2020年5月8日金曜日

つらつら考えるに・・・。 子連れ論争


子連れ出勤論争が 私が東京で小さい子供を育つつ働いていた頃勃発した。 もう30年以上も前の話である。

その頃のアイドル歌手 アグネスチャンは 子連れで仕事場に行きバッシングにあって 反論する。 子供は母親のそばにいるのが一番が彼女の論。

それに反して 作家の林真理子さんは そんな甘い考えは非現実的で甘い・・・。

小さい子供を育てつつ 働いているお母さん達は こぞって アグネスチャン側についた。 それはそうだろう・・お母さん方はみんな子供を連れて出勤したいのだ。

が 私はお母さんでありながら 林真理子説に俄然加担した。 

とりあえず アグネスチャンは アイドル歌手だから いくら 絵空事を唱えたとしても それは 許されるし・・彼女の立場は 完全に非現実的なのだ。

私の様な 母親は 今でも 常に”子連れは役立たず・子連れは使いづらい” よって 社員として取りたくない・・と言う現実にさらされて生きているのだ。

絵空事を言っている場合ではないのだ・・だからこそ 現実を突いて来た 林真理子説が 私の心を打ったのだ。

今は 子連れ出勤できる会社がたくさん出てきた・・とか 男女平等雇用性とか言っているが・・ じゃ〜 子連れ母親は 今は救われたか・・? と言うと そんな簡単な問題ではないと思う。

私の今住む ニュージーランドから比べると 今の日本は そこまで 変わったか? とおもうと やはり ニュージーランドのそれとは 比べ物にならないくらい まだまだ 遅れていると思う。

日本で 男と同じお給料を得つつ 快適に小さい子供を育てているお母さんが たくさんいるだろうか・・?

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