Havana in Cuba #8

どこを見ても　どこを向いても　汚く　薄汚れ・・　朽ちて　崩れそうで・・。　人がいる所は臭く・・。

だが　上をみると　空は美しい～！

なんかホッとする・・。

産業も発達してなくて・・　工場もない・・。

車だって・・ほとんどない・・。

空気が澄み　空が青いのだけは　なんか救われたような気分だ・・・。

ツクツクはオートバイのエンジンがついている。　もちろん車のタクシーもいいエンジンがついている・・。

が・・　人力車には　ど～しても乗る気にはならない・・。　どんなに暑くて・・汗ダラダラで　しんどくても・・　早く宿に戻ってクーラーの下で涼みたい・・　と思っても・・　この人だって　アジアジな訳で・・。

で　この人は　一人運んだらすぐその後　クーラーの部屋で涼む訳ではない・・。　骨と皮になっても働く人もいれば・・肥満で病気になる人もいる　この時代。　おかしな時代だ・・。

キューバでは　車のタクシーの運転手はこの免許証が必要だ。　国が発行するタクシー運営許可証。

いつもは　英語も全く話さない　おっちゃん　じっちゃんしかタクシーの運転手は見たことがないが・・　今日は若いさっそうとしたお兄さんだった。

我らが英語を話さなくても　最初から丁寧な英語で我らに応対する。　どこで英語勉強したの？　って言うと学校と言う。　最近まで大学で　コンピューターサイエンスを勉強していたと言う・・。
どおりで　スマホなんてこの国に来てあんまり見てないのに・・　彼のポケットからスマホが出てきて　ナビに我らの告げた住所をいれる。

躊躇なく走り出す・・。私がネットに繋がるの～？　と訊くと・・繋がってない・・と言う。　でも　キューバ全土すでにダウンロードしてある・・と言う。　他にも自分の好きな音楽とかゲームとか色々入ってるよ・・・　と世間話もしてくれる。

この国は　まともな仕事はない。　せっかく大学で勉強しても　それの生かせる仕事は
皆無と言う。　かと言ってアメリカに行けるか？　と言うとそう簡単な物でもないらしい。

アメリカ人ですら一回キューバに来たら　帰国時に大変な目に合うと言う事を聞いた事がある・・。
アメリカとキューバの国交は　思った以上に難しい状況のようだ・・・。