鹿児島の実家で朝3時に目が覚める・・・歳を取ると寝たくても寝れない・・。
今日はネットで10年以上の友達でいてくれる人に会える。 そしてネット上ではほとんど毎日 お互いの様子を知っているが・・ 実際に会うのは初めて。
金は使わない・・(使わなくて済む物以外は・・)。 日本は災害の国。 なんかあったらほとんどの人はそれに順応できない。 彼は多分 何があっても生きて行けるだろう・・。
野草と釣りで生きて行ける人だ。 燃料もその辺の枯れ枝でOK!
熊本大地震の時は 四国でキャンプをしていたのを 即切り上げ・・ネットでボランティアを募り・・食材・大鍋を募り・・現地集合で膨大な量の炊き出しをした。
行動力のある方なのだ。 口で言う前に ガンガンと行動にでる方なのだ・・。
彼は私と全く同じ歳、そして 私と同じく定年になり・・人生で完全な自由な時間を ”サバイバル”で過ごしている。
ネット上にUPされる彼のサバイバルの様子を見ていると・・もぉ~~うずうず・・ニュージーランドからいつも ”参加したい!” と叫び続けていた。
彼は完全に一人行動しているので・・私の様な者が 同行をお願いしたら 嫌がるかな・・? と おずおずとお願いしたら・・心良く 受け入れてくれた。
しかし! 条件が!
食い物はない! 自分で調達! 調達できなければ何もないからそのつもりで!
私は ”はい!” と心を引き締めたのでした。内心は・・”ひぇ~~! 大丈夫かな・・?”
”でも 痩せるにはもって来いかな・・?”
鹿児島から福岡まで 朝3時から レンタカー ダイハツ・ミラでぶっとばす・・。 軽自動車で高速 大丈夫かな・・? もしダメなら地道で 地道に・・と思っていたら・・ 走る! 走る! 最初は 他の軽自動車の後ろで ガンガン抜かされるのを じっと耐えていたが・・も~~我慢できずに・・。
100k 110kくらい出すと 意外に簡単に他の車を抜ける。 110k出すと ちょっと緊張・・でもガンガン 抜ける・・。(後で聞いたら・・軽自動車は 100kのとこでも80kまでしか出してはいけないのだそうな・・知らんかった・・ でも ま~捕まらんかったから よかった!)
そして 10年以上も ほとんど毎日ネット上で会って・・お互いを知り尽くしている人と初めて実際に会う。・・でも やはり初対面。 会ったら・・・やっぱ・・ネット上と全く同じ人で ホッとする。
会ってすぐ 面接。
Q キャンプに行くけど・・シャワーはどげんする?
私の答: 水のあるとこで ちょちょっと洗います! 小川でも 水溜まりでも・・それもなかったら 自分の水で顔と首辺りを濡らすだけでいいです!
Q トイレはどうすっと?
私の答え: 穴掘って野糞します! 得意であります!
Q どうやって穴掘っと?
私の答え: ん~ その辺のもんで・・(と・・ちょっと返事に困る・・)
じゃ~・・野糞用シャベル 貸しちゃる 合格!
となって かなりホッとする。 それからバーナー・洗いもんバケツ・鍋釜・水タンク等 沢山貸してくれた。
そして 今 佐賀県の呼子の港に来ている・・。
この方が 並さん(ネット名) 実物はもっとハンサム |
並さんがもってた蚊帳 これは 外で寝れる。 虫に刺されないので無敵なのだ・・。 夜は 涼しい風が来て とても過ごしやすい。 クーラーの涼しさと全く違う 柔らかい涼しさなのだ・・。 |
彼のキャンピンググッズはなんでもある。 不自由する事はまずない。 夜の港は 涼しくて天国の様にすごしやすかった・・。 |
このお釜はほっといてもすごく おいしいご飯ができる不思議な代物。 小さな固形燃料を下にいれて 放っておくだけ。 それでふっくらご飯ができる。 私が ”ウマ!!” と言ったら・・ 彼が 一番安い米だから うまい訳ないよ! と言っておきながら 自分で食ったら・・”うま!” と言っていた・・w |
道の駅で買った苦瓜。 苦瓜は細いのより太い方が苦味が少なくて食べやすいとおしえてもらった。 味噌・黒砂糖・生姜・玉ねぎで炒めたら・・バカウマだった! |
並さんのバンは 立派なキャンパバンに仕上げてある。 充実した物資。 このキャンパバンは正に! 動く家。何ヵ月もこれで旅ができるのだそうな・・。 |
並さんが持っている仕掛け網。 これを3個夜に沈める・・。 朝になったら 沢山の収穫が! 次回のblogでそれは紹介いたします。 |
葛は道路の脇とか あらゆる所にはびこっている。 二人でせっせと新芽を摘んでその日の夜は 葛の天ぷら。 この天ぷらが また! うまい! 苦味とかあるのかと思ったら まったくもってない。 クセのない物で・・しっかりとボリュームがあり すごく美味しい物なのだ・・。 |
鹿児島にある酒まんじゅう。 これはやまざきが作っているが・・・私が子供の頃から 父親がよく好きで買っていた。 いつも蒸し器から出して来て 熱々のを売っている。 加治木まんじゅうとも言う。 ふわっふあ 熱々のこれを口に入れた時・・・数年前に死んだ父親をしみじみと思い出してしまった・・・。 |
前夜 レストランで残ったご飯を小さいビニールの袋に入れて持ち帰った。 そして次の日 車で出掛けたときに やおら そのご飯を出してきて・・道の駅で買った青葉に乗せ・・強烈に酸っぱい母親の手作り梅干し肉をほんの少し乗っけて食ったら バカウマ!だった・・。 |
呼子の太陽はゆっくりと・・美しく沈んで行った・・・。 |
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