2020年2月5日水曜日

生きててよかったのかも・・?

なぜに あんなにがむしゃらに 生きてきたのだろう・・ なぜに あんなに ビジネスに固執したのだろう・・・。

最近 さっぱり その固執が抜け落ちた今 つらつら考える・・。

多分 親を 周りを 世の中を見返してやろう! という気持ちでいっぱいだったのだろう・・。 それしか考えられない。

つまり 子供のころから 私は 能無し・性格悪いの一点張りで 親に育てられたと思う。 何かにつけ 性格が悪いというのは言われつづけた。 憎まれて育ったと言っても過言ではないだろう・・。

母親は肺結核の為 療養生活が 私が10歳になるまで続いた。 その間 私は野生の動物のように 食い物を漁り 女中から逃げまどって生きていたように思う。

だから 10歳になって母親が母親顔されて 私をしつけようとしても もう 野生の動物はどうにも 変えようのない生き物になってしまっていた。

だから 何かにつけ 私は私の生命維持の為 自分の考えを貫き通した。 それが自尊心の強い母親にはどうにもこうにも我慢のできない事だった。

高学歴でない限り 馬鹿である・・ お行儀の良いのが品がある・・・ が・・野生的である私は学校にもそう簡単には順応しない・・よって 成績がいいはずもない・・。

立て膝をつくと 「おまえはチャンコロだ!」と罵倒して白い目で見た。 私が京都の人と結婚したい・・と言うと 「京都の人間にはチャンコロが多い」 という・・。

私が妊娠した・・・と母親に告げたら 開口一番
「下のだらしない女の様に 子だくさんにするなよ! 恥だから」 と言われた。

すべてが万事がそれなのだ・・。 

多分彼女が60歳ぐらいになるまで続いた。 なんでも自分の思い通りに私が動かないと・・それは 彼女が絶叫して私を罵倒する結果になるのだ。

私が描き続けた油絵 30号以上の物もなん十点もあり・・買いたいという人もかなり出ていた中 私はその絵はすべて 自分の分身の様に思え・・売る事はなく実家に置きっぱなしにしていた。

が・・それも 跡形もなく破棄処分されていた・・。

父親が死んだ・・と聞いた時、 悲しみとかそんなものは一切なく・・
”あぁ~これで私を認める人はなくなった・・。” 
つまり 私は”褒められたい” という一心で頑張り続けているのに・・。 父親が死んで その瞬間に 私が父親に褒められる・・と言うそのチャンスは閉ざされた・・。

そして 母親が80代後半になり・・彼女を見たときは すでに 彼女はもうぬけ殻になっていた。 そこには 何もなくなり 殻しか残っていない。

赤子の如く 目の前の食い物に食らいつき・・眠りこけるだけしか能のない 抜け殻なのだ・・。

私が生涯 ”褒められたい” と思いつづけたのは・・・がむしゃらに 突き進んで来た事が すべて徒労におわったと思えた・・・。

そして 私の”見返し” ”褒められたい” の為に一心に続けていた 私のビジネスは すべてが空しい物になってしまった・・。

でも 最近 妹が私に言ってくれた。
あなたのビジネスは 過去30年間物間 私と息子の生活費をうみたし・・私の大きな自宅を作り 私の楽しみといえる田舎の土地と家も生み出した。 そして息子夫婦の家すら 生み出したのだから ものすごい物だと・・。

そして又 さっき アカウンタントと話しをしていて・・。
ゼロだった私のASSETが ある形を成していて それもかなり大きい物になっている。
お前はすごいよ! 
ニュージーランドに移住したときから ゼロだった私を30年間サポートし続けてきた 私のアカウンタントはそういう。 

彼は私のただのアカウンタント・・ なのに彼との会話は いつも すぐに 私生活の事ばかりになるのだ。 数字はコンピューターがはじきだしてくれるからビジネスの事はどうでもいいのだ・・。 

彼とのミーティングは いつも私を”人間として”見ての会話ばかり・・。

私の苦しい時は いつも いつも慰めてくれて・・ 何回私は彼の前で泣いてしまった事か・・。 彼はいつも 自分がどん底にいると思える時も 支えてくれて・・泣く私を笑顔にしてくれるのだ・・。

彼ももう引退の歳で・・私も引退の歳・・彼がいないときは 彼の部下が私を支えてくれている・・。 そして又 その部下の人も同じく ホンワカと私の緊張した気持ちをほぐしてくれて・・ いつもてんぱっている私を笑顔に変えてくれる・・。

私のアカウンタントの会社は大会社で私の様なクライエントはゴミぐらいに小さい・・だから私がいてもいなくても 彼らにとってはなんの損得も無い・・。

なのに・・30年もの間 普通の人達は 世間の人たちは 私をゴミ扱いにしても・・彼等だけは私の人生をささえ 励まし そして たくさん たくさん褒めてくれた。

親に認められなくても 世間が私をゴミ扱いしようと・・ 私の人生見つめ続けてくれて そして認めてくれた人が一人でもいた・・というだけで 私は生きててよかったのかも・・ と 思う・・・。

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