2014年11月1日土曜日
チリ サンティアゴの安宿
サンティアゴのは今まで旅していて 物価が一番高いかも・・? いままで 二人部屋の個室が2千500円止まり・・ それ以上は高! って事で鞍替え・・。
でも ここは・・どんなネットをみても二人の個室が3千円以下って事はない・・。 ま~一人旅なら 個室でなくても相部屋でいいので・・相部屋だと 1200円ぐらいでもある・・。
でだ・・ 私の奥の手は もう宿紹介サイト つまり Booking.com Hostelworld, Hostels, Lonlyplanet とか・・・ (ま~~ 後方に書いた3つは全部連結されているんだけどね・・。
つまり 情報は全部同じと言う事で・・)は使わない。高いのだ・・・。
南米は やっぱ 普通Booking.comが がぜん! 便利・・。
だが・・チリの場合はちょっと違う・・ ネットサイトのどこをどうみても やっぱ高い! 現地にやって来て・・やっぱ チリは物価が高いので 必然的に全部が高くなるのは仕方ないらしい・・。
でだ・・ 日本人の日本語ブログで紹介している・・ま~ここもサイトではけっこうメジャーな日本人宿を見つけた・・・。
安宿と言ってもやっぱ二人部屋の個室は3千円はする・・。 仕方がないので・・ 初のドミトリーつまり相部屋に挑戦! それだと一人1200円 二人でも 2400円になるから 我らの予算内に収まる・・。
さて・・・ここサンティアゴに来て泊まって居るところ 最初宿についた時はオーナーが出掛けていて・・ と言うことで・・そこの住人になっているアイスランド人のおにいさんが 我らを迎えに出てくれた・・。
彼は昔この宿の管理人もして居たこともあり・・ この宿の事に関しては知らない事はないぐらいに知り尽くしている。 でも今は宿の住人であって・・管理人ではない・・。 他にも色んな人がいたが・・ 彼だけが英語を話すことができるので・・ 我らは彼に質問することにした・・。
彼は色々この宿について話をしてくれた・・オーナーはそうとうの頑固物で自分の言う事に少しでも反論する人には激怒して叫びまくったりする・・。
細かい事まで 文句をいい・・それに従わないと機嫌が悪い。 追い出した客も何人もいるらしい・・。
日本人宿と言われているので日本人ばかり・・と思っていたが・・一人もいない。彼がいうには 日本人は確かに多い・・と彼は言っていた。
でだ・・ 日本人は誰も口答えする人いない。よってそのオーナーは日本人を好むと その若者は言っていた・・。 日本人客に対しては 愛想もいい代わりに 客なのにあれしろこれしろ・・と 用を言いつけたりもする。
でも日本人は絶対にそれに反論する人は一人もいない・・よって彼は日本人が大好きなのだ・・。 と彼は言っていた。
今 ステイしている住人で 昔の彼の奥さん家族もいた。 つまり離婚した奥さんが 新しく結婚した旦那も一緒、 その旦那と出来た小さい子供も今住んでいる。
奥さんはそのオーナーとの間に出来たティーンエイジの子供も又 元奥さん等の家族と一緒にその宿の人部屋に住んでいるとの事・・。
訳わからん・・。 とその若者は言っていた・・。ま~確かに・・! 私もよくわからん 理解しがたい状況だな~・・。
その奥さんがキッチンで調理をしていたら・・オーナー つまり彼女の元だんが色々話しかけると・・まるで古女房のように接していた・・。
今の旦那になった男は私は見ていない・・もしかして・・奥さんは元のサヤに収まりたいから戻ってきた・・? 真相は誰もわからない・・。
