2020年12月1日火曜日

朝の鳥さん達

私の泊まったホテルの向かい側の窓から 2つの手が出ていて・・
向かい側のこの窓は30mぐらいは離れているだろうか・・?
この写真はズームしまくりの物だ。

だから かなり遠くに見えるその手のヒラヒラは 不思議な物としか 思えなかった。
最初私は 誰かが窓から 助けを求めているのだろうか・・?

いや 今度は 手に何かを持っていて それを ちぎっている感じだ・・。
そのちぎった 小さな物を ヒョイ ヒョイ と上に放っている。
どうにか 窓ガラス枠の小さな出っ張りに 必死になって その千切った物を乗っけているのだ。

私はすぐ それが トーストの残りを千切って 鳥さん達のために 乗っけているのがわかった。
朝は 余ったトーストをよく 私も千切って 外に置く事があるからだ。

しかしその人は ヒョイヒョイと上に放っている作業を永遠に続けている。
もう そんなに乗っからないのに・・と思う私を無視して 頑張って やり続ける。

私は・・・でも 鳥がそれを食べにやって来るのか〜?
と 疑ってかかっていた。

が! そのヒョイヒョイ作業が終わったトタン! ガンガン 鳥たちがやって来るではないか!
大きな鳥やら ちっこい鳥やら・・ニュージーランド鳥天国の国だから 沢山の野鳥が街中でも 沢山いるのだ。

飛びながらサッとそのトストのかけらを持って征く鳥もあれば・・ ちっこい鳥は足場が確保できるのか 窓のさんに捕まって 食べている鳥さんもいる。

くわえて 屋根に上がりそこで食べているのもいる。

飽きなく見続けている私だった・・。


 

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