2017年7月4日火曜日

野々湯温泉

霧島温泉の向こう側の山の山の 又 山奥へ進むと・・野々湯温泉がある。
細い山道・・それもOneWayなので・・前から車が来たら大変なのだ・・。

だからノロノロと進む・・。
それに 急な山道なので・・オートマの車だけど・・セカンドとか ローギアに入れて進まないと エンジンが焼き入れそうになる・・。

ひぇ~~!! 鹿がこっちを見てる! 道路の脇に・・鹿さんが”あんた誰?!” 的な目でこっちを見つめているではないか!

と・・その向こうにも鹿さんが・・。
どっちかと言うと 人間の場所ではなく・・ここは 鹿さんの場所・・的であるから・・ ”あなたの場所に道路作った我等人間が間違いです・・” と謝りたくなる程の山奥・・。

行けども・・行けども・・ほんとにこんな所に宿があるのかぁ~~? と思われる程遠かった・・。

外に建っている共同トイレ。
まるで侍の時期に建ったのか・・・ と思われるほど・・。
”厠”と書いてあるから 誰もトイレとは気がつくまい・・。

と思いきや・・外国人も読める横文字も入っていた・・。

温泉に続く廊下・・。
そんなに簡単には温泉には辿りつかないのだ・・。

温泉の小屋は全部 この山から切り出された材木で作られたとか・・。
何から何まで 木で作られていた・・。

温泉に入る 入口にはすでに ”かけ湯”の場所が作られていた・・。
とりあえずここで 湯をかかって・・体を清めてから温泉に行くのだ・・。
ってか このお湯もすでに温泉なんだけど・・。

中の温泉から 外の温泉に続く道は 岩で作られている・・。なんか迷路の様に岩が組み立てられているのだ・・。 
外は 中からガラズ窓を経て光が漏れているだけ・・。



内湯の場所に 板の屋根が作られている。なんか その辺に湧いた温泉に屋根がついているって感じなのだ・・。

内湯の上には リラックス場所が作ってあった・・。
外からの風が冷たいので・・とても気持ちがいい。
今は夏だけど・・冬は 全てが凍結する程冷えるのだそうな・・。
吸収でも まるで 北海道の様な気候になるこの山奥

ここは色んな所に こんな廊下がある・・。 廊下と言うより 雨にぬれないで・・アチコチ移動できる道路って感じなのだ・・。

ひなびた温泉だけと思いきや! こんなモダンな そして立派な山小屋もある・・。

なんせここは 13万5千坪の土地を脱サラで買って・・開拓した人の物なのだ。

遠くから観た 野々湯温泉

今は何に使っているのか・・?
13万5千坪のこの土地にひっそりと建っていた・・。

これは野々湯温泉のゲート。
ひなびた温泉とは又 違った テクノ芸術的・・。
なんか色んなのが混在している場所なのだ・・。

温泉の近くで 崩壊している場所があった・・。
流れている雨水は・・・お湯だった・・。

野々湯温泉で台風3号の襲来。
我等はこの山奥で足止め・・?
ニュースでは 大雨風雨注意報・・列車も飛行機も欠航の報道がガンガンと流れる。

我等はあの急な一車線山道を車で降りる事が出来るのだろうか・・? 多分山道は渓流の様に雨水が流れているだろう・・。

私は列車で帰れるのだろうか?
妹の飛行機は飛ぶのだろうか・・?

二人でどん底に落ちた・・。

だけど 無時台風3号は 我等の場所を過ぎて行ってくれた・・。

ここの持ち主が作った囲炉裏のリビング

野々湯の玄関

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