2017年5月31日水曜日

ジャズコンサート

クライストチャーチの町も ひそかに・・そして確実に復興している!

そんな幸せ感を味わったこのコンサートホール。
バカでかい訳でもない・・豪華な訳でもない・・。

しかし! ハイセンスに質素ではあるが・・とても素敵だ・・。
心が落ち着くこの小さなホール。

クライストチャーチ市民として少し誇りを感じる・・。

本当に 昔・・クライストチャーチ大地震前に存在していた ”タウンホール”とは 全く違う。小さくて質素。
でもとても落ち着く雰囲気。

今夜はアメリカから来たジャズトリオの演奏。
ピアノとドラムが黒人の優しいおっさん
真ん中にベースの日本人のおっさん。
3人ともとても穏やかで且つ熱い! おっさん達だった・・。

やはり クライストチャーチと言う町は 着実に! 深い文化的社会になるべく突き進んでいる様に思えた・・。

田舎の土地へ久しぶりに行く




久しぶりに田舎の土地に足を踏み入れると・・まるで 知らない土地に足を踏み入れた様な気分・・。

土地の向こう側が真っ赤に燃えている・・
近寄ってみると・・紅葉の木だった・・。

この国では もみじを Japanese Maple Tree と呼んでいる。

つまり 日本にある あの”もみじ”は この国には元々なかったのだろう・・そして 日本のもみじを 誰かわざわざ ニュージーランドに 持ってきて それを 日本のもみじと呼ぶ様になったのだろう・・。

私がニュージーランドに移住して最初に住んだ家に大きなもみじの木があった。
大工さんが建てたばかりの家を買って・・その家にピッタリと寄り添うように繁っていたのが この Japanese Maple Tree なのだ・・。

その大工さんは この木が建物のスレスレの所にあって・・ものすごく建てるのに苦労した・・。
でも この木はとても美しいので・・傷つけ無いように慎重に建てた甲斐があった・・だって こんなにピッタリとこの家に似合っているもの・・。

と言ったのがとても印象的だった。 

そして この国では滅多に見れないこの木・・。 日本人である私にとっては 郷愁を覚える木なのだ・・。

その すっかり忘れていた・・木が なんと! この私の田舎の土地で燃えているではないか!

日本人のお前に出会えて嬉しい! とその木が燃えているようにも見える・・。

すっかり 真冬の様になって・・自然は冬眠に入っているのに・・この木だけは まるで生きてる様に私を歓迎してくれた・・。

寒い! 寒い! 陽が落ちるととたん!に 冷え込んで来る・・。
こうなったら・・やっぱ 火を燃すのだ!

おもいっきり 廃材をドラム缶にぶちこむ・・。
ばんばんと炎がでかくなると・・私の心もまるで”火付け魔”の様に うっひゃ!ひゃ! ひゃ!ひゃ~~ぁ~!! と 高揚するのだ!

2017年5月29日月曜日

今朝の散歩

今朝の散歩はひたすら町の方向に歩く・・・。
まだまだ真っ暗なのに・・車も多く・・人も歩いている・・そうなのだ! 今日は月曜日・・ニュージーランドは朝もはよから働くのだ・・。

そして 真っ白な椅子が沢山輝いていた・・。
これ等は クライストチャーチ大地震の際に亡くなった数だけの椅子なのです。
あらためてクライストチャーチ大地震の事を思い出し・・噛みしめ・・
皆さんのご冥福をお祈りいたします。

なんかこれを読んで・・本当にたくさんの方々の命が犠牲になった事を 傷ましく思いました。 今朝もクライストチャーチの町中心部は巨大な建築現場となっています。
嫌でも クライストチャーチ大地震の事を思わずにはいられません。

そして クライストチャーチの中心部で且つ 最も大切はChurchは今は まだ半壊のまま・・。再建か? 保存か・・? 賛否両論で なかなか決まらない。
この段ボールで出来た簡易Church(日本人デザイン)が 半壊のままChurchとして使用されてないのをこの三角Churchがやっているのだ・・。

建築現場に大きな水たまりが・・そこは カモメさん達の水遊び場になっていた・・。

ひん曲がってしまった排水口の隙間には沢山の砂利が挟まって・・・なんかきれいなデザイン

大地震後 取り壊しもせず・・かと行って修理は許されてない建物が沢山放置されている・・。
こんな建物が多くなって・・先日のニュースで 政府が乗りだして・・オーナーにどうにかしろ! と急き立てると言う事になったらしい・・。