オーナーと元奥さんとその子供達は みんなでまるで一家のように食事をしているのをみたら・・ふ~~・・相当ワケわからん・・って感じだったな~~・・。
その宿の話に戻そう・・・もう一つ・・そこらじゅうに張り紙があり・・全部日本語で書いてある。
・壊したりしたら弁償してもらう
・このドアにはさわるな
・このドアは使用中以外は絶対に開けて置く
・油料理は避ける
・洗剤水が彼の溜めているボールにはいれるな。 そのボールは流し全体にある。 よって洗剤を使用する場合は そのボールを流しから出さなければならない。
・部屋で飲食はするな
・夜9時以降までベッドの用意はできないからその前には要求するな。
・水道水は安全だから飲める。が 飲料するには危険らしい・・。
・毛布には直接肌を付けるな。 必ずシーツを使え。
と言う張り紙が ま~~ コピーして何枚も何枚もそこらじゅうにはってある。
そのアイスランド人の若者は水道の水は危険! と言っている。 オーナーの言う事を鵜呑みにしてはいけない・・。 サンティアゴの上水道の水はそうとうのケミカルとか入っていて・・人体に害があるので・・僕は絶対に飲まないね! 一切飲んだ事もないと言っていた・・。
オーナーは自分の意見以外の人間は全部間違っていて・・ 自分の考え 自分の宗教、自分の哲学が絶対的に正しくて・・それ以外の人の意見を強烈に毛嫌いをする。 よって 深い話は絶対に彼としてはいけない・・。
と言っていた・・。
現にそのオーナーが戻ってきたら・・・その若者はオーナーとは顔も合わさないって言う行動を取っていた・・。完全にそのオーナーを避ける行動になっていた。
で 我らはそのオーナーにトクトクと注意事項を講義され・・夫と私はその注意事項を真剣に聞いて覚えなくてはいけい・・! って感じだった。 確かにそのオーナーは細かい事でも自分の気に食わない事があったら・・怒鳴ったりするのかもな~~・・って感じがした・・。
シャワーをする時に気づいたのだが・・ シャワーで洗濯をするな! 洗面所で手洗いの洗濯はするな! 洗濯機は使用禁止! とベタベタと禁止事項が貼ってあった・・。
が・・・外には客の物であろうと思われる洗濯物がけっこう干してあった・・。 あれらはどこで洗ったのだろう・・・? 不思議だ~~・・。
シャワーの床はヌルヌル・・・ゴミもある・・他の長期滞在者の使いかけのシャンプーやらリンス、石鹸他もろもろのゴミ・・つまり空のシャンプーの入れ物やら・・石鹸の包み紙やら・・完全にゴミと思われる物が散乱・・。それ等をちょっとよけて入らないと オチオチとシャワーができない。
天井から壁から 真っ黒なカビがはびこっていて・・白いのが黒とかグレーとかになってしまっている。 天井が腐って落ちて来るのを 画鋲みたいので・・段ボールをくっつけているところもあった・・。
洗面所も白くなく・・垢が回りにこびりつき・・その垢が100年間積み重なって歯で言えば歯石のようにこびりついている・・。 さわるのも気持ち悪い・・。
中南米のトイレは基本 トイレットペーパーをトイレに流してはいけないのだ。 流すとすぐ下水道が家じゅうの下水が完全に詰まり・・大変な事になる。
なので海外から来る観光客もこれだけは絶対に頭に叩き込んでおかなければいけない。 よって・・どこのトイレにも必ずゴミ箱が設置されている。
でそのゴミ箱にウンコのついた紙をいれるって事になる・・。 なのでどんな所でもゴミ箱はちゃんとした蓋がついているのが普通。
だが・・ここの宿のゴミ箱は蓋がない・・! でだ・・私が入った時は ウンコのモロついている紙が ゴミ箱てんこ盛り プラス混み箱の回りは ウンコ紙大散乱・・・!
