2014年12月8日月曜日

Argentina Iguazu 宿


一応行く前に350ペソ(二人約5000円)の個室を見当つけておいた・・。が・・やっぱ 高いな~とおもいつつ・・Iguazuのバスターミナルに到着。

ターミナルには観光案内所があって・・ もっと安い所があるよ! ってんで・・ 今度は 二人で個室の2500円ってのに行く事にした・・。

最初はよかった・・ ま~ちょっと位ボロでも 安けりゃ~なんでも行ける! プールもあるし・・部屋は広くて・・ダブルベッドだけではなく シングルベッドもある・・。しかし シーツは生乾きのまま腐ってしまった・・臭いがした・・。

到底この臭いで寝れないので・・シーツを剥ぐと今度は泥水から引き上げて乾かしたようなマットレスがあった・・。

ま~ それでも 自分で持ち歩いている大布を敷いて・・・よしとする。

さ~~! これで 一人でシングルベッドにの~の~と寝れる。

それに バルコニーだってあって・・そこからは ブラジル側だってみれる・・大きな川を挟んで川の両側は森になっている・・それが バルコニーからの眺め・・。

キッチンだって ボロボロだけど・・自炊ができるので嬉しい・・。

初日は良かった・・アメリカから来たかわいい21才の女の子と友達になって・・彼女も 20人ドミに一人で980円の安さに感動してたし・・。

しかし 彼女もトイレ下水の臭いがベッドで寝てると常にしていた・・ と言ってた・・そんな時は 枕に顔を着けて寝れば大丈夫よ! と笑っていた・・。

が・・彼女も居なくなり・・ 今度は その20人ドミにアルゼンチン人若者スポーツ団体がやって来る・・。 早朝6時頃からドタバタ・・そして話声は耳元で叫んでいるように喧しい・・・。

我等の冷蔵庫に入れてあったでっかいジュースは 盗まれていた・・。 その冷蔵庫は夜は鍵がかかるシステムになっているが・・昼間にそのドタバタ喧しい団体が来て すぐ無くなった・・・。

夕方になると・・プールを独占し・・音楽を大音量で鳴らしている。 近所の人たち全員が文句をよくも言わないもんだ! とビックリするほどの大音量なのだ・・。

寝ると言うより 会話もできない位の大音量。 そして そこにはオーナーもJoinしている・・。 

私が最初ホステルに来た時 ”ここはとてもリラックスしているホステルなんだよ” と説明したが・・ この ”リラックス” ってのは そういう意味だったのか・・。

キッチンはそこらじゅうがドロドロ ヌルヌル・・ 自分達が料理したくても あまりのドロドロ・ヌルヌルで仕方がないので 食器洗剤を自分達で買って来て・・ 取り合えず キッチンベンチと蛇口と 流しとガスレンジを大掃除した・・。

買って来たばかりの・・デッカイ洗剤が一気に半分位になった・・。そのぐらい そこらじゅう・・食器も含め 油だらけなのだ・・。 洗剤を置かないオーナーらしい・・。

トイレ・・トイレットペーパーもない・・。 時々ちっこいロールが置いてあるが・・瞬く間に消える・・。 ホステルには 常に10人以上はいる・・団体が来たら20人ぐらいになった・・。

一個のトイレは常に使えない・・。 もう一個のは陶の水タンクが真っ二つに割れて使用付加。 どうやると あのデカイ水タンクを割る事ができるのだろうか・・?

オーナーに他のトイレがあるか・・? って訊くと地下にある・・と言う・・行ってみると トイレの中には デッカイうんこがてんこ盛りになっていた。

何回も水を流すが・・水の勢いはチョロチョロ・・水はけも 時間をかけて・・ちょっとづつ・・。時間をかけて3回位やったが 以前として うんこは去らない・・・。

バケツを持って来て 息よいよくぶちまけた・・が・・ 水はけは相変わらず・・詰まっている・・・って具合でよくない・・。 うんこ処分は諦めた・・・。





洗濯をしようと洗濯室に行ったら・・まるでごみ溜め所。 ここもあそこも汚くて・・気分が悪くなる・・。 しかし・・たまった洗濯ものをどうにかせねば・・と思って 洗っていると・・足元のタイルの隙間から水が涌き出て来る。

私が濯ぎに入って・・洗濯台の排水溝にどんどん水を流すと もう! 床のタイルから溢れる水の量は半端ない・・。

足元は洪水状態になった・・。仕方がないので・・ 近くにあった コンクリのブロックに登って・・洪水から逃れるようにして・・洗濯を終えた・・。

バスタブにあるシャワーでも終えてバスタブから出ようとすると バスルームの床は大洪水状態だった・・。それでも オーナーは常にビールを飲みつつ 裸でプールで遊んでいる・・。

団体客が来て・・ガンガンの音楽が鳴り出した時・・我等は逃げるようにホステルを出た。 

午後に出たので・・その日の一泊分も リラックスしまくりホステルオーナーは請求した。
私の経営する宿の客で 時々”私は世界中のバックパッカーに泊まっているが・・あんたの所程ひどい所を見たことがない!” と まるで 世界一最低な所と言う人がけっこういる・・。

そんな事を言う人に この宿を見せてあげたいのだ・・。 そして 言いたい・・”本当に世界中のバックパッカーにあんたは 泊まったのか・・?” と・・・。

大荷物を抱えての午後3時は 暑さで熱中症を恐れる程の宿探し作業だった。

やっと見つけた次のホステルは 静かで・・木々とお花イッパイの庭に囲まれた所で 別天地だった。

部屋に付いているバスルームと部屋の清潔さに夫と二人で目を見張った・・。 料金は一泊4200円。 

清潔な緑に囲まれた中庭にあるスイミングプールでタップリ1時間程遊んで・・隣のご機嫌魚料理のレストランで腹ごしらえをし・・部屋で死んだように次の朝まで眠りこけてしまった。

 清々しい宿に引っ越したら そこら辺すべてが 清々しく見えて来る・・不思議な物だ・・。

道を歩けば ゴミ置きの篭が とても素敵に作ってあったのを発見。 普通(左側のが普通のゴミ置き篭) いろんな動物がゴミの袋を漁って ボロボロにしてしまうので・・ 針金で作られた篭が 地上から1mぐらいの所に設置してある・・。

一軒一軒 自分達で作って そうしているらしい・・。

でも この右側のゴミ置き場を作った人は きっと心がすごく素敵な人なんだろ~~な~~・・。



0 件のコメント:

コメントを投稿