町でみかけた塀は 古いドアを継ぎ合わせて作られた物。
芸術的で・・なんかステキなのだ・・。

大きな建物は にょっきりと孤立している。
普通は横壁は横の建物がふさいでいるから見える事はまずない・・。
しかし・・ここクライストチャーチでは 横壁が露わになった建物が沢山ある。
退屈なコンクリートに色んなアートペイントがほどこされている・・・。

本当に町を歩くと・・色んな所に遊び心が・・。
ここは ちょっとした空き地・・だからすぐ車が駐車してしまう・・。
それを避ける為に 色んな色の羊さんの形をした鉄の塊が置いてある。
かわいいし・・優しく ”駐車禁止”を言っているのだ・・。

地震後 本当にたくさんのコンテナが使われた・・。 ここはまだまだ コンテナが活躍している。
きれいにペイントされた 町中心部の商店街には 一番に復興して・・”コンテナモール”と呼ばれる商店街になった。

バスセンターの間前にあるのは 新しい駐車場のビル。
まだ 開設はしてない。
駐車場ビルはいつも すごく くら~~~い! 感じだが・・このデザインはとても爽やかに出来ている。

私がこの世にいる内にはクライストチャーチの町はまだまだ復興はされていないだろう・・。
でも 私の息子の代からは ここクライストチャーチは世界でも稀なユニークな町になるとの事で・・私はあの世から見る事になるだろう・・・。

2017年5月28日日曜日

朝の散歩

三日坊主にもならない・・一日で辞めてしまうのでは・・と懸念しつつも・・朝の散歩。

知らない人んちの塀・・ペンキが木の節の所で剥げてきている・・。 で その剥げてきている所を じぃ~~っと見入ると・・。

一つ 一つが 顔に見えて来る・・。
色んなキャラクターの顔なのだ・・。

寒い! 零下にもなる今日この頃・・。
ほおかぶりをし・・手袋をし・・ガチガチに縮こまって歩いていると・・人んちの塀の向こうに鮮やかなお花さん達が顔を出している・・。
この寒さの中で なんとけなげな・・。

私の友人の家の前を通る・・。
彼は本当にユニークな性格の持ち主・・。
教会から払い下げられた鉄の椅子。
もう使えないボートを逆さにつるして ひさしにしているし・・。
窓のお花も鉄で作っている・・。
窓の下に石が重なっているが・・これも 鎖がついてて・・昔は ぶら下がっていた・・。 オブジェとして・・。

彼の家の郵便受けは ガスボトルをカットして作られている・・。
その回りは 煉瓦を金網で囲んで塀になっている・・。
彼は材料を再利用する天才なのだ・・。
私も再利用・・中古が大好きだ。

これは・・? 氷? 雪? いえいえ バス停にあるベンチのガラスが壊されているのだ・・・。 週末になると こういう心無い人が夜中徘徊している・・。

ここは・・・クライストチャーチ大地震前は 大きな・・・広々とした公園だった・・。
でも 大地震直後 仮設住宅が沢山建てられた・・。
仮設住宅と言っても立派な一戸建ての家・・ちゃんとバストイレも普通の家の様にあって・・アンテナ・・物置まで 個々についているのだ・・。
車も一台停められるスペースも確保。 そして それぞれの家の回りはちゃんと塀で囲んである・・。
今朝見たら・・ほとんどが使用されていない。空き家になっている・・。
地震直後 住宅が建てられすぎて・・いま クライストチャーチはだぶついているのだ。
クライストチャーチ郊外に膨大な数の家が建てられたが・・それらもあまり人気は無い・・。
ビッシリと家と家がくっつくぐらいに建てられている・・。
でもあと 5分車で行けば・・ゆったりとした土地がゲットできるからだ・・。
なんか・・無駄に家が多く建っている 今日この頃のクライストチャーチ。

