2020年6月8日月曜日

自分の人種差別へ怒りは理屈では納得できない

今 世界中が 人種差別問題で荒れまくっている。 もし私が そこにいたら ポリスと戦って 血だらけになりながらも 泣きながらも Justiceを訴え続けるかも・・?

私の20代前半に日本から飛び出して そこには 白とそれ以外の人間がいて・・白以外は 白以下であるというのを いやというほど 自分に知らされつづけられた。

あれから50年 ずっと日本以外の国でうろうろしていた私は 今でも ことあるごとに自分が有色人種であるのを知らされ続けている。 

スーパーで万引き犯と思われ 胸ぐらをつかまれて拘束され身体検査をされたり・・ 空港でイミグレオフィサーにでかい声で 罵倒されて 周りの人がみんな私を犯罪人の目で睨めつかられその後監禁されたり・・。

駐車場で麻薬取引を目撃したという通告を受けたポリスが我が家に来て 調べられたり・・。

何かと 私は犯人扱いされた・・。

それも 無根無実であるにも関わらず・・・とりあえず 肌の色が白ではない・・・それだけの理由で そうなるのであるのは体験から知らしめられた・・。

そんな屈辱的な扱いを 繰り返されると・・暴動もおきる・・。 いくら差別は無いと白人が言っても それは嘘であるのは確実なのだ・・。

私の夫は白で トランプを支持し イスラム教徒を嫌い・・途上国からの難民を嫌う。 そういうやつらちゃんとした市民を食い物にする・・といつも彼は言う。

これは私がどんなに叫び続けて議論しても一歩も譲らない。 もう彼はそう信じて疑っていないのだから・・一歩も譲らない。 だけど有色人種の私にしてみれば すべてが心が痛むのだ。

日本人も人種差別をする人が多いのも事実であるのを知る。 私が日本に住んでいるときに唖然とするほどの現実を突きつけられた。

私は外国人学生のホストファミリーをしていたが・・ ホストファミリーを斡旋する代理店が 私に 肌の色関係なく学生を受け入れる日本人ファミリーは ほとんど無い! と言い切られた時はびっくり!

とりあえず 欧米人で白人を希望する日本人ファミリーはいくらでもいるけど・・アジア人 黒人 南太平洋諸島の人とか 南米の人とか 少しでも肌の色の濃い人は 全然受け入れ家庭がない・・と斡旋所の人が言っていた。

フィジー人で日本に来て 心を病んでしまった人が我が家に来たけど・・ふさぎこんで どうしようもなく重症になってすぐ本国に戻ってしまった人もいました。

物置とかガレージに外国人学生を住まわせたり ものすごい扱いをする日本人家庭もたくさんいると伝えられた。
斡旋所の人が住むところの検証に行かなければ 動物的に扱う日本人家族が事実存在するのだ。

世界中に人種差別ははびこり そんなに簡単に解決するとは思わないけど・・・有色人種の怒りは 私もひしひしと自分自身の内部から湧き上がってくる。 

これは 自分でもコントロールできないほど どうしようもない怒りなのだ。 

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