2019年9月11日水曜日

ブレずに生きたい

若い時 粗野な私は 化粧はどうも 受け付けられなかった。
化粧水も乳液も気持ち悪い・・ クソ喰らえ。
つまり 野生動物並にやって来たのだ。

日焼け止めも リップクリームも 目薬も ハンドクリームも 無縁の世界で生きて来た。

それが・・ここ数年 歌舞伎役者か舞妓さんなみの化粧でも いいのだ! と 両極端に走ってしまった。

昔から 老人が化粧を・・それも厚化粧をしていると とても いい感じに思えていたからだ・・。
しわくちゃの肌に シミだらけの肌。 それでも 嬉々として塗りまくっているのをみると・・ その人が 華やかに見えて・・ハッピーそうに見えた。

人生もまんざらすてたもんじゃ〜ね〜なぁ〜〜 と思って最後の時をエンジョイしている人に見えた。

よって 私もその部類に突入しよう! と思ったのだ。
誰が どう言おうと もう そんな事 しったこっちゃ〜ね〜 自分さえ良ければいいのだ。
どんなに自分の顔に色んなもんをハデハデにぬったくっても 誰に迷惑をかける訳でも無い・・。

洗練された化粧品会社のポスターモデルのようには 所詮誰もなれないのだから・・。

そして・・・自分の顔を鏡で見ながら 塗りたくっていると・・ 毎回 横浜のメリーさんの事を思う。

↓メリーさんの事がちょっと解る
横浜のメリーさん

彼女の最後はホームレス。
そして それでもなおかつ 厚化粧をして・・・時々 ぼぉ〜〜っと 最高級のフランスの香水とか女の憧れのグッズがあるショーウインドウを覗いていたとの事・・。

すごい!
彼女は最後まで 女だったのだ。

骨の髄まで 自分が自分であるのを 貫いたのだ。
決して妥協はしなかった。

私もメリーさんを目指して 彼女の様にブレずに 生きて行きたい。

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