2017年5月26日金曜日

黄八丈

何年も私の裁縫布地箱に眠っていた・・・黄八丈の着物。

黄八丈の着物と言えば 高級品! しかし・・この着物は すんでの所でゴミ箱に入る所だった・・。

母が シミだらけだし・・破けまくりだし・・もうこれは 着れない・・とゴミの様に扱っていたのを・・私が ”おっと~~!” と言って 貰ってきたのだった・・。

それ以来・・じゃ~ このボロを何年も持ち歩いている私は・・なぜに? 持ち歩くのだろう・・。 決して着れる代物でも無い・・。

物をドンドン捨てると言う私なのに・・これだけは どうしても捨てられない・・。 自分の着物であった訳でも無い・・。

ただただ・・この 黄八丈の柄・・色・・に取り付かれて・・どうしようもないのだ・・。

で・・いま 本気断捨離をしている私は このボロボロ黄八丈に手を付けた・・どうやったら私のこの ”愛着的気持ち” と ”絶対に着ないし・・柄から言って洋服にも出来ない無用の骨頂” と言う完全に相反する気持ちと戦う事になる・・。

もう ここでこの戦いに挑まないと・・死ぬまで引きずっている事になる・・。 最近は 自分がいつ死んでも・・いつボケてしまっても回りが困らない様に本気断捨離・・と言うか・・身の回りの整理をしているのだ・・。

私が明日死んでも誰も回りが困らない様に・・。

で 私が死ねば・・この黄八丈はどう考えても 即! ゴミ箱行きになる・・。 私が死ぬまでの間に私の身の近くで何かの役に立たないだろうか・・?! と言う心の戦いが始まる・・。

そして 勝利の方法を発見! 今作ろうとしているベッドカバー兼掛布団のガワにする事を思いついたのだ!

毎日使う物・・でも すり切れまくっているこの布は手荒に使うとすぐ破ける・・でも 布団カバーなら手荒に扱う訳でも無い・・。

そして この黄八丈の美しい色は 私の目を毎日楽しませてくれる!

そして やおら 着物のほどきにかかった・・。

外から着物として見ているのと全くもって 違う・・・本当にシミだらけ・・あそこにもここにも・・どす黒く黒ずんでいる所もたくさんある・・肌が直接当たる所はほとんどどす黒い・・。

そして腕の付け根とか動きが活発な所等は 沢山の継ぎ当てがある・・。 ほころびではない・・完全に布が縫い目に沿って破けているのだ・・。

それを又 後ろから当て布をしてまで縫い付けてある・・。 何回修理したのだろう・・その度に違う色の糸が使用されている・・。

余程この着物がお気に入りだったのだ・・徹底的に着たおした感満載なのだ・・。

ほどく時に慎重にしないと 布まで破けてしまう程・・布は傷んで来ている・・。

あまりにも汚いので・・ほどいて洗濯する事にした・・。

そして陰干しされて乾いた布に 慎重にアイロンを当てて行く・・すると・・子供の頃に嗅いだ・・箪笥の中の香りがした・・。

その内に霧吹きをしてアイロンの熱を当てると・・ おしろいの匂いまでする・・。 でしゃばった香水の匂いではない・・懐かしい・・おしろいが懐の中からほんのり匂う様に・・漂うのだ・・。
縫いしろで一回も陽に当った事のない箇所がある・・そこはハッ!! とするほど真新しい布なのだ・・。
この布を触る度に ”絹ずれの音” シュッ!シュッ!と言う音がする・・。
今どきの絹の布は織り方のせいか・・とても柔らかい・・そしてどんなに絹100%であろうが・・この ”絹ずれの音”はしないのだ・・。

ほのかに漂う香りは・・私の好きだった叔母の匂いなのかもない・・。

もうとっくに亡くなった叔母だけど・・彼女の魂が生きて漂っている様な気すらする・・。

彼女がこの黄八丈をふんだんに来て・・色んな染みをつけ・・ボロボロになっても何回も修理してなじんで来たのを 私は今共有しているのだ・・。

最後に彼女に会いに行った時は まさに認知症がかった老人の一人暮らしで・・真夏の熱中症になるのでないか?! と言うくらいの暑さの中で電気炬燵をつけ・・風呂にも長期に入ってない悪臭を放っていた・・。

