2016年12月21日水曜日

物の値段

ニュージーランドでは往々にして金払いが悪い。 本当に支払いが遅い! 請求は超特急で来るのに・・。

しかし 私はかかった料金はすぐ払う事にしている。 だって仕事をしてくれたんだから すぐ支払うのは仕事をしてくれた人に対しての礼儀だと思う。

その人の仕事を尊重している事になるからだ・・。 

ニュージーランドに来て 色んなトレードマン達とのやり取りをして来たけど・・彼等の間で私の支払いは超特急で支払われると言うのが 評判になっている。

だからこそ信用もドンドン深まり・・新しい業者との契約もスムーズに行っている。 初めての取引は 金払いがいいのか・・? 悪いのか・・? で 取引が決まると言ってもいいかもしれない。つまり”信用”が物を言う。

取引をしても支払いがなければ大損のビジネスになるからだ・・。

私の宿でも 無賃で泊まったり・施設を利用する屋からがいる。私のビジネスに対して失礼だと思う。

私が高校の頃・・油絵を沢山描いていた。 ほとばしる様に・・・描かずにはいられない・・次から次へと描いていた。

ある日高校の文化祭に出していた私の絵を買いたいと言う人が出て来た。 岩手山を描いたのでどこかの校長先生が欲しいと言って来たらしい・・。

絵には勝ってに値段をつけられた・・その時・・私は値段をつけられた事で 物凄く悲しかった。 売ろうとしても売れない様な高校生の絵を 数万円だして買おう・・と言うのだからいい話に決まっている・・。

だが 値段をつけられた事で断った・・。なんか自分自身に値段をつけられた様な気がした。

私の他の無数の油絵も・・・小さい絵から 何十号と言うばかでかい絵とかもあった・・。それらはお粗末な物もあった・・。 でもどれひとつとして手放したくなかった・・。 それらの絵全てが自分自身その物の様に思えたからだ・・。 結局私を憎んだ母親が全部破棄してしまったのだが・・。 

その心の傷はまだ残っている・・・時々自分の描いた絵のひとつひとつを思い出す・・。

金は魔物・・と言うが・・金で換算していいものといけない物がある。

そしてビジネスとして金額が決まっているのを支払うのは 売り手・働き手を尊重するからその料金を支払う。人の手で心を込めて作られた物は値切る物ではない・・と私は思っている。

自分のビジネスの宿料金すら値切られると腹が立つ。 だから私自身が金を支払う時は値切らない・・。

やはり 物の値段と言う物は 売り手も買い手も その人間の心を表す物なのかもしれない。 

2016年12月20日火曜日

つぶやかせてください・・。

今日は 本当に色んな事が勃発! まず・・田舎の土地にある古い取り壊し予定の家が取り壊しをするために 電気のメーターを家から取り壊さなければならない。

ずっと前から予定していた今日! 電気会社と電気屋が二人揃って ちゃんと法的な手段を取って 配線を家から離す。

でだ・・それまではいいのだが・・その配線を離す作業をすると・・電気が切れるって事はないでしょうね~~? と言う問いに 電気会社も電気屋も 大丈夫 切るけどする電気は使える様にしてあげる・・と言っていた・・。

だから私は安心して それを頼んだのだ・・。

なのに電気は完全に切られている・・。 来年の1月末まで待たないと電気は繋がないとか言う・・。

話が違う! と電気屋に言っても そんなの仕方ないではないか! と反論する・・。 じゃ~ なんで電気が切れる事は無いと言ったのか?! と私はそうとうの喧嘩腰。

切られるとは思わなかったから・・仕方がないじゃないか! とそれしか言わない。

本当にこっちの人間はどっからそういう開き直った・・それも自分の思い込みが間違っていても絶対に認めない。

認めるどころか・・私のせいにする・・。 私が取り壊し業者を頼んだから どうしても電気を切る事になったから 自分のせいではなくお前のせいと言う・・。

も~~!! 頭から湯気の出る程・・・本末転倒のムチャクチャな事を言う・・。

結局 1月末まで待たなくても 明後日やってくれると言う・・。 ほんとか~~!? 全然信用できない意見なのだ・・。

電気が切れると 冷凍・冷蔵庫の中身を全部車に積んで クライストチャーチまで持ち帰らなければならない。

それに このいなかの土地で 年末年始とか バーベキューとかして やっとホリデーをここで過ごせる! と意気込んでいたのに!

