2014年6月24日火曜日

言った 言わない

欧米では コミュニケーションスキルと言うのが 仕事ではものすごく大切な問題になる。
特に接客業となると このスキルなしでは 仕事はできない。

言った 言わないの押し問答が勃発する イコール その時点で コミュニケーションは成り立っていなかった事になる。

例え 言わなければならない人が 確かに言ったにしても 聞く方にあまり聞く耳を持っていなかった場合・・ ちゃんと伝わってない事は普通にある。

よって 確実に言った人は言ったにしても 聞く側の人にしてみれば 「いや 聞いてない」って言う事になる・・。

その場合言った人は確かに言ったのだから その人の方が正しい! 聞いてない人が間違い・・となるが・・。

ま~ 普通の友人同士ならそれはそれで お互いが納得するまで戦えばいいのだが・・ 客商売となると そうは行かない・・。

客が絶対に 「そんな事 あんたは言ってない」 と言い切るって事は こちら側は言ってないと同じになる。

どうしても 毎日 レセプションで同じことを繰り返して言っていると 新しい客にしても なんか念仏のように言ってるだけで 言う事の内容に たいして気にも留めない事になる。

よって 客にとっては”そんな事聞いてない” って事になる・・。

特に日本語の場合 言葉に抑揚がない・・ 感情が籠ってない・・むしろ 私的感情を込めてはいけないような教育をされてきている。

反面 欧米のレセプショニストの場合は ものすごい私的感情を込めて 会話を進める。 まず ”会話” と言う物をしている。 会話と言う事は 会話がピンポンになっている訳だから 一々相手の反応を見ながら話す・・ という事になる。

これが 日本人にとってとても苦手な事だ。

日本の教育は ”受け身の教育”と言われるだけあって・・ 先生が一方的に話して 生徒は完全に受け身でそれを聞くのみ・・。

なので 生徒が大人になってから ”話す” イコール相手は当然聞いている と思ってしまう。

やはり ピンポン会話でしか コミュニケーションは成立しないな~~ と 思う・・・。

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