家の中は着替えが散乱し・・狂気の図だった・・。

しかし・・私が彼女を風呂に入れ・・掃除をし・・ご飯を作ったら・・取って置きの梅酒をきれいなカットグラスに注いでくれた。 そして私に乾杯をうながした・・。

満面の笑みを浮かべ・・最高にうれしそうだった・・。

そして 私に箪笥の中からもって来て見せてくれたのが ↓の写真だ・・。
私もあなたの様に若い時があったのよ・・・と笑いながら見せてくれた。

私が彼女の家を出る時は逃げる様にしてさった・・。その後は嗚咽が止まらなかった・・。
何もできない自分なのに・・後先考えずに行動してしまった自分の愚かさを後悔した・・。

2017年5月25日木曜日

ランプシェード

私の田舎の近くに小さな町がある・・。
その町に 明日この店は”店じまい” つまりもう閉めてしまう中古雑貨屋さんがあった。
何気に入ってみた・・。 チッコイ古そうなランプシェードがあった・・。
多分2百円ぐらいでゲットしたと思う・・。

最近やっと 自分のランプシェードの傘のぶっ壊れたのにその中古雑貨屋で買ったのを着けてみた。
思った通り! 透けて小さい蝶が沢山! 飛んでいた・・。

多分 誰かの手作りだと思う・・。
その誰かが この蝶の生地が薄いので・・ランプシェードにしたら浮き上がって来るだろう・・と言うのを見越して作ったのだと思う。

だって雑貨屋で私が見た時は ただの白い生地だった。
で 私は店で・・・外の近くに行って太陽の光に透かしてみたら・・なんと! とてもきれい!
って事でゲットしたのだ・・。

私の目論見通り!

今は私のベッドの横で 毎晩 ステキな光を放ってくれているのだ・・。

久しぶりに行ったよ~~!


Kinji 寿司レストラン
↑のレストランは 我等家族にとっては 特別の場所!

だから特別なイベントが無いと行かない・・。
で 行ったら絶対に大満足して 幸せな気分になって・・おまけに腹の皮がはち切れそうになって帰って来る。

今回は ニュージーランドの新鮮な魚を食べさせる為に友人のEさんにかこつけて出かける。 友人Eさんも・・口の肥えた彼女でも・・絶賛していた味でした!

全員大満足!

私の大好きしめさばが!!
ここは本当に他では絶対に食べられない物も普通に食べさせてくれるのだ!
お茶はほうじ茶しか飲めない私・・でも!
ここはほうじ茶が置いてあるのだ! ふんだんに熱い!のを持って来てくれるのだ・・!
私の為に置いてあるのかな・・?

スキャンピー!があると言うではないか!!
これも そんじょそこらにある代物ではない。
トロッとして・・甘い! 舌触り・・口にいれて しばらく至福の瞬間を味わう・・。

スキャンピーの頭(つまり握りにした以外の部分)を使ってみそ汁に!
またもやスキャンピーのいい味を味わえる・・のだ・・。
幸せ・・・!

最後にKinjiさんのHugを頂いて・・もっと幸せ・・!

2017年5月22日月曜日

市場はとってもにぎやか

毎週土曜日に開かれるマーケットはとても賑やか・・。
美味しい野菜、手作り料理、チーズ、サラミ、蜂蜜・・どれも 手作り感がいっぱいで どうしてもたくさん買って・・たくさん食べてしまう・・。
そして この場所に座っていると いい音楽が流れ・・サンサンと太陽の光が降り注ぐ・・。
今朝はマイナス2度まで下がったのに・・この陽だまりはウソの様に暖かい・・。
市場にざわめく人々を見ているだけで何時間も時間が過ぎて行く・・。

女性でもできる 薪割り機

暖炉で火を熾すのはけっこう大変なのだ・・。
着火には新聞紙と チッコイ薪がないと・・なかなか難しい・・。
でも 我が家には でっかい薪しか無い・・。

チッコイ薪作成には 夫に頼むしかない・・。
その夫は・・なかなか薪割りをしてくれない・・。
どうにか自分で出来ないものか?!! といつも思っていた・・。
ネットで調べたら・・
”女性でも楽々薪割り機!” と言うのを発見!

ネットで予約して 数日でこの鉄の棒が届く。
なる程・・この棒でチッコイ薪作成が可能になったのだ・・。

が・・やっぱ・・少しは力も腕力も必要・・。
不可能ではないが・・そうとう頑張る必要はある・・
おっりゃ~~!! と気合を入れて攻めないと そう簡単には割れてはくれない・・。

それでも・・以前よりは 夫を当てにしなくてもいい分すごくいい!

