2016年9月23日金曜日

地獄のローカルバス スリランカ

HaptaleからBatikaroaまで地獄のローカルバス・・。
なぜ地獄か・・? 暑い! 35度以上の温度で・・・走っている時はま~いいが・・止まるとバスの中はオーブンになる・・。
臭い! 長距離バスなのにトイレなんて物はない・・ってんで 座席辺りで尿をするやからがいるらしい・・亜熱帯気候のバス垂れ流し尿の臭さは吐き気を催す・・。

今にも壊れそうなセコハンの又セコハンジーゼルバスは揺れる! 半端なく揺れる・・! まるでシェーカーの中に入れられた様になり・・内臓がグチャグチャになりそうです。確実に酔います・・。

それに東南アジアのローカルバスもそうだったけど・・なぜにあんな爆音演歌を流しながらをバスは走るのか・・!? 腑に落ちない・・。

とりあえず この経路は列車もなければ 先進国にあるような長距離バスってのは無い・・。 それに普通の観光客はこんな経路で移動はしない! それがま~我々の取った経路だから仕方ないっちゃ~仕方ないのだけど・・。

一本のバスでもない・・乗り換え乗り換えで行くのだ・・。 それも次のバスはエアコンがある! と必ずバスの車掌は言う・・。 必ずそれもウソ・・。知らんならいうな! と言いたい・・。 次に我等の目的地に行くには もう一つ多くバスに乗らないといけない・・と言うのを何回も言われて・・結局何回乗り換えた事か!
結局全行程12時間ぐらいかかったかも・・?

一回はその日に着けないので泊まりも入った・・。
とりあえず完全現地人の足のバス・・なので料金は100km行こうが200km乗っても・・どんだけの長距離だろうが・・100円とか150円ぐらいのバス料金・・。
ん~・・・後進国ってこういう事なのね・・。

昼間は灼熱の太陽。バスがメチャクチャに交差して停車している乗り換え地点。
待合室なんて物はない・・・。 日蔭も無い・・無い無いづくし・・で 頭がクラクラ・・。
もちろん アイスクリームなんて 絶対に無い! なんせ冷凍庫ってのを田舎では・・と言うか我々が訪れたどの地も冷凍庫のある店を見た事がなかった・・。 どんなに長い間アイスを夢見た事か!

*これは余談だが・・スリランカの旅も終盤のClomboの大都会のスーパーでアイスを見た私! 2リットルは食いきれない(宿に冷凍庫なんて絶対に無い!)から 涙を呑んで1リットルのアイスを掴む・・横で相棒は500mlのアイスを掴んで・・”これに’したら・・?”と言った時の 私の恐ろしい目は忘れられない・・といまだに彼女は言う・・。 彼女はそのあたしの恐ろしい目で ぽろっと500mlのアイスを落す・・。

バスの切符売り場・・と言っても出店の様な腐ったブースだけど・・そこの裏辺りが木陰になっている・・。 無理やりそこに押し入ったら・・お~! バスの車掌さんやら バス停の人達が頻繁に出入りして 飲んだり食ったり タバコを吸ったりしているのだ!
ここだ~! 椅子があったので座っていいか?と言ったら・・いいよ! ってみんなニコニコして言ってくれた。
地獄に仏・・ここでちょっと一休み・・ってか次のバスは3時間後だから ちょっとだけではなく3時間は休んだ・・。 もしこの場所が無かったら死んでたかも・・? 

私等が休んでいた所はちょうど食堂の裏にあたる。 ここで食堂で出す食べ物を調理しているのだ。真っ暗な土で出来た洞窟の様な建物・・。
私は興味津々で覗いてみた・・。 
このおじいさんは ドウナッツの様な物をたくさん揚げていた。

真っ暗な中でも目が慣れてくるとなんでもよく見える・・。
そしてみんなニコニコして 全然私を追い出す気配はない・・。
本当にスリランカ人はみんなフレンドリーなのだ・・。

食堂の調理場でココナッツを削っていた・・。

この画像を見ただけで ぞっとする・・地獄のバス
ギンギラギンに仏さまを祭ってあるのだ・・。

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