特に 私が Kiwihouseを始めて・・そして最初に ちゃんとしたビジネスとして ニュージーランドの観光産業の一端を担うぐらいのレベルに仕上げたのが この 下にある写真のSmall Kiwihouse.
今でも存在するが・・もう 今のSmall Kiwihouseとは 全く違うのだ・・。
まず この写真にある芝生の裏庭には 息子夫婦の建物が建っていて・・芝生は一切無くなった・・。
そして Naoさんが持っているMayちゃん(猫)はみんなに愛されながら長生きをして・・そして別れが来てしまった・・。Mayちゃんとの別れはほんとに悲しかった・・。 この頃はまだ Mayちゃんも若かった! そしてみんなに愛されていた・・。
この真ん中にいるNaoさんと今度日本で再会したのだ・・。
Facebookで彼は中華料理のシェフになったのは解っていた・・。 それに Facebookでいつも いつもよだれが出る様な料理の写真を見て・・くそ~~! いつかはこの美味そうなもんを食ってやる! と叫び続けていた・・。
で あれからもう10年以上も経っている今・・私は日本でそのNaoさんと再会。
再会は彼がチーフシェフをして・・彼が熟考したメニュー。 彼が創作した料理。 それを出してくれたのだ・・。
私は友人二人を引き連れて・・ま~ ラーメン屋さんに行く様な気分で・・ガンガン 食って・・楽しんで来よう! とばかりに行ったのだが・・なんかえらく立派なレストランで・・ちょっとビビる。
ウェートレスのおねえさんにテーブルに連れてってもらってから・・Naoさんの名前をだしたら・・そのウェートレスさんになんか・・なんでお客さんがチーフシェフを呼べとか言うのか・・? と怪訝そうな顔をされた・・。
そして そのウェートレスのおねえさんが彼に私の名前を告げに行ったトタン! 彼が出て来た!
そして テーブルサービスする低調な給仕さんが出て来た・・。
Naoさんとの再会感動挨拶もそこそこに彼は厨房に引っこんでしまった・・。
テーブルは一番奥のリザベーションテーブルに誘導される・・テーブルにはステキにはバラの花に折られたナプキン・・他 超豪華テーブルにセッティングされている。 そして これから出てくるだろう・・Naoさんが熟考したメニューとその詳細の お品書きが置いてある・・。
我等のテーブルの横は 我等専用給仕用の皿だの・・色んな物が 準備されている・・。
出てくる・・出てくる・・次から次へと・・溜息が出る程 美しく・・これは懐石料理? フランス料理の豪華コース? と・・・
ラーメン屋的中華料理屋を想像していた我等は 面食らうばかり!
食べきれない程に・・・心もお腹も満腹・・。
私はNaoさんがKiwihouseに住んでいた頃・・Naoさんの食材が大量にあって名前も書いてないから・・と言う理由で ガンガンと外のゴミ用ポリ容器に捨ててしまった・・。
他のKiwihouseの連中が そこまでしなくても・・と私を白い目で見ていた・・。 それもそのはず・・後で知ったけど・・Naoさんは Kiwihouseのその頃住んでいた連中に 自分の作った料理を毎日ふるまっていたのだろうな・・。 全然知らなかった・・私・・。
そしてNaoさんがKiwihouseに戻って来て・・ゴミ箱に自分の食材が全部捨てられていたのを知った時・・私は恨まれるだろうなぁ~と・・ヒヤヒヤ・・。
でも彼は全然私を恨まなかった・・「あ~あ・・でも ま~これも大丈夫・・あれも大丈夫・・」といいつつ ほとんどをゴミ箱からまた拾いだしたのだ・・。
私はホッとした・・。 Naoさんって心の広い人だなぁ~と強烈な思い出として残っている。 そしてその時の その瞬間をハッキリと覚えているのだ・・。
今回 Naoさんと話をして 初めて知った事だが・・NaoさんはKiwihouseに来た頃は日本で色んな事があり・・自暴自棄になっていた頃だった・・。 シェフとしては行き詰まっていたそうな・・。
でも Kiwihouseに来て みんなにふるまって みんなが美味しいと言ってくれた事が力となって・・今の自分がある・・。 と言ってくれた。
それを聞いた時には 私は思わず涙があふれた・・そして後からあとから涙が流れた。 私の人生ともいえるKiwihouseを肯定してくれた・・つまり私の人生をも肯定してくれたような気持ちでいっぱいだった・・。
そして 彼はこうも言ってくれた・・。「僕の夢が一つ叶った」
私こそ 私の人生を支えてくれたNaoさんなのに・・。
私は本当に生きててよかった!
私の生きて来た道は間違ってなかった・・!
私こそ 私の夢が叶った瞬間だったのだ・・。
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