久しぶりにバスで町まで・・

いつも車で移動しているので・・バスに乗る事はまず!ない・・。
でも 今日はとてもいい天気なので・・バスに乗ってみよ~~! と言う事で出かけた・・。
バスは新しく立派! ちょっと驚く・・。
そして 座って横をみると・・なんと! これは 充電できるUSB差し込み口。
ま~・・時代も変わったもんだ~・・。

このカードは 水戸黄門の印籠の様な物!
ニュージーランドで65歳以上になればだれでもこのカードをもらえる・・・。
んでもって このカードをバスの運転手に見せるだけで・・無料でバスに乗れるのだ・・。
クライストチャーチのバス路線は かなり広範囲なのだ・・。
それでも どこでも行けるのだ・・。 
無制限に乗れるのだ・・。

お弁当を持って・・バス旅行を一日じゅうしてもいいのだ・・。

歳を取るのもそんなに悪くはないのだ・・。

クライストチャーチ町中心部。
まだまだ クライストチャーチ大地震後の工事は続いているのだ・・。

秋空はあくまでも青く澄みわたっていた・・・。

ステキなラテンの音楽を奏でているおじさん・・。
昨日 ブエノスアイレスからやって来たばかり・・。
CDを売ってたけど・・アルゼンチンタンゴのミロンガ(ダンス場)でライブもするらしい・・。

おじさん とってもフレンドリー 私の目を見ながら 恋の歌をギターで弾き語り・・。
私はメロメロになる・・。

町のコーヒー屋さん

足は未だに不自由

この足に履いているのは ”ムーンブーツ”と言われている代物・・。
言われてみると 宇宙飛行士が月に降り立った時に履いてたような・・・。

そのムーンブーツも遂におさらば!
普通に歩いてもいいと医者に言われて・・有頂天! だって・・どんなにこの日を待った事か!!

しかし・・・そんなに神様は簡単には許してくれなかった・・。
長期間の ギブスとムーンブーツのおかげで 左足の筋肉は衰え・・まるで神経が全くなくなった様な感じ・・。

左足を使おうと床に着けても・・足全体に力が入らない・・痛みも走る・・。
足がもう使用不可!の状態になってしまっている・・。 つまりビッコを引かないと歩けないのだ・・。 これには驚愕!

それに手術の所も痛むし・・。

医者は 数週間でよくなる・・とは言ってるけど・・そんな感じでもない・・。
相当腫れているし・・靴も履けない・・。

どす黒くなってしまった肌は 数か月したら治ると言った医者・・。
数か月したらちょっとはマシに歩ける様になるのだろうか・・? 心配だ・・。

2017年5月19日金曜日

旅は道連れ・・・

今 友人のEさんが 我が家に滞在している・・。

彼女と テレビ番組で・・色んな国に行って・・そこでその土地土地の産物で料理をして・・その土地の人達と楽しく過ごす・・と言うのを観た・・。

友人Eさん二人で・・お~! この土地 行ってみたい! そしてこの料理を食べてみたい! お~! この小さな裏町のレストランで これを食ってみたい! と ま~食い気満々!

田舎の市場で野菜を買って料理をしたり・・・のぉ~~んびりと旅をしてみたい! と興奮する。

「ほんとに お前 あたしと旅するか~~? 後進国へのハードな土地の旅もたくさん経験したし・・ もう私と一緒ってのは凝りんとちゃう?」 と訊くと・・。

Eさんは 「いや のりこさんと一緒ならどこにでも行きたい!本気!」と言う・・。

なんか・・思わず涙ぐみそうになった・・。

旅をすると・・イライラすることもある・・腹が立つ事もある・・。 色んな人が一緒に旅をしたあと絶交したという話もよく聞く・・。

が・・我等二人は どんな後進国の大変な所に行っても・・困難ばかりの連続でも・・二人で乗り越えて来た・・。

それを思うと・・たとえ何が起きても 二人で助け合ったら行ける! 大丈夫! と言う気がする。

今なら・・二人とも高齢期に突入してしまったが・・まだ食い気もある・・自分の足で歩ける。脳みそだって・・物忘れがひどいが・・まだまだ大丈夫!