だから 水道配管工を急かして・・お湯が出る様にしてもらって・・トイレ・シャワーも設置して・・おまけにビルダーはキッチンも作ってくれて・・。 

これで 電気がなければ・・ なにもできない・・。

私が怒りまくって・・電話ばかりしているので・・取り壊し業者の人が 「俺が電気会社にちゃんと話をつけてあげる!」 と意気込んでくれた。

彼はそうとうの切れ者且つ やり手だから 多分電気会社を説得するぐらい出来ると思う・・。普通の人は絶対できない事も この人ならできそう・・。

でも 取り敢えず明後日電気を通してくれると言っているから まずは待つ事にする。

だけど・・電気無しで どうやって明後日まで過ごす~~? 冷凍・冷蔵庫の食料は やっぱ これから クライストチャーチまで 車を飛ばして持っていかねば・・と泣き言をいってると・・「俺の電気発電機を使えよ!」 と気軽にかしてくれた。

お~~!! そんな手があったか~~! と感動・・。 しかし そんな機械・・聞いた事はあるけど・・扱った事は無い・・。

使い方教えて・・と言うと 簡単! と言って教えてくれた。

お~! 簡単・・。 業者みんなが帰って・・一人で スマホの電気がなくなりそうなので 早速発電機作動! 草刈り機の様に 紐を引っ張ってエンジンを始動。 草刈り機より簡単に始動。

そして コードを繋ぐと・・お~! スマホの充電が始まった!

冷蔵庫にも繋ぐ・・。 これで 中身が腐らなくてもOK!  その発電機3000Wを出す・・って事は そうとうの電気を発してくれるのだ・・。 電子レンジだって・・ケトルだって・・なんだって 繋げる。 

しかし・・・音がすごいのなんの! まるでぶっ壊れそうなバイクがバリバリ言っているような・・取り敢えず 耳の横で建築現場でコンクリートを壊しているような・・。

耳がおかしくなりそう・・。

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夜寝る前には切る事にしよう・・。 こんなんで 寝れる訳もなく・・。

そんなこんなで 今日はイライラ・カリカリしていたか・・? と言うと・・そうでもない。

と言うのも 家取り壊し業者が持って来たシャベルカーのデカイのに度肝を抜かれる。 それが動き出すとまるで ばかでかい怪物が唸りをあげつつ襲いかかって来そうな感じ。


遠く離れて見ていても 思わず・・ドンドン後ずさりしてしまう程迫力のあるシャベルカー。

ぐわん ぐわん言わせている時に 屋根を剥がす時 突然プックリと太ったオポッサムが二匹一目散に逃げて言った・・。

かわいそうに多分長年住み慣れた巣を取り壊されて・・最後の最後まで頑張った様子・・。 多分カップルのオポッサムだと思う。

それに鳩も無数に屋根裏に住み着いていた。 彼らも又 長年ぬくぬくと安心して住んでいたのに・・。 空を何回も旋回していた・・。 何回も大きな鳴き声をあげていた・・。

彼らは今夜からどこに寝るのだろう・・。 かなりかわいそうな事をした・・・。

そうこうしていたら・・突然! 

