今日は久しぶりに自分の田舎の土地を見に行く。
3ヶ月前・・旅に出る前とは季節も変わり・・・真冬の様から 春真っ只中の様になっていた。 緑が広がり・・春の風がそよぎ・・鳥達がさえずりまくっていた。
あぁ~ ここが自分が気に入った場所なんだ~と改めて思った。 緑の匂いがぷんぷんして 鳥のさえずりしか聞こえないこの場所はやはり自分の気持ちを落ち着かせてくれる。
さぁ~~って何をするか? 3ヶ月も誰もエンジンをつけていない私のシャベルカーは動くのか? なんせ中古で買った代物・・それも私はシャベルカーの事なんかなんにも知らない訳だから・・。
車の様にバッテリーが上がっているかも・・? 恐る恐るキーを回してみたら・・一発でエンジン始動! お~~し! いい子だ・・どうどうどう・・といいつつ この土地の前のオーナーが山にしていた土を均す作業にとりかかる・・。
今までこの土地からどんなに多くのゴミが出てきただろうか?! そのおびただしいゴミの山は大変な物なのだ・・。 なのに! なのに! 私がシャベルカーでちょっと土の山を崩すと・・もぉ~! その中は ゴミ! ゴミ! ゴミ!
ゴミを土で覆って山にしていたのだ・・。 ため息が出るしかない・・。 山を崩しては・・シャベルカーから降りて・・ゴミを集めて 一輪車でゴミの山に運ぶ・・その作業を繰り返す。
本当に・・まるで受刑者の重労働の様だ。 だが・・続ける・・汗が冷たい風に気持ちがいい。
シャベルカーはうおん!うおん! と唸りつつ・・精一杯の力を出して・・デッカイ岩だのデッカイ木材だのゴミだのを含んだ土を押したり 乗り上げたり・・としつつ 作業を進める。
時々シャベルカーが大きく傾き 危うく倒れそうになる・・乗っている私は ひぇ~!! と怖くなって止めて・・倒れない様にどっちに行けばいい?! とパニクる・・。 やっとの思いでシャベルカーが落ち着くと・・私も落ち着く・・。
ふ~倒れなくてよかった!
と・・またまた 作業開始・・そんなのを何時間も続けていたら・・ぬ!? なんか変な音が・・。 と下を見たら・・キャタピラにかかっているゴムの輪が外れているではないか!
どうする?!! 修理の人には来てもらえない・・今日は祝日。 で! どこに修理を頼めばいいかも検討がつかない・・。
すったもんだ・・して・・。 とりあえず 夫と自転車のタイヤをはめる様な・・同じ原理でやってみっか~! と言う事になり・・とりあえず キャタピラーが地面から浮かなければはめられない。
よって 私はシャベルカーのシャベルの部分をキャタピラーの横に持って行き・・そのシャベルを地面に押し付ける様にする。ちょっとづつ押し付けると少しづつキャタピラーが浮きだした。
ゴムの部分が十分にはめられる空間が出来た時点でエンジンを止め・・やおらゴムの輪を装着しようとする・・。が! そのゴムの輪が私の力では到底持ち上げられそうもない。
夫と二人で持ち上げつつ装着!と・・そうは簡単には行かない。なんせかなりのキツい状態ではまっていた訳だから・・・ほい!って言う訳には行かない。夫はとりあえずキャタピラーの片方の輪にはめて・・もう片方の輪には少しづつ前進する時にハンマーでゴムの輪を叩きつつはめる・・と言う作戦に出した。
そう簡単に行くか~~? と私は思った・・シャベルカーに私が乗ってちょっとづつ前進・・彼は必死でゴムの輪をはめるべくハンマーで叩く・・もうちょっと! もうちょっと! と前進していたら・・はまった! はまた~~!! と夫が大興奮で喜んでいた。
やったのだ! 修理屋を呼ばずに自力で出来たのは すごくうれしかった。
しかし・・そうとうくたばってきたそのゴムの輪は多分手荒く扱ったら又すぐ外れるだろうなぁ~~。 近い内に買い換える必要あり・・。 で とりあえず・・あまり手荒く扱わない様に使用せねば・・。
でも それから何時間も ぐわん! ぐわん! 言わせつつ働いたが・・とりあえず外れなかった・・。
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