Eさんが言う・・「食い気がある内が華! 食えなくなったら 旅どころの騒ぎでもないよ・・」 

然り!!

「病院に入って・・食欲も無くなったら・・墓場に直行だもんね~~・・旅だ~・・レストランだ~! とか言うのも全て!一瞬にして消えて無くなる・・ って事になるしね~~・・。」 と私も 深く頷く・・。

「もし! 私が病院で もう死期が近付いているから 医者がどこに行ってもいいよ・・って言って・・私が車椅子で 点滴しながら旅したい・・って言ったら 私を介護しながら 旅に連れてってくれる?」 と 友人Eさんに訊くと・・。

「もちろん! 介護しつつ一緒に旅に行こ~~!」 で 私の口に アイスクリームを突っ込んであげる!」と言う・・。

死ぬ程アイスクリームの好きな私だから・・・ たとえ管で胃に流動物を流し込まれて辛うじて生きている状態でも アイスなら食える! と彼女は言う・・。

泣きながら 笑い転げてしまった私だった・・。

自分の足で歩けて・・ちゃんと食欲がある内にしか まともな旅は出来ない・・・そしてそんな事が出来る時間はもう少ししか残されていないのを痛切に感じる・・。

夢で終わらせてはいけないのだ・・!

具体的に旅の準備をせねば・・。

2017年5月14日日曜日

闘い

田舎の小屋は もうねずみさん達の棲み処と化している・・。

一年前に田舎の土地を購入した時 ぶっ壊れそうな小屋だった・・その小屋の中は ねずみさん達が 大勢行き来して・・トタン屋根の隙間・・壁の隙間から ガンガン出入りして・・まるで ねずみさんの家に私が居候している様でもあった・・。

ねずみさん達は まるで私の侵入が不服であるかの様に・・私をジッと見つめ・・”お前 その内出て行けよ~”的目を向けていた・・。

でも すぐ夏が来て・・彼等の姿は全く見なかった・・。 多分 私が法的に小屋の持ち主になった・・と言うのを認識したのかも・・?

いやいや・・そんなこたぁ~なかった・・。秋になり・・初冬になった頃・・彼等は小屋を彼等の自宅と認識する・・・確固たる思いで戻ってきたのだ・・。 なんせ彼等は ”野鼠”なのだから・・夏は外に居ても寒くなると家に戻るのだ・・。

それから私と彼等との闘いが始まった・・。

久しぶりに小屋に行くと・・おびただしい程の彼等の糞尿! ガン! として彼等はその小屋は彼等の物である! と主張しているのだ・・。

なんと! 食料は乾物も含めた全て!冷蔵庫に入れて置いた・・が! 冷蔵庫にも侵入した形跡が・・糞尿が・・。

新品の冷蔵庫だから隙間がある訳でも無い・・ドアのパッキンゴムはピッタリと吸い付くの様にくっついているのに・・。 しかし! 私は見つけた・・直径1cmぐらいのゴムホースが冷蔵庫の中から裏に垂れ下がっている・・冷蔵庫の中に溜まった水を外に出す為の物・・。

そこから彼等は侵入したらしい・・。

大枚をはたいて ねずみが嫌がる音波のでる機械を設置‼ しかし・・その機械は全然利かない・・とか言うテレビのドキュメンタリー番組で知る・・。

で・・仕方が無いので・・ネズミさんを惨殺する毒をばらまく・・。 2種類の毒を設置・・しかし・・あまり効き目は無い・・。 相変わらず糞尿はすごい!

彼等の住んでる証拠はたくさんあるが・・彼等を一網打尽にネズミ捕りの籠に追い込んで姿を見て・・んでもって デカイ声で説教をしたい・・よって・・むかし私が子供の頃よく見ていたネズミ捕りの針金籠を買う! と言うと・・。

横にいた私の友人は それはダメ! 一網打尽にしたネズミを どうするの!? 殺せるか~~? あんたは! ネズミの姿を見たトタン! ”かっわいい~~!” とか言って飼い始める危険性がある! 絶対殺せなくなる!” と主張する・・。

ん~~・・それはありえる・・。

と言う事で・・私と友人は狂った様に・・小屋を掃除をし・・そしておびただしい殺菌剤をほどこし! まるで小屋の中は無菌状態の病院の匂いがするようになった・・。

掃除をしていた時・・一匹のネズミが ドアの下から現れ・・”や~~い! や~い!” と言った様にして・・床の隙間から消えた・・。”てめぇ~~! 人をバカにしおって~!!”

