Lockdown

一昨日は　私の2回目のワクチンの日。　二回目はみんな症状が出るって言ってた・・といわれていた通り　その日の夕方から　体がだるくなり・・　夜には　体中が痛くなってくる。　寒気もする。

熱を測ると　微熱程度ではあるが　気分は重症的・・。　やっぱ　具合が悪くなると・・人間　ってか　私は　完全に無気力になる。

いつも寝ながらやっているゲームすら手に付かない。　スマホの映画も観たくない。　本なんて　かったるくて　絶対に読みたくもない・・。

ここまで　無気力になると・・鬱々としてくる・・。

重症ではないけど・・やっぱ　体の具合が悪いってのは　本当に　生きる気力を完全に奪い取るんだなぁ～～　と　つくづく思う・・。

”健康寿命”という言葉が最近老人の間でよく使われるというが・・本当に”健康で元気でそれで老人”　ってのが　寿命であって　生きているという事になるのだろう・・。

っていう事は　生きていても　自分では何もできず　周りの人の世話になって生きているのは　”健康寿命”のうちには入らない・・。　

次の日になって　やっと　寝床から起き上がる気になった。　ま～　軽い方なのかもしれないが・・生きる気力が出てきて　生き返った！　と大げさに喜んだのだ・・。

ワクチンを受けに行った会場に　こうやって　椅子に木靴を履かせているのが　たくさんあった・・。
あれは　なんの為？　と夫と色々検討して・・私が　
「あれは　老人が座る時楽に腰を下ろして　楽に腰を上げられるようにしてあるんだよ～～」というと　夫はそうか～？と　信じない・・。

ってことで　ワクチンの受付の女の人に　「あの椅子の木靴は何？」と訊くと・・
私のあたり～～！！
ってか　自分で　そうなのだ・・そふぁ～のようなものに　深々と腰を下ろしたら　立ちあがるのに　本当にしんどい・・。
地べたに腰を下ろしたら　ま～　人の力をかりないと　立ち上がれなくなってしまう情けなさ・・。
やっぱ　私は押しも押されぬ老人なのだ・・。
ニュージーランドは　もう　若者もワクチン接種の予約ができる様にはなったが・・今実際に接種実施中なのは　大体が　６５歳以上・・
ってことは　この椅子の木靴は　重要なのだ・・。
使ってみたら　確かに　楽！

今朝は散歩がてら　ってか　そんな事は　Lockdown中はしてはいけないのだけれど・・　スーパーに食料の買い出しは許されているので・・そのフリをしつつ　近くのショッピングモールに行く。
いつもは人で満杯なのだ・・今はガランとして　人っ子一人いない。
やっぱ　Lockdownだぁ～～。

そして　モールにあった　ベンチには　重々しく・・テープが張り巡らされ
”疲れたからって　腰なんか下ろすんでねぇ～ぞ～”的なのだ・・。

スーパーでは買い物をする気は全然なかったが・・・ガランとした　スーパーに足を踏み入れるのも悪くないべぇ～　と入ってゆく・・。
とたん！　すんごくいい　パンの焼くにおいがする。
そういえば　このスーパーは　自分の店でパンを焼くのだ・・。
ってことは　Lockdownは関係なしで　ガンガンとパンを自前で焼いているのだ・・。
これって　Lockdown中には　ものすごくうれしい事だ。
いつもは　パンなど　見向きもしないのだが・・　かなりうれしかった！