiroちゃんのお父さんから もらっちった・・ふふ・・。


 Chihiroちゃんのお父さん手作り 海の家のキッチン ちゃんと コンロがあり・・ 電子レンジがあり 冷蔵庫だってある! 外に又 手作り流しがあるのだ・・・。


寝室兼 ラウンジ兼 ダイニングルーム 今日は Chihiroちゃんのお父さんが貸してくれた ジャズのCDをずっとかけていたので なんか こじゃれた バーに行った気分になりつつ・・食事・・。

ここには テレビもある! んでもって ホットカーペットが敷き詰めてあるので・・ ホッカホカ☆

銭湯に行った帰り道・・・ 去年の日本での生活は 車が移動手段兼自宅って言う旅を数か月したけど・・・、今回は 帰る家があるって のは すごくうれしいね~~・・ と Rogerと言い合った。

いつも ここに戻ってくると 自宅に戻った気分で ホッとする・・・ うふふふ・・・。