2021年5月6日木曜日

道路脇のオアシス Tavern

 Tavern と言って オーストラリアの一直線の長い長い道の脇にバー・レストランがある。


それが 車の レストエリアになっている。 そして そこはまた ホテルにもなっているのだ・・。


そして又 モーターキャンプにもなっている。 キャンパーバンが広い敷地の木々の間に停まっていて・・ホリデーの人達は キャンパーバンが自分の家の様にして移動しつつ ホリデーを過ごすのだ。


キャンパーバンの中にはエアコンやら冷蔵庫等なんでも揃っている。 ちゃんとしたでかいバッテリーがあるから そこから電気は十分得る事ができる。


朝晩は気温が低く・・寒くもなく 清々しい空気が充満していて・・・生き返るようだ。


アチコチでワラビーと言うカンガルーの小型の動物がじゃれたりして遊んでいる・・。 こっちをじぃ〜〜っと見つめているのもいて・・私が近づこうとすると・・ちょっと逃げ腰・・私がもうちょっと近づくと ワラビーちゃんは もう ダッシュの体制・・で 私がもうちょっと近づくと 猛ダッシュで逃げる・・。 


朝大型犬を連れて キャンプ場の中を散歩していたおばちゃんが・・・ワラビーの足は早いわよ〜〜! このうちの犬なんか絶対追いつかないし・・。と言う・・。 


そんなこんなを朝になったらやる。 大型の鳥達もおびただしく騒ぎ ついばみ・・朝はみんな忙しいのだ・・。


森や畑や 道路工事で働く人達も そのTavernで寝る。 彼らは朝5時ごろから起き出し 6時ごろからもう 仕事を始める。 それもそうだろ・・昼頃になればもう 熱くて外での仕事は不可能になる。


子供達の学校も朝早くから始まるのだろう・・Tavernがスクールバスの停留所となっていて・・たくさんの子供達がたむろしている。


色んな観光アトラクションとか ワイルドツアーとかのピックアップ場所もTavernになっていて・・ちょっとしたバスセンターと化している。


夕方となると Tavernの中は 土地の人 家族連れ そこの労働者達・・そして観光客 全員を飲み込み でっかい食事にみんなむしゃぶりついている。


Tavernの中は完全に2つに分かれていて・・半分は バーの雰囲気 半分はファミレスの雰囲気。お〜! よくできているなぁ〜と又もや感動。


そして肉体労働者達は ビールをでかいジョッキで何杯も飲む。 暑い中肉体労働をし・・涼しいTavernに辿りついて飲むビールはうまいべな〜〜。 


オーストラリアの土地は なんせでかい! 走っても走っても 人気も無い・・ただの大地。 日陰も無い道の途中で立ち往生したら・・またたく間に 干からびてしまう。


牛の死骸 それもでかいのが ゴロン!と道路脇にあるのも何回も見た。 こちらは柵なしで牛を飼う所が多いのだろう。 でかすぎて 柵なんて作る気もしないのかな・・。 放牧されている牛と言うより 広大な敷地で勝手に牛さん達が生きている・・と言う状態なんだろう。


黒イノシシもいるらしい。


私達が夜長距離を走って帰る・・と言うとみんな口を揃えて・・カンガルーやら イノシシやら でかい動物が道路に飛び出て来るから気をつけてね〜〜! と言う。


私等は夜道でそんな動物と衝突することはなかったが・・道端に大きな動物が ゴロン! としていると・・ちょっと恐ろしい・・あんなのが 車にぶつかったら 運転している車もコントロールを失って・・大事故になるだろう・・・。 くわばら・・くわばら・・。


動物の死骸を見てからは もう夜走るのは辞めにした。


そんなこんなで Tavernはオアシスでもあろう・・。 そして その近くに住む人達にとっても コンビニの代わりもしている。 なので 雑貨品なんでも売っている。


土地の人達の車は でかいトラックが多い。 それが自家用車で・・荷台にはでかい 冷凍冷蔵庫の箱が積んである。 電気に繋いであるので スーパーでしこたま アイスクリームを買い込んでも大丈夫なのだ。


今の時代 どこの国でも 電気で繋いだクーラーの箱は売っているが・・でかいのをみんなが車に積んでいるわけでは無い。


だが 今回オーストラリア人の電気で動いている冷凍冷蔵庫のクーラー箱はかなり便利! 多分ニュージーランドに戻って 早速買おうかな・・? キャンプに便利だべな〜〜!


でかいバッテリーも積んで 常にそのに充電される様にしなければ・・。


と Tavrnの裏にある キャビンに住んでいると 結構色んな人達が出入りして・・色んな事が起こっているので飽きないのだ。

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