2021年9月24日金曜日

しばらくぶりの田舎の土地はすっかり春になっていた





家の中で死んでいた。
間違って舞い込み 出る事が出来なくて命尽きた様だ。可哀想な事をした。


 
鳥の羽が美しい。



山桜




 



強風が大木に襲う


 コロナのlockdownで長い事 田舎の土地に行く事が出来なかった。

久しぶりに訪れて見てビックリ。

土地の大木がアチコチで根こそぎ倒れている。

こんな様は 今まで見た事もない。

とんでもない強風がこの辺一帯を襲い あらゆるところで 大木が倒れたそうな。私の所だけでは無さそうだ。

それにしても ショッキングな事が良く起こる 私の人生なのだ。


手軽な海外旅行気分

春らしい気候になって来て 浮かれて 街にでる。
クライストチャーチは元々 観光都市。
車で5分で 海外の観光地に入り込んだ気分にさせてくれる。
観光客になりきって 小洒落たランチなんぞ 外で食ってみる。
コロナで海外旅行は出来ないが 5分で海外旅行をした気分になれた。

 

造花





昔見た造花は プラスチックで どっから どう見ても プラスチックにしか見えず 大体は埃にまみれて汚かった。

日本から出て見たのは 日本で見た造花とは全く違った物だった。
そして美しいと思った。どう見ても プラスチックには見えないもの。

でも自分の家に造花を飾ろうとは思った事はなかった。

引退した今 何でもチャレンジと思う日々。今日は思い切って飾ってみた。


 

2021年9月18日土曜日

血管注射の下手な医者

かわいそうなあたし・・・。
昨日4本の歯を抜き 一本のインプラント って事は 下あごと上あごの骨をいじくりまくった ってことで 昨日と 今日は鬱々としてふせっている。

それに 血管の細いあたしは 麻酔をするのに・・医者が5か所血管注射に失敗して・・
針を刺すたびに 血管に刺さらないので 針を引いたり押したりする。
血管注射の上手い人は 絶対にそんな事はしない・・。

一発で入れるべく かなり血管を見定め 一発で入れる工夫をする。
絶対に一発ではいらなかったからと言って 引いたり 刺し押しとかはしない・・。

一発で入れると痛くもない・・。
そして 私は その人を達人!!! と絶賛する。
私の血管は 舐めてかかると 絶対に命中しないのだ・・。

それを 昨日の医者は完全に舐めてかかって・・こっちの腕 あっちの腕 こっちの手首 あっちの手首 そして 両方の手の甲 と 刺しまくった。
それも 全箇所 針の引き・押しをしまくって 血管が破れて ひどい痣になっている・・。

そして その医者は私せい 私の血管の細いのが悪いと イラついて・・そのうち 今日の手術はできない! と言い放つ。
といいつつも 最後にもう一回・・と彼は チャレンジ・・・

その最後のチャレンジの時の彼のやり方は 精神を集中させ・・針を刺すのに 最新の注意をはらっていた。
入った~! と叫び そして私に 動くな!! 動くな!! を連発する。

はぁ~~ 最初から 精神をしっかり集中させてりゃ~ あたしゃ~ こんなひどい目に合わなくて済んだのに・・と心の中で思ったが・・。

麻酔の血管注射なので・・その直後 私はノックアウトして・・すべてが終わってから 目が覚めた・・。

 

2021年9月14日火曜日

自分自身が素で接する事の出来る人 

 人は見た目で判断する・・・これは よ~~く知っている。 特に 欧米諸国に身を置くと つまり 白人主流の国に身を置くと 有色人種と言うだけで・・女と言うだけで・・年寄りというだけで・・差別される。

と言う事は 私は最悪の人種と区別される。 日本と違って 欧米は身なりしぐさで その人のレベルというか 社会的地位が見えるからだ。

昔から・・じゃ~ 差別されないように 身なりをちゃんとして しぐさも ちゃんとした学歴のある 育ちのいいしぐさをすればいいのではないか・・? とも言われ続けてきた。

