中南米の長い長い熱帯気候から カナダの凍てつく温度は 体にショックを与えた・・。
熱帯地方の空の青さと 凍てつく寒さの空の青さは なんか 違うな~~・・。
エドモントンの空港に着陸する時・・辺りは 雪・・・雪・・・・
夫の叔父さん つまり 夫のお父さんのお兄さんと言う人は 4回結婚している・・ 叔父さんは もうずっと前に亡くなっているが・・ この方がその叔父さんの4番目の妻。
彼女が夫の叔父さんと結婚した時は 3人の子供連れの叔父さんと結婚している・・。 でも子供達は ティーンエイジから成人になっていたので・・子供の世話と言う事はなかった・・。
でも叔父さんと言う人は 彼女と一緒になってから 数十年もの間脳溢血を繰り返し・・体が不自由になって 看護婦であった彼女は まるで その叔父さんを看護するために結婚したような物・・。
だが 彼女の言葉の端々から 彼女は幸せな結婚生活だったようだ・・。 なんと言う人なのだ! と感動・・。 彼女は気丈で尚且つ 全てをポジティブに感がられる人なのだろう・・。
連れ子だった子供達も 全員彼女を慕い・・ 義理の孫にあたる子供達も沢山いるが・・みんなが みんな この義理のおばあさんを相当慕っているのが 見えてとれる・・。
そして 真ん中の義理の娘 テレビにも出るぐらいの有名人になり・・・そしてモデル そして医者でもある義理の娘・・もう とうに60才を過ぎている その義理の娘は精神病に陥り 今は 完全に人から隠れている。 例え姉妹だろうが・・血縁の人も 全員断絶状態にしている。 そして自分は半分ホームレス的な生活をしている・・。
が その義理の娘と一番多く連絡を取り・・その娘が心を開いているのは この義理の母親だけのようだ・・。
そして 他人を介してではあるが 現金をその娘に届け続けているのが この義理の母親なのだ・・。
すでに 80歳近くなるこの方が 一番多く我等とEmailで連絡してくれた。 夫が今度会いたいと欲していた 数人の血縁の人達の様子を事細やかに連絡してくれたのも この方。
そして 唯一我等を自宅に泊めてくれたのもこの方。 真っ白なシーツ、 ゴミ一つ落ちていない床。 バスルームもフカフカのタオルがふんだんにあり・・まるで高級ホテルに泊まっているような感じだった・・。
それでも とても気さくで・・ 回りのみんなが 彼女にだけは心を開くのが とてもよく解った・・。
夫が出掛けている間 私と彼女と 一日二人で過ごす日があったが・・ なんとも のんびりとして・・暖かく そして ユックリ笑顔で話す彼女には 私もスッカリのめり込んでしまった・・。
ジックリと 自分の思うこと 感じる事が素直にドンドン自分の口から出るのも不思議な感じがした・・。
つまり 彼女は ”聞き上手”でもあるのだろう・・・。 滅多に会わない人種であるのは確かだ・・・。
彼女は 一匹の猫ちゃんと住んでいる・・。 彼女は猫好きで・・・いつも猫と一緒に人生を送って来た人らしい・・。
あまりも私が彼女の猫にベタベタするので 彼女は 私が猫好きであるのを見てとって・・・彼女の自作の絵本を見せてくれた・・。
挿し絵も自分で描き・・文章は全部猫ちゃん自身の言葉として書いてある・・。
ワープロでもなく・・コンピューターでもない 昔のパチパチと音を立てて打つタイプライターで彼女は 猫ちゃんの心を描き続けている。
まるで ”我輩は猫である”の英語版のようだ・・。
読み進めて行くととても面白いのだ・・。
自分で撮った写真も貼り付けてある・・。 全部が手作りなのだ・・。
私の飼っていた猫も 水道の蛇口から直接飲む水が好きだったな~~・・。
彼女の住むマンションは まるで高級ホテルのような感じだった・・。 玄関から豪華なロビー 廊下はフカフカのカーペットで敷き詰められ・・誰がどんなに無様に歩こうと一切音がしない・・。
部屋の中は全床暖房。セントラルヒーティング、外のアイスバーンの道とか霜が一日中くっついたままの木々の葉が 嘘のように 建物に入ったとたん! Tシャツ一枚でOKなのだ・・。
そして それぞれのマンションのドアには クリスマスリースが・・。
夫の従姉の家に招かれた・・。 ティーンエイジの彼女の義理の孫達が沢山いて・・その孫達のボーイフレンドだの ガールフレンドだの・・誰が誰やらわからない程の賑やかぶり・・。
みんなが その義理のおばあちゃんを囲んで 賑やかだった・・。 おまけに孫が最近飼い出したと言う子犬もいて 家中を走り回っているので・・またまた・・賑やかを通り越して・・上を下への大騒ぎ・・ってな雰囲気だった。
この家のクリスマスツリー。
ものすごく暖かい家の中・・でも一歩外は 真っ昼間で陽がさんさんと照っていても尚 木々は凍りついているのだ・・。
夫の従姉夫婦が 我等をクリスマスイルミネーションがハデな住宅地に連れて行ってくれた・・。
も~ どこもかしこも 全部の家々がこんなふうなのだ・・。 みんな どんだけクリスマスに力を入れてんだ~~・・!
いよいよこれから ロッキー山脈を走る一泊二日の列車の旅をするため 駅に送って貰った・・。 駅の前は アイスバーン・・歩くのがものすごく難しい・・みんな ソロリ・・ソロリ・・と凍りの上を歩く・・。
が すってん! ってなる人も時々いるのだ・・。
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