2019年12月6日金曜日

贅沢

私が初めて海外の土地を踏んだのが 47年ぐらい前のハワイだ。

今でこそ ハワイは誰でも行けるところであるが・・半世紀も前では 金持ちの特殊層ぐらいしか 行けるところではなかった・・。

もちろん! 貧乏の私がそこに行ったのは アメリカ人家族のベビーシッターとして雇われて行ったので・・自費ではない・・。

そして 泊まったのが 又 プライベートビーチを所有する超高級ホテル。 そして そのホテルは あのシェラトンホテルのすぐ横なのだ・・。

でも 私が驚いたのは トロピカルの花が惜しげもなく咲き誇るジャングルの中に藁の屋根の掘っ立て小屋が点在しているのが ホテルなのだ・・。

しかし そこは 紛れも無く高級ホテル。 一歩小屋に足を踏み入れると 超高級ホテルの設備・内装なのだ。

トロピカルの花が ベッドの上に飾られ・・・冷蔵庫の中には男性用と女性用のトロピカル花のコサージュが二つ備えられている。

つまり 男女は 夜のディナーは 女性はロングドレス等を着てドレスアップした際に 髪飾りとかして付ける花なのだ・・。男性はスーツに付けるコサージュにする為。

夜になると・・ハワイ原住民的な メイドさんが 男性女性と 高級民族衣装的なものを身に付け そしてトロピカル花も沢山身につけ・・ 女性は浅黒い肌のフライトアテンダント的に美しく優雅なメイドさん。

男性も同じくまるで 女性のメイドさんをエスコートするようにやってきた。

そして 何をするのか・・? と思うと・・ただただ ベッドカバーを剥いで 沢山ベッドの上にあるクッションを 取って仕舞う それだけの為に やってきたのだ・・。

二人がウヤウヤしく それだけの為にやってきたのが 私の中では 強烈な印象として残っている・・。

これが 高級ってやつか~~・・・と 生まれてはじめての体験。 もちろん! 貧乏育ちの私は チップを渡すことなんざ~~ 知らなかた・・。

なぜ今 この事を思い出したのか・・? と言うと・・今は 大自然の中に埋もれてすごすホテルがドンドン高級となっている。

超高層ビルで びんびかに整っているビルのホテルは 時代遅れになってきている。

そう思うと あの半世紀も前の私が泊まった 掘っ立て小屋風の高級ホテルは最先端を行ってたのだなぁ~~ と思う。

そして あのタンゴの友人が 自分の土地に小屋を自分で建てて住む・・と いうのが 一番の贅沢な事なのかも知れない・・・。

夢の園

先日 ニュージーランド南島のてっぺん地方のタンゴ集会に行ってきた。 そこには クライストチャーチ でのタンゴ集会の際はいつも我が家に泊まる友人が住んでいる。

彼女はいつも 「私はテントに住んでいるの」と言っているので ぜひそのテントを見てみたい・・とずぅ~~~っと思っていた。

彼女の働く ホテルの広大の敷地内に 高級なヴィラが点在していて・・ 広大な芝生と森の中を彼女は私の手を引っ張って行き 夢の園を見せてくれた。

潰れそうなそれも 相当ちっこい 一人用テントがやっと入る古い薪小屋とも言える小屋の中に そのテントがあった。 

それが 彼女のお城なのだ! 四方ふさがっている小屋でもない。 朽ちたトタン屋根と 3方が朽ちた木材で囲ってあるだけの小屋なのだ。

でも 彼女の小屋の周りはまさに! 森! そして 小屋の横には 沢山の野菜がグングンと育っていた。 彼女は野菜栽培もそこでしていたのだ。 それを自慢げに見せてくれた。

そこは 別天地! 完全なるプライバシーの元に 周りは大自然に守られ まさに 夢の園。

高級なヴィラが広大な敷地内に点在する所で働く彼女は 生活に必要な キッチンやバスルームは そちらを使っているので なんの不自由も無い。

自分の車も テントのすぐ横まで乗り入れられる様になっている。 自分の森に入れるゲートも 遠くにあった。

つまり 大きなお館に住む金持ちのゲートは館から ずっと離れている・・そんな様でもある・・。 彼女専用のゲートなのだから・・。

そして 彼女は そのうち自分の土地を買って・・そこに自分の小屋を自分で建てる と息巻いている・・。 もうすぐ 小屋建設方を学ぶコースに行くという・・。

いつもタンゴの舞踏会では 洗練されたドレスをとっかえひっかえ身につけ・私もあんなのが欲しい! と思うような靴を履き 洗練されたダンスを優雅に踊る彼女からは 想像も付かない世界で生きているのだ。

私も一緒に彼女の夢の土地で、夢の小屋の建設を手伝わせて貰う事にした・・。
今から そのことを考えるだけで ワクワクしてくるのだ・・。