でも 私は それに反発して 自分は自分を通してきた。

なぜに そこまで かたくなになって 身なりもしぐさも変えようとしなかったのか・・? と 最近 つらつらと考える・・。

思い当たったのは・・ 私自身 人を見るときに 肌の色ではなく 身なりやしぐさでもなく その人を”見る”という癖がある。 いい人は ”あぁ~いい人だなぁ~” というのが 一瞬でわかる。

”この人は貧乏だなぁ~” とか ”金をもっているなぁ~” というのも 一瞬の内に 感じる。 

それは 私は 決して 身なりやしぐさ等では判断してない・・。

いくら 金持ちっぽくふるまっても・・金を持っていないのはすぐ わかる。 いくら 教養がありそうにふるまっても ”いや~ あなたはだからどれだけの力があるわけ?” と 思われる程 能力の無い人も 一瞬の内に見える。

ビジネスをやって 何千 何万という 世界中からやって来る客を見て 接してきた。 その経験もあるかもしれない。

それと 30年以上も 常に 大体10人や 20人の人達を雇って 私の商売を手伝ってもらってきた。

信用できる人とそうでない人の判断を誤る事はまずない。 客でも これは危険と思ったら すぐに宿から出す作業もせっせとやってきた。

その30年以上もの 毎日毎日の人との接した経験から・・ 身なりとか しぐさとか 履歴書とかで 人は何も判断できない・・自分で 会って 話して 感じた事だけが すべてである。

と いうことは 反対を思えば 私自身を みなりやしぐさ 肌の色で判断するやからは 私が信用できない・・という事になる。

よって 私は 自分を地で行き 自分をさらけ出して・・それをキチンと 判断してくれる人だけとやっていけばいいという事になる。

つまり 私の肌の色や 身なり・しぐさは 私が付き合ってもよいという人を見つけるバロメーターになるのだ。

だからこそ 人まねをして 自分を他の人の様に装うのは 良い人をみつけられなくなってしまうのだ。

70歳になって 今・・私が信用できる人 私自身を飾らずに 素で接する事の出来る人だけが 私の周りにいるなぁ~ と 日々感じるのだ。

春 庭作業

芽が出るかどうかわからんけど とりあえず 持ってる古い種全部植えてみる。
この写真の倍ぐらい植えた。 lockdownがあると やる事ないので 温室での作業をする。
二十日大根は 早速芽を出してる。さすが 二十日で採れるとあって早い。 実際 ニュージーランドでは二十日じゃ〜無理だけど 1ヶ月ちょっとで 立派になって来る。
春だと温室の中はサウナ並に暑くなる。



プラントタワー作成作戦成功!!
余ってた外用木材の 端をとんがらせる様にカット。
それをデッカイハンマーで 土に埋め込む。
70cmぐらいは 打ち込んだので ビクともしない。

それに 余ってたプランターに 買ってきたいちごの苗を植えて デカイビスネジで 木材に止めた。

我ながら いいアイディア と満足。
問題は 野鳥がいちごを食い荒らしに来る事間違いなし。
やっぱ ネットカバーが必要になるなぁ〜

 

2021年9月5日日曜日

近所のアート

家から歩いて10分程の所をうろつく。
コロナのロックダウン前は このあたりを歩いた事なんて 全くない。
いつもいつも 車で走りすぎると何も見えてないのだ・・。

これも 何? とジロジロみるが・・ドアの様にも見えるが・・ドアとしては 作動していない。
じゃ~ なんの為にあるのか・・? と思ってみるが・・やっぱ 何も どうにも動きそうもない。 つまり ただの飾り。
ただの飾りの為に よ~も こんな凝ったもんを作ったもんだ・・と感心する。
遊び心たっぷり・・やっぱ この辺が心のゆとりのある人間のしわざかな・・? と思うばかり。

これは 曲がり角にあって・・夜になると 真横から真っ赤なライトがこの絵に照らされているのだ。
今日は朝に写真を撮ったが・・これは やっぱ 真っ暗になった夜 ライトアップされた物を写真に撮ると ド迫力があるのだ。
ここは 借金する人たち? 金貸しの人たち? どっちかわからんけど・・そんな人たちの保険会社。

