山姥になって 3日目

５分歩くと・・せせらぎが・・。　水が流れているのを見ているだけで・・心が活性化するような・・。

真夏の暑い時期なら　ゴム草履だけで　サブサブ言わせて・・川の中を歩くのだが・・。

な！　なんと！　って言うか・・たいした事はないのだけど・・　私にとっては驚異的な事が勃発！　ここ何年も　どんなに長くても5時間以上も続けて寝た事はなかった・・。
それがだ・・　車の中で　ゴウゴウと言う風で車が揺れるのにも関わらず　8時間寝た。

真っ暗で電気もないから　仕方ないから　ねるか～～・・と思った・・次の瞬間　寝ぐらの窓の外は　朝焼け・・。　ん～～・・・奇跡だ・・。

気をよくして・・朝の散歩。　きれいな花が　やんや　やんやと咲いている・・。

たった　１５分のWalking　Truckを行くと・・ここが突き当たり・・。　ほ～～　国定公園管理局は蜜蜂も飼っているのか～～・・・？　蜂蜜はどうするんだろうか・・？　と考えていたら・・　どっかの会社がこの土地を借りて　飼っているだけだった・・。

早朝のトレッキングは　うっそうとして　薄暗い中を歩く・・が・・下界の方をみると　サンサンと朝日が当たっているではないか・・。

一泊＄6　5百円ぐらいで　泊まれるキャンプサイト。　ちゃんとトイレもあるし・・飲み水もあるし・・。　トイレットペーパーだって　しこたまある・・。　誰も盗む人はいない・・。　ぬすも～～とか考える人はこんな所には来ないのだろう・・。

健全なOutDoorを楽しみにだけ来るのだから・・。

大きい方の半切れに　自分の詳細を書いて　宿泊費を小さいビニールの袋に入れて　備えてあるチッコイ郵便受けみたいな所にいれる。

んでもって　もう一つの小さい半切れも自分の詳細を書いて　自分の車なり　テントなりにくっつけて置く。

南米で買った　マテ茶用ストローが　重宝する。

直接お茶っ葉をカップに入れて熱湯を注ぐだけ・・。　ストローの先には　お茶濾しがくっついているからだ・・。　と言うことで・・　なんと急須が不要なのだ。

が・・ストローが金具って事で・・熱湯を入れてすぐすすると火傷をする。

荒熱をとってから吸うべし！

今度は　夜１０時頃には寝てしまう・・　何回か夜中目が覚めたが・・満天の星が瞬いているのを見て・・・あ～まだ　夜だ～～・・と思った次の瞬間又寝に落ちた・・。　それが2・3回あって・・　次に目が覚めた時は　サンサンと朝日が注いでいた・・。　10時間以上寝た事になる・・。　

ニュージーランドには　観光客は全然知らない　”サンドフライ”　ってヤツがいる。ちびこい　”ぶよ”のような物。　見かけは・・。

が！　これに食われると・・猛烈な痒みが起こる・・。　でもって　それが　半年・一年と続く・・掻ききって　皮膚がケロイド状態になってしまう・・。　それでも痒い！　

アレルギー体質の人は　十分に気をつけてくださいね～～。

が！　不思議な事に現地人ってのは　免疫があるのか・・？　食われてもどうもない・・。　あれは不思議で仕方がない・・。

あまりにもサンドフライに食われて・・体十に毒が回り　熱が出て　抗生物質をタンマリともり・・そうそうに帰国した人に出会った事がある・・。

我息子は　手の甲に数ヵ所刺されて　手がドラエモンになったのだ・・。

しかぁ～～し！　この　”金鳥の夏”の香取線香はスゴイよ～～！　
ちょっと車のドアを開けっぱなしにしていたら・・ワンサとサンドフライが入って来た。　ドアを慌てて閉めて・・この香取線香を炊くと　1分ぐらいで　すっかりサンドフライは消える。

ずっと前　山のバッパの白壁にベッタリとちっこい虫がいたので・・この香取線香を炊いて・・ちょっと出掛けて帰ってきたら・・　全部の虫が床に落ちて死んでいた・・。　物凄い効き目！