中南米と言うと もう~~! カフェ・コン・レチェ。 スペイン語をやりだして・・
カフェは コーヒー
コンは 英語で言うと With
レチェは ミルク
つまり ミルクの入ったコーヒー。
それがま~ 色々ある・・。 すでにミルクがタップリ入ったコーヒーになっていたり・・。 下手するとそれに砂糖がドッサリ入っていたり・・。
なんと言う事はない・・ラテ ではないか・・? フランスでは 朝御飯には必ず 熱いミルクにコーヒーを入れて飲む。 それにフランスパンを浸して・・・。
んじゃ~ 最初から ラテって言えばいいのに・・。 そこはそれ・・ お国が違えば同じもんでも 呼び方は違って来るって言うもんで・・。
それが冷たかったら・・コーヒー牛乳じゃん! って思ってしまう・・。が それを言っちゃ~なんか コーヒー好きの人が気分を害しそ~~・・。
南米に入ってから 安食堂で ”カフェコンレッチェ”って頼むと いきなり熱いミルクが出て来る。 で ドスン!と ネスカフェインスタントコーヒーの粉が 胡椒いれのドデカイ版ってのに入って出て来る。
つまり 熱いミルクにインスタントコーヒーの粉を胡椒を振るみたいにかけて 混ぜ混ぜしてのみなさいよ。 って具合だ。
砂糖もあるでよ・・入れたいなら入れて飲みなよ・・ってな具合。 ま~それで 1ドル半ぐらいの料金だから文句は言えない・・・。
カフェイン中毒の夫は 向こ~~う!のウジャウジャ人がたかっている辺りにある・・マクドに行く! と騒ぎだす・・。 なんで? と言うと コーヒー!と叫ぶ・・。
私が あんなとこ行っても 行くだけで時間かかるし・・ すごい人だから 相当の時間並んで時間がもっとかかるよ・・。 それより その辺に高級ホテルがあるからそこのロビーとかにいこ~~! 暑くて死にそうだし・・。ちょっと座ってユックリしたいし・・。
夫もおっしゃ! そっちに行こ~!と 反対側に歩きだしたが・・さっき見たホテルがない・・・! ん~~・・ と思っていたら・・目の前に腐ったような小さな看板にホテル・・と書いてある・・。
でもって窓から覗いてみたら・・”食堂”って感じの場所がある・・。 でもって古びた棚にコーヒーcupとかが沢山並んでる・・って事はここはコーヒーを出す所に違いない!
中に入ると・・テーブルと椅子は沢山あるが・・全然人がいない・・ やってる? って店員に訊くと・・やってると言う。
クーラーガンガン効いているし・・ま~汗も す~~! と引いて来る。 ま~ここに入れただけでも ここに座れるだけでも しあわせ~~! と思っていると・・。
”カフェコンレチェ” ある? と夫は すかさずウェートレスのお姉ちゃんに言うと・・”ある!” と言う。
夫はも~~ニマニマ! 完全にカフェイン切れの彼の体は インスタントコーヒーの粉微量でも甦るのだ!
昔日本に行ったとき・・京都のバッパで・・死にそうになって 倒れそうになった夫・・。 そのときは 夫自身も自分がカフェイン中毒と言う自覚は一切なかった・・。
私が もしかしてカフェイン!? と言うと・・そんな事ないよ~~・・と夫は否定する・・。
古びた日本家屋の台風が来たら即吹き飛ばされそうな小さなボロ屋が 我等のバッパ。 そこのキッチンの棚に インスタントコーヒーのジャーがあって・・底の方にちょっとだけ粉が残ってた・・。
そこにお湯を注いで 粉を溶かし・・ぬるいけど・・湯のみに入れて夫に飲ませると・・
なんと! 彼はその微量のインスタントコーヒーの粉で甦ったのだ・・!
もう10数年も前の話であるが・・そのカフェイン禁断症状からの復活談は今でも彼の脳裏に強烈に刻まれている・・。
でだ! この腐った食堂のような所で出て来たのが・・。 でっかい銀食器にあっついミ
ルクタップリ! そして強烈な香り高いコーヒー濃縮液。 コーヒーカップに自分で コーヒーとミルクを自分で混ぜて飲んでね! ってな具合。
見てる私にもその濃縮されたコーヒーから ぶんぶん!といい香りが漂って来る。 夫は うまい! ニマニマ! うまい! ニマニマ!を繰り返しつつ・・タップリと 3杯の最高のカフェコンレッチェを楽しんだ・・。
それで 1ドル半の料金。 ん~~・・・。 ワケわからん・・・。 でもま~~ 誰もいない・・我等専用食堂で 涼~思いもして・・ カフェのいい香りに包まれて・・ すごくいい時間をタップリ過ごさせてもらったのは 確かだ・・。
あれ以来 色んな所で ”カフェコンレッチェ”をオーダーしているが・・ あの時の 最高の物には 2度と出くわしてない・・。 あれは 最初で最後の物だったのだろうか・・?
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