クライストチャーチは大地震後 色んな箇所が崩れ 爛れ・・・でも 再建の見通しは立ってない・・という所に こういう グラフィティーが沢山出来た。
どちらかというと もう街のアートというべき物。
これは最近 歩いてみて・・発見。
まだまだ 見たことのないアートが クライストチャーチに数多く存在していると 私は思う。 だって クライストチャーチの街はまだまだ 再建されていないから・・。

これが 一番上の写真にあった物がある 建物。
ど派手の色で どっから見ても 目立つのだ。

 

懐かしいクライストチャーチ

今日の散歩は市中心部
クライストチャーチ大地震後 いろんな 私の見たことも無い物が にょきにょきと表れている・・。
まるで 知らない町に入り込んだ気分だ。
公園のブランコ。 ひん曲がっているのだ・・あれ? と思わせる。
クライストチャーチの新都市計画は すべてが 斬新な近代都市として 生まれ変わるデザインのようなのだ。

クライストチャーチ大地震前は 町に出かけても もう 自分の庭の様に 隅々まで知り尽くしていて・・我が物顔でうろついていた。
車の駐車場もどこが今空いている・・とか どこが一番ここから近い・・とか・・スイスイ!と動いていた。

が! 今はそうではない。
ここはどこ? 私はだ~れ? 的に 自分が今どこにいるかもわからない。
時々 GoogleMapを見て 自分の位置を確かめたりもする。

が! この建物は見慣れていて・・道路の角にあるので・・ホッとする。 無理しても こんな美しい建物は残して欲しいものだ。

重々しい鉄板が建物にボルトで留めてあり・・建物をサポートしている。
やはり まだまだ ふつうに使える様になるには月日が必要のようだ。

この建物も町中心部の角にあるのだ。 
私が銀行員として 1年間ここに通い詰めた建物なので・・私にとっては とても懐かしい所なのだ。
そして建物の2階は銀行員時代 ランチや休憩所として使っていた。
長い事 再建に時間がかかったが・・今は バーレストランとして こじゃれた高級な場所として蘇っている。

大地震直後は 痛々しい程に壊れて・・汚くなって・・カバーとかかけられていたが・・今は 蘇っている。
そうだ~~! これが 美しいクライストチャーチの町なのだ。
少しづつであるが・・懐かしいクライストチャーチの町にあった物が 復活してきている。
うれしい・・。

大地震のあとはコロナ。
もう 世界中の人々がこぞって クライストチャーチに観光にやって来る・・っていう時代は 終わった・・。
でも あと数年もすれば また にぎやかになるだろう・・と期待はしているが・・。
エイボン川の川遊びができるまで これらのボートは橋の下でひっそりと休憩しているようだ・・。

昔のクライストチャーチの景色。
なんか すごく懐かしい。

コロナが起きようと・・クライストチャーチ大地震が起きようと・・何があっても 一刻一刻を平然と生き続けるのだ・・自然。
自然は偉大だ~!!

 

隣の売春宿

この植物は 貰った時は ほんの10cmぐらいの大きさだった・・。
が! 先日気が付いたら もう1mぐらいの高さになっていた。 そして 真っ赤な実も たくさんつけている。

なぜ私はこの植物をゲットしたか?
隣の爺さんが 大きな裏庭を切り売りして 知らない人がその土地を買った。 その切り売りされた土地は 私の家の裏庭の塀から すっかり見えるのだ。

その土地が どうなるか・・? 興味津々でいたら・・そのうち 立派な大きな家が建った。
そして そこには誰が住むのかな・・? と興味津々になっていると・・いつの間にか そこは 売春宿になっていた。
見かけは ふつうの家なのに・・なぜにそこが 売春宿になったか? と解ったか?というと友人が 「そこって有名だよ!」という・・。

ま~ でも 私にとっては 騒音もないし・・どっちかというと静かすぎるぐらい静か・・だから 全然問題はなかった。

ある日の朝 サンサンと陽が照って とても暖かい午前中に 何やら若い女のペチャクチャのおしゃべりと 笑い転げる声が その隣の家の庭から聞こえてくる。

私はすごく興味があり・・ついつい 自分ちの塀をよじ登って 覗いてみる。
女の子達3・4人 全員タイ人っぽい・・。 多分彼女等が 売春をやらされているのだろう・・。

