2020年1月19日日曜日

老化とは穏やかになること・・かな・・・。

老年夫婦となると 若い時のそれと全く違う質の物になって来るのだなぁ〜〜 と 最近しみじみ思う。

先日も 友人宅に遊びに行った時 彼も彼の奥さんも 我等と同じ世代 70歳に手が届くか届かないか・・という所。

その時彼が ある人の事を ”奥さんの二番目の旦那”という。 ん? 誰だ? と思ったら 奥さんの仲のいい男の人、 そして奥さんのダンスパートナーでもある人なのだ。

我等は パートナーダンスをしているが・・ 夫婦でダンスパートナーになることはあまり無い。

私にもお気に入りのダンスパートナーがいて・・夫にも別にいる。 そして 友人の彼にも他にいる・・そして その彼の奥さんにもお気に入りのダンスパートナーがいる・・。

そして そのパートナーとは かなり親密なお付き合いをすることになる。

なんせ アルゼンチンタンゴとなるt かなりひっついて踊るダンスなので 生理的に受け入れられないと 絶対に踊れるものではない・・。

気が合う・・そして 生理的にも合うとなると おのずと どんどん親密になってしまう。

そして それが 若い世代だと そこで 誰と誰がひっついて 別れて・・と 結婚したり 離婚したり・・と 忙しい。

しかし・それが 70歳前後世代になると あえて離婚とか結婚とかには発展しない。 つまり 気が合うからと言って 親密さが真剣なお付き合いに発展したり 嫉妬で狂ったりもしなくなるってのが 驚異的なのだ・・。

お互いに 充実した生活を送れているのだから それを尊重するって事になる・・。 やはり 体が枯れるということは そういう事なのだろうか?

老人になると すべての人が枯れてしまう訳でもない・・ 夫も若い女の子と踊ったりすると 興奮するともいうし・・ 友人の彼も 結構シモネタ的冗談をいいつつ やはり 色気のある女に興味津々になり ダンスの相手をしてもらおうと 頑張る・・・。

でも 若い時の様に 真剣には ならない・・なんか 悟っているといえば 聞こえはいいが・・ とりあえず 何もかもに感情的になるという事はなくなり・・心が丸くなって来ているのかもしれない。

どんどん こうやって 穏やかな老人にみんななってゆくのだろう・・・。

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