2016年8月10日水曜日

イカ釣り漁船の行き来する港

夜中になると灯りのついた漁船が港を出て行く・・。
私のハッチバックの車の後ろを大きく開けて・・それを港側に向けているので・・寝ながらにして それらの漁船を眺めながら夜を過ごす。

沢山のイカがそこらじゅうに干してある。 これはまだ スルメになるにはほど遠い。
でも 旨そうだ・・。
完全なスルメにするには 10日間ぐらいは干す必要があるらしい。
スルメの干してある所を何回も通る・・・。
通る度に 一口食ってみたい・・と思う。 時には口に入れたのを想像するとよだれが口に溜まる・・。


思いきって このおじさんに・・
「あの~~・・一枚譲っていただけないでしょうか~・・・無理なら 全然いいんですが・・。」とおずおず訊いてみた。

なんか ニコリともしないで あまり良い反応ではない・・。
”あ~ まずい事を言ってしまった・・・せっかくの商売品を一枚だけ譲れなんて・・言うべきではなかった・・” と 心の中で反省していると・・。

ヒョイ! と一枚を取って 私に手渡すのだ・・。
お! と私はあせる・・。
「おいくらですか?」と言うと・・「いい!」と言う・・。
「いや いや それは・・」と またまた 焦っていると・・

今度は にっこりして 「いいよ!」 と言ってくれた。

あ~・・いいのかなぁ~・・と心配しつつも 胸の内は 飛び上がる程嬉しかった・・。

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