2020年3月7日土曜日

イミグレでの屈辱

オーストラリアの義理の母が危篤となって 私と夫はオーストラリアに飛んだ。 一週間してニュージーランドに戻って来て 空港のイミグレーションを通過する際私は 突然怒鳴られた。

「おまえは 何年オーストラリアに 不法滞在していたのか! どうせ 不法労働もしていたんだろう!!」と・・・。 

周りの人々は 一斉に白い目で私を見つめていた・・。 サポートしてくれるはずの夫は とうの昔にイミグレーションを通過して 姿も見えなかった・・。

もちろん 私が 「義理の母親の危篤で・・ 夫と・・」と言ったら どこに夫がいる! と 有無を言わさず・・・部屋に監禁された。

その部屋には 床にびっしりと 座りこんでうつろな目をした 黒い肌の人間達がいた。 私もその人達の間に 座り込んだ。

数時間監禁されて・・ 出ろ! と言われて 開放された。 謝りの言葉の一つもなかった・・。 いくら政府機関の権力のある人間でも・・ そんな事をしていいものなのか? 

私はちゃんとオーストラリアのビザも取得して・・ 経った一週間のオーストラリアの滞在を経て戻って来たばかり・・・。 

完全なるイミグレーションオフィサーの間違いなのだ・・。

やはり ”見た目” でしか人は人を判断しないらしい・・。

その後 私が日本のパスポートを捨て(日本の法律では二重国籍を許さない)ニュージーランドの国籍を取得したのは その理由なのだ。

夫と結婚し・・夫もニュージーランドのパスポートを取得させ・・私と夫の名字を同じくしたのも そんなこんなの事が頻繁に起こるからの 理由だ・・。

なんと 情けない・・・ふざけた理由の市民権取得と結婚なのだ。

私と夫が二人揃って 外国から 我等の”母国” ニュージーランドに戻って来た際 おなじニュージーランドのパスポートを空港イミグレーションオフィサーに差し出すと・・ 笑顔で ”welcome home!" と言われる・・・。

私の風貌は本当に厄介なのだ・・・。

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