2014年11月25日火曜日

Arigentina タンゴダンス


アルゼンチンタンゴのダンスに惹かれて何年も経つ。 一時は ”The tango lesson" と言う映画を観た。
ダンスの素晴らしさに舌を巻く・・。
ちょっとあこがれて アルゼンチンタンゴを習いに通った・・。
が・・そう簡単に踊れるダンスではないのを 学ぶ・・。
以来・・やるなら本腰を入れてやらないと・・。と思うようになる・・。

が・・ そう簡単に問屋は下ろしてくれない・・ 結果 やはり アルゼンチンタンゴと言う物は 私の憧れで・・終わってしまった・・。

ブエノスアイレスに着いた時に・・あの! ”The tango Lesson"の 舞台になった店があると聞いて 早速出掛ける・・。

重厚な木材でできている壁は相当の威厳を持っている・・。

私が写真を取るべく・・回りのテーブルの所で ウロウロしていたら・・老人の男性がわたしに”踊りませんか?” と声をかけてきた・・。

え~・・っと あたしタンゴダンス踊れないけど・・。 昔は相手がリードしてくれたら・・うっとりして自然に足が動いたが・・ 今はすっかりステップも忘れてしまった・・。

が! 

んな事はどうでもいいのだ! 取り合えず あの私の憧れの映画の舞台で・・踊れるチャンスがあった と言うだけで あたしゃ~~大 大! 満足なのだ・・。

えぇ~い! どうでもなれ! とばかりに ”シー”(Yes)と言う・・。
が・・彼は私に連れがいるか・・・? 訊くので これまた・・”シー” と言うと・・ 私の夫の所まで行って・・

丁寧にお辞儀をし・・彼女を御借りしていいでしょうか? とのたまう・・。
夫が ”ど~ぞ! ど~ぞ!” と言って・・やっと 躍りだす・・。

いや・・躍り・・ではなく・・結局私の足はこんがらがってばかりで 何一つステップは覚えてなかった・・。
彼はさんざんな思いをする・・。

が・・それはそれ・・ジェントルマンの彼は その辺の事には一切触れず・・又又私を夫の所まで 誘導し・・ 丁寧に ”奥さまをお返しいたします” とばかりにお礼を言った。

後で聞いた事によると・・ カップルの人を借りる時は そういう風に丁寧にするのは当たり前のマナーなんだそうな・・。

それにしても・・ 私は あの憧れの映画の舞台で その床の上で タンゴの音楽に乗って・・むちゃくちゃではあったが・・ 踊ったカッコウができただけで・・大満足だった!




メインドアの美しさも半端ない・・。


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