2016年8月6日土曜日

スイカ太郎


丸々スイカをゲット! やっぱ 昔からスイカは切ってないから ワクワク感があるんであって・・すでに切ってあるのを買うと ワクワク感が激減する・・。

わっくわく~~と 浮かれている私に・・キャンプ中にこの丸々スイカをどうやって冷やすか?・・と キャンプ師匠がのたまう。

私は即さま ”海で冷やす”と言う。 師匠は 海の水はそんなに冷たいか~~?・・と心配そう・・。 あたしは ”大丈夫!” と 丸々スイカのゲットの責任を感じる。

海の水は 水着を来て 体を沈めると・・十分に冷たい・・あじあじ・・気温は35度ぐらいあるけど・・海水は ”サブ!”と言うくらい冷たい・・。

お~~し! スーパーの袋を二重にし・・ロープで結び はしけの船を繋ぐ所にしっかり! と結びつける。
師匠が 私に ロープは十分長くしとけよ~と叫ぶ。 今は満潮なので・・ちょうどいい長さでも 潮が引いてきたら・・水面から浮いてしまう。

長いロープで 潮に流されつつ・・遠くで プ~~カ プ~~カと 浮く スイカさん。 うふふふ・・ 夕飯の後のデザート時間には丁度いい冷え具合かも・・?

と!・・すいかさんの様子を 夕方近くに見てみると・・消えた!! ない!!!! あのスイカさんがいなくなった! と叫ぶと・・師匠は ”ロープは?! ロープを引っ張れ~!” と叫ぶ・・。

そのロープが引っ張れないのだ・・海岸のコンクリート壁の中に入り込んで そのロープの先が消えている。 引っ張ろうにも ロープはシッカリ!とつっぱらかっている・・。

師匠も・・”あれま~~・・・!” 海岸のコンクリートって 平らではないのだ・・でこぼこになっていて・・奥はポケットになっている・・。

師匠は ”ん~~・・これは満潮になるのを待つしかない・・。 無理にロープを引っ張ると切れる!” と言う。 

満潮は深夜だな・・。 と師匠が言う・・。 で・・深夜 また スイカがプカプカ浮いてでてくるから・・・ BUG(私の事)起きて スイカを救助するんだな・・はははは!! と大笑いする。

と言う私は 食後 ちょっと横になろう・・と思ったら シッカリ本寝をしてしまった・・。 ありゃ~~! と思って時計を見たら・・午前1時。

そぉ~~だ!! スイカ! スイカだ~! と やおらキャンプ用ヘッドライトを頭に装置! スイカ救助作戦!・・と海岸に行くと・・すでに スイカはきっちりとスーパーの袋に入って・・ロープに結ばれたのが 岸辺の上にあげてあった・・。

キャンパーバンで爆睡している師匠がすでに 救助してくれていたのだろう・・。 師匠は こいつを ”スイカ太郎”と名付けていた・・。 

私は ”スイカ太郎 救助されてよかったなぁ~~”と声をかけていた・・。






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