下の文章と写真は友人のキャンプおじさんのFacebook記事から引用しました。
ブルーシートが1枚あればキャンプができる。キャンプはアウトドアレジャーだが、それだけではない。
日本には何処に住んでも地震、台風、洪水、火山の噴火等の自然災害の恐怖が付きまとう。日本国内に安全地帯は存在しない。
災害被害当事者は一瞬にして家を失いホームレス化を余儀なくされる。そんな時に役立つのがキャンプのノウハウだ。
キャンプとは野外泊だけではない。自然の中での食材調達、薪づくり、カマドづくり、火おこし、調理等の生きるための最低限の行為を野外で行うということだ。
まさに縄文時代にでもタイムスリップしたのではないかと思う時がある。しかし、日本の有史以来、約1万5千年という最も長期間続いた時代が縄文時代らしい。そこには日本人の原点があるのかもしれない。
話を戻すが、キャンプのノウハウは炊き出しテントの作り方やトイレの作り方、野外での健康管理法、炊き出し、安全な車中泊の仕方等の被災地支援活動にも応用できる。
私はより多くの人々がキャンプを体験することを勧めたい。
私もクライストチャーチ大地震の時はキャンプ用品が大活躍!
我ホステルは世界中から若者が ニュージーランドの自然を楽しもうとアウトドア派の若者達が集まって来る・・。
そんな中の大地震勃発。
ネットに大忙し(旅の情報収集で・・)の若者達も 水・電気カットで いきなりキャンプ生活。
つまり ホステル敷地内では 焚火で炊き出し・・・夜はロウソクの光で直に向き合って集う・・。
もう30年も昔・・私が若かった頃はこうだった・・これが本当の人間のあり方なのでは・・?
スマホ・タブレット・ノートパソコンが無くなったら何をするか・・? 直に人と人が向き合える様になる・・。
そして 水確保・・食料確保・・雨露しのげるねぐら確保に脳みそを使う様になる・・。
そして災害時には 人間は二手に分かれる。 突然怒り・・他の人にフラストレーションから来る怒りをぶつける。 でも そんな人達は結局行き場は無いと思う。
そしてもう一つの方はいかにその場を和ませ その場の人達と協力して生き抜くか? を考える。
クライストチャーチ大地震のあった夜・・まだまだ 大きな余震が続いている時・・前者は全員私のホステルから姿を消した。
そして後者は大きなキッチンに集い・・ロウソクの明かりでまるでロマンティックなパーティーのような雰囲気を醸し出した。
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