2016年8月14日日曜日

鹿児島県 霧島市 国分にある ”じょうもん市場”(道の駅)

この”じょうもん市場”は私の大好きな場所だ・・。
美味しいものが盛りだくさん!
朝早く行くと 現地の奥さん連中が作ったであろう料理も 現地でとれたての材料をふんだんに使って作ってある。
子供の頃以来口にしていなかった代物も 沢山ある。
一回は廃れ・・又復活したと 思われる食べ物も沢山ある。

これを”じょうもん市場”で発見して感動!
と言うのも これは 子供の頃 母の実家でいつも 餅つきをしたら 必ず作られる餅だったのだ。
そして それは その実家の家で突く餅でしか食べる事はなかった・・。
と言う事は 私は もう50年以上も目にしてはいなかったし・・口にもしてはいなかった。

これは 唐芋餅、つまり薩摩芋が突き立ての餅に絡めてあるのだ。 とても甘い! そしてきな粉がまぶしてある。

私が子供の頃見たのは 普通の餅の様には一切まとまらない・・。 大きな四角な木の器にのったり・・べったり・・とくっつき回っている代物・・。
それを頑張って 箸で切りつつ 木から剥がしてゲットする・・。
それを又 口の中に頬張って のったり・・べったり・・と言わせながら食らうのだ・・。

マシュマロの様にやわらかく・・甘いこれは 私の大好物で・・父の妹(私の叔母さん)担当で毎年作られていた・・。

ゆずの香りが口から鼻を抜ける。 幸せな気分にしてくれる・・・。
苦瓜を炒めてこの味噌を絡めて作ったら・・介護施設から外泊届けを出して連れ出した母が” こやうんめねぇ~!!”(これは おいしいね~!)とぱくぱくと食らいついていた・・。

これはお盆に蓮の花や菊の花の形にされて・・ビニールを被せられた仏壇へのお供え物として作られる代物と同じ物。
だが・・・ここ ”じょうもん市場”では これを 普通にお菓子として食べる用にもちゃんと作って売ってある。
だって 私は子供の頃から この ”もひこぐぁひ”(もしこ菓子)がだぁ~~い好きなのだ・・。
なんの事はない米の粉と砂糖で作られている単純な物 つまり素朴 つまり粗野な田舎のお菓子なのだ・・。
でも! 
これを口に入れると・・子供の頃に一瞬にもどり・・強い郷愁を感じられずにはいられない。
この 粗野な子供お菓子を何気に売っている”じょうもん市場” に感謝!

これはどんな味なんだろう・・? と買って食べてみた・・。 これは見たことはないなぁ~・・・と・・。
しかし! 切って口に入れたら・・
ある! ある! 食った事は何回もある!
だが・・これも子供の頃の時にだけ食べたのだ・・。
口に入れ・・目を閉じると・・子供の頃に一瞬にして ワープするのだ・・。

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