彼女等は私の存在に気が付き・・私がアジア人だというからだろう・・みんなニコニコして 話しかけてきた。
彼女等は 庭の端っこにちっこい畑を設けて・・そこにいろんな野菜を植えていた。 なんか ミニ自給自足的な生活をしているのだ・・。

そして 私に 「これあげる」と言って ちっこい植物の苗をくれた。 私が これ何? と訊いたが・・みんな ”知らない”という。
私が 「これ野菜?それとも花の苗?」と訊いても 「知らない」と言って 笑い転げるだけなのだ。

ま~ せっかくの ”生き物”だから という事で 私は それを貰って 自分の庭に植えた。

それから その植物の事はすっかり忘れていた。

そして その売春宿の持ち主、ニュージーランド人の女性は 市から売春宿中止命令を食らって・・それでも その女性は裁判までして 運営権利を放棄しなくて頑張ったらしい・・。
そのことはニュース等で 有名になった事件だ。
が 彼女は裁判で負けて・・売春宿は また ふつうの住宅に戻った。
と同時に タイ人の女の子達は いつの間にかいなくなっていた・・。

そして あのたった10cmの植物の苗が 今は 元気に育って・・真っ赤な実をたくさんつけている。
別に食べれる実でもなさそう・・。 本当にまるで雑草の様に育ち続けるのだ。
多分 私は彼女たちの思い出として その木がずっと我が家の庭で元気で育っててほしいと思う。
見る度に彼女等のミニ自給自足的畑の事や 彼女等の笑い声を思い出す事だろう・・。



 

神からの試練



 朝散歩で 市中心の公園に行くと キャプテンクックも エリザベスも マスクをして トラフィックコーンを頭にのせていた。

クライストチャーチ大地震からもう10年 しかし・・まだまだ 建物の再建や 地下の配管・配線工事は 続く。 って事は トラフィックコーンは 毎日毎日多く目にする・・。
あの大地震の爪痕は まだ 10年 20年と続くであろう・・。 

そして コロナ。

普通の人は まず一生の内に絶対体験しないだろう・・と思うこと二つも 大地震とコロナを私は体験した。
スペイン風邪は 約100年前だったのに・・なぜ私はコロナにぶちあたってしまったのだろう。 ロックダウン つまり社会全体が麻痺してしまう非常事態を体験する。

ま~ 戦争を体験した方々にしてみれば  まだ ましかもしれないが・・。
それにしても 予想もしない事が 色々人生の内に起こってしまうのだ・・と 肌で感じてしまった・・。

人生の予定って立てられないもんだなぁ~とも思う。
もう 私は年寄りだけど・・働き盛りの人たちにとって 特に商売とかしている人達にとっては痛手であろう・・。

神様は 永遠に人間達に試練を与え続けてる・・よって われ等は それをいつも年頭に置いておかねばいけないのだ・・。
絶対におごり高ぶってはならないのだ・・と思う・・。

2021年9月1日水曜日

今日の朝

早朝散歩で見た花
これは でっかい木で その木全体に びっしり! と花が咲いている・・。
まぁ~~!! 花ばっかりで それも おびただしく咲いている・・それに この色! 
目が覚めるようにあざやか!
いっぺんに目が覚めるのだ・・。

家に戻って・・ 朝食をとりつつ・・ のんびりしていると 目の前で 野鳥さん達も忙しく朝食を取っている・・。
鳥さん達は 最初は おっかけっこと言うか 縄張り争い的な事をして いっこうに一緒に食べようとはしない。

そのうち どういう訳か・・わんさかと いっぺんにたくさんの鳥さん達が 集まって来て 今度はせっせと 他の連中は気にもとめずに食べている。
それでも 時々 他の鳥に意地悪して ”あっち行け!”的に追っ払ったりもしている。
そんな 意地悪している暇があれば 自分でも 食べればいいのに・・と わけのわからん事を 私は考えつつ 自分も食べる。

鳥かごに飼ってなくても 目の前に たくさんの野鳥がやってきて・・色んなドラマを展開してくれる。
いくら見ていても飽きないのだ・・。