2016年8月10日水曜日

ごんずいと言う魚

夜の内に仕掛けていた網を引き上げる。 
ピチピチと音を立てて 魚が跳ねている。
”ごんずい” と言う魚らしい。 背ヒレと胸ヒレに毒のあるトゲがある・・よって 釣りをしている人達はこれが上がって来ると・・刺されない様に足で蹴って海に戻すらしい。

しかし! 私のキャンプ師匠はそんな事はしないのだ・・。

トゲで刺されないように分厚い手袋をしてハサミで毒のあるトゲを切る。
そして はらわたを出して頭を落とす。

それを唐揚げにするのだ。

魚が上がって来るとどこからともなく猫ちゃん達が集まって来る。
どうみても野良。
でも 彼らは 逞しく生きている。 人間に媚びて 魚をもらうのが とてもうまい。



真ん中にあるのが ごんずいの唐揚げ。
師匠の男料理はすばらし~~! 味は? さいこう!なのです。
なぜ人はこんな旨い魚を捨てるのか?
ニュージーランドでは BlueCodと言う種類の魚は最高級でものすごく高い・・鯛より高い!
その BlueCodの魚の身と全く同じ歯応えと味なのだ。
トロッとした白身魚なのだ。

緑の唐揚げは 私が草の中から見つけた よもぎの新芽
ごんずいとよもぎの間にあるのが 生姜を糠漬けにしたのを唐揚げしたもの。
これは 師匠の発明食品。
糠漬けした生姜ってのもかなりイケル! 

手前にあるピンクのが小さい蟹。この蟹もごんずいと一緒に網にひっかかって来た。
いっちょまえに すごく濃い蟹の香りがした。

サラダは私作。 きゅうり、茗荷、いちじく、オクラ等を切る。
ドレッシングは 梅肉、レモン汁、黒砂糖で作る。 

すべて! 美味!

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