げげ~~!! って事で 他のトイレを探したわさ~~・・。 ましなのがひとつだったおで 命拾いをしたここち・・。
そしてどこのトイレも トイレットペーパーはついていない・・。 つまり自分でトイレットペーパーは買って トイレに行く度に持参しないと用は足せないって事になるのだ・・。
まだある・・ 私がベッドの下にデイパックを突っ込んで出掛けた・・。人目にあまりつかないように・・。 でもって 帰って来て・・そのデイパックをベッドの下から引っ張りだしたら・・そのデイパックが ゴッソリと膨大な埃をくっつけて出て来たのだ・・。
げげ~~! とビックリし・・ うんざりしながら・・埃を落とすのにすごい大変だった・・。
寝室やら ダイニングやら台所やら・・も~人が動く所以外には色んな物が埃を被って放置されている。ゴミなのか・・? 後で使うつもりで置いてあるのか・・ きちんと置いて有るわけでもない・・。段ボールの空のなんかも汚く角に追いやられている。
昔管理人をしていたその若者曰く・・・オーナーは洗濯機に洗剤を入れて 洗っても 濯ぎをしない・・ ちょっと水が少なくなったら足して・・又同じ汚い水で別のシーツを洗う・・。
相当不潔な洗い方で・・僕はここのシーツは気持ち悪くてさわれないね・・と言っていた。
私が 「なぜに 全部のベッドにぐちゃぐちゃのシーツが置いてあるの?」と訊いたら・・あれが彼の言う洗ったシーツさ~! 生乾きだけど あ~やってベッドの上に放置してたらその内乾くって寸法で放置しているのさ・・。
彼は掃除ってのは全然しないね・・。 汚いのなんの・・。 と彼は言う。
でも元の奥さんが今はここに住んでいるので 奥さんが掃除洗濯全部するから 大分いい状態だけどね・・と若者は言っていた。
その若者はここに”住んでいる” なぜ? なぜ他の所に住まない?と言いたかったが・・。なんか彼の気に入ってる事がこの宿にはあるに違いない・・。それは 私が発見した事とほぼ一致すると思う。
それらの事項は 一番最後に記してあります。
夫が そのオーナーに 「あのアイスランド人の若者が色々観光の事とか情報を教えてくれたよ」 と言うと・・ オーナーは 「彼はチリの国の事は何も知らない・・自分よがりの事しか言えないから 彼の言う事は全然信用するな! その点 僕は経験豊かだから 誰がどんな事を知りたいか どんな事が好きなのかを判断できて その上で色々相談にのってあげるからね。」 と言われた・・。
あとで 夫に 「ダメだって~~! あのアイスランド人の若者の事を口にだしたら・・!」と叱っておいた・・。
そして その若者の忠告通りに 宿代も先払いにした。 その忠告とは・・ オーナーは金払いの良い客にはすごく機嫌よく接するよ。 それってすごく歴然とみれる・・。
オーナーが後でもいいよ・・って言ったら・・夫が 「そ~・・じゃ~後で・・」と引き下がるから 私が 目配せして ”今! 今払え!” と眼力で支払いをさせた。 やっぱそれは正解だったかも・・?
さて・・ しかし 我らはまだ この宿にいる。 今日泊まれば2泊連泊となる。じゃ~なぜここにいるのか・・? 多分あの若者が長期に住んでいる理由とほぼ一致すると思う。
①ネットが部屋でもガンガン繋がる。
旅は特に長期且つ貧乏旅行はネットの情報とネット予約だけで動いている。ネット環境の悪い所だと もう先に進めない。
②ドミ(相部屋2段ベッド)だがとりあえず夫と二人しかいないので ツインって感じだから。つまり安い!
長期滞在者 長期旅行者にとっては宿代は死活問題なのだ・・。
③無臭 臭いに勝つのは不可能 逃げるしか方法はない。
④静か! 町のど真ん中だけど・・ここだけは特別区域で車の往来ができない所だからか・・?
まるで森の中で寝ているように静かだった・・。 ふとニュージーランドの自宅にいるのではないか? と思うほど なんの音もしない。
⑤近くに生鮮市場がある。
旅をしていると生鮮食品に飢える。 市場があると その土地の特産物にも出会える。 色んな物を食べてみる事ができる。 新鮮でスーパーのケミカルまみれの物とは全然違う。
⑥台所がある。市場から買って来たのを調理して食べれるのは私にとっては 知らない土地への旅の一番の醍醐味だから 台所の存在はかなり重要ポイントなのだ。
私の必要な”絶対条件” をほとんど満たしている・・。
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