”てめぇ~~!みてろ~~!”と・・・私と友人は・・別の種類のネズミ嫌い超音波を出す機械だの・・毒てんこ盛り!状態にして小屋を出る・・。

明日からビルダーが入り・・小屋にはそぐわない程の立派な床とドアを設置することになった・・。 その工事が済めば・・その小屋への侵入箇所は1mmの隙間もない程の完全密閉小屋になるのだ・・。

私の勝利の闘いが終わるのも間近なのだ・・・。

2017年5月8日月曜日

Rogerの69歳の誕生日

69歳・・・キッチリ! と老人なのだ・・。
でも 本人は若いつもり・・。
このケーキ 甘く無い代物。 玉ねぎ、枝豆、ズッキーニ、ビートルート、チキンを入れて焼いた。そして・・クリームチーズにレモン、アーモンドの粉を入れたクリームでカバーした物・・。
なんせ 彼は人生で最高の体重、99kgになってしまったのだ・・!
って事で甘いケーキではなく・・栄養タップリの健康食品に仕上げた・・。
それを知らない彼は ロウソクを消し・・カットして 一口食ったら・・ひどく嫌な顔をしていた・・。

ディナーは魚の焼いたもの、イカ焼き、そしてデカマシュルーム。
最後に なっちゃん(嫁)の作ったティラミス(甘くて絶品!)が出てきて・・最高に幸福なデザートにありつけて・・本人満足度100%。
本人以外も大満足!

エプロン作成

日本からやって来た友人、 毎日おさんどんをしてくれる。
彼女はいつもキッチンでせっせと働くのだ・・。
料理をささっと作る名人。 
でも 私は彼女に貸してあげれる・・まともなエプロンが無いので・・作成する事にした。
彼女も自宅にあるエプロンは 使いすぎて・・シミだらけになって・・まともなのは一つも無い・・・と言う事で・・。
けっこうキッチリ! と勝負つけたぜぃ!的なのが仕上がった!

2017年5月6日土曜日

かぼちゃとカラオケ

今 日本からやって来ている友人のEikoさんが 我が家の庭のかぼちゃが気になって仕方がないのだ・・。
と言うのも 植えた訳ではないのに・・野菜の屑で作った肥料から にょきにょきと苗が出てきて・・それが立派に庭じゅうにひろがり・・そして でっかいカボチャの実がなった・・。
Eikoさんは しきりに ”あのカボチャたべよ~!” と言っている・・。
今日は遂に彼女はそのデカイ実に包丁を入れる。

そして カボチャスープは 一つのカボチャで10人分ぐらいできた。
新鮮なカボチャの香りがタップリ!そうとう美味のスープでした!
パセリは暗くなった庭に走って行って・・千切ってみじん切りにして・・。
強いイタリアンパセリの香りは もっとカボチャスープを幸せにしたのだ・・。

食後はカラオケ大会。
60年代、70年代の曲をてんこ盛り。
我等60歳代後半高齢者は この頃の曲にものすごく反応するのだ。
音はデカイスピーカーで大音量にすると・・マイクからの音もドンドンでかくなる。
曲の音に負けじ! と声を張り上げる!
家が震えるぐらいの大音量!
近所では多分 我が家で大宴会を大勢でやっていると思われるくらい3人が絶叫! ふりもつけつつ・・次から次へと懐メロ連続カラオケ大会。
終わった時は3人とも・・グッタリ・・。

田舎のカフェへ・・

今日は天を突く抜ける秋晴れ。
穏やかで風も無く・・・ただただ平和な日和。
こんな日に外の空気を吸わない訳にはいかないのだ・・。
車を30分走らせると・・まるでメルヘンの世界に入り込んだような田舎にたどり着く。
そしてそこには 知る人ぞ知る・・木々に囲まれたカフェが 隠れているのだ・・。
そこで 3時間 ランチ、 デザート、お茶しつつ・・おしゃべり。

そこのカフェの庭には色んなハーブや果物が生えている。
ここのフェジョアのデカイ事! 
やっとフェジョアの季節です。

カフェを出て フト向こう側を見ると・・ずっと穏やかな景色があった・・。