取り壊し業者のボスが 「Norikoやってみな! おまえが持っているシャベルカーと何ら変わり無いし・・簡単だよ! で 気分いいよ!」

と言う・・・いやいや・・そ! そんな~! といいつつ・・それでも 私は興味津々で 怪物の心臓部に入り込む・・んでもって おどおど・・おずおずしながら レバーを動かす・・。

ちょっとさわったら・・ものすごい唸り声をあげるので・・ひぇ~~! と腰を抜かしそうになる。

でも そのボスが・・Noriko いけ~! やれ~! と私に叫び続けるので・・おずおずながら・・やると・・本当に彼が言った通り・・私のチビこいシャベルカーとなんか変わりない操作なのだ・・。

自分の思うようにモンスターが動くと・・”お~~!” となんとも言えない快感が体じゅうに抜ける。

ボスの彼が 「自分が神になったようだろう・・?」 と言う。

確かに! まるで この世を自分一人が司っているようなとんでもない力を得たような気分になるのだ。

と言う事で・・ほんのちょっとだけの”神様体験” だったけど・・・今までの イライラ・カリカリが嘘の様に消えていた・・。



発電機を貸してくれ・・神様体験もさせてくれた彼に 感謝・・感謝・・。

今日は 結局とてもいい日だったな・・。

2016年12月14日水曜日

やっと陽の目を見たストーブ

もう20年以上も前 最初にKiwihouseの建物として購入したのが 23年ぐらい前・・。
その時に このストーブがキッチンにあった。 多分 80年は経っていると思われるヴィンテージ物だ。 その時 このストーブを見て私は感激! すごく かわいいし・・!
でも 見た時は そんなのを使用出来る訳でもなく・・クライストチャーチ市は 屋内でのストーブや暖炉の使用規格・認可が物凄く厳しくなって来ている。

そのため こんな古い代物は使用は不可能。
しかし! ホステルとして改造するとき 捨てられるのを恐れ・・私はコッソリと持ち帰り・・ガレージに取り置いた。

いつか夢の土地に 夢の小屋を建てた時に使うのだ!と・・。 引っ越しの度に ”あ~~ これを使う時が私の人生の内にあるのか・・?” と思いつつ見つめたストーブなのだ・・。

そして ついに! ついに! やって来たのだ。
小屋の内装も完成に近い。 屋根も新しくつけ。 トイレ・風呂・キッチンも今日ぐらいから使用可能。

やっと・・やっと! このストーブを設置出来る時がやって来た。 と言う事で・・取り敢えず 外で試運転。

立派に燃えてくれました!
煙突は通常企画外のサイズなので 特別に煙突をつくっている業者に頼んで作ってもらった。

煙突を着ける事によって 空気が勢い良く上に走る・・よって火が良く燃えるのだ。 
で 黒光りしたヤカンがなんと ストーブの上の調理出来る部分の穴にピッタリとはまるではないか! 

まるでこのストーブ用に作られた様に・・。 このヤカンは 大昔・・古道具屋で 200円ぐらいで買ったもの・・・これは私がキャンプで長年愛用していた物だ。

ごうごうと燃えると・・料理も簡単に出来る。

小さい小屋の中で これをちょっと燃やすと すぐ小屋が暖まる、そして調理が出来る、 そしてヤカンがシューシューとお湯がたぎる音と共にホッコリとする・・・と思うと・・ワクワクが止まらない。

ビルダーがこれでもか!! と言うぐらい ぎっしりと断熱材を小屋の壁・天井 四方八方に詰め込んだ・・。 私のストーブを見て・・こんなストーブを燃やしたら・・真冬だって 暑くなるよ! と笑った・・。

クライストチャーチ市と違って・・この辺りの冬の温度は半端ないので・・このストーブはつよ~~い味方になるのだ・・。

2016年12月11日日曜日

アスペルガー症候群の夫

”思いやり”は すばらしい事だ・・。

が・・それが的を外れていると・・それも 完全に的を外れていると・・もう それは喧嘩を売っている事になる・・。

胃弱の私は何も食べられない・・・ぬるま湯を胃に入れても痛くなる事がある・・そんな時・・私がずっと食べてないから辛い・・と言うと 「分厚いステーキ食うか?」 と本気でいう。これが 彼の思いやりなのだ・・。彼自身が肉が大好きだから・・ステーキが出てくるのだ。

”あんた何年私の胃弱と付き合ってきた? 何万回 何億万回言ってる? 私は 肉は調子の良い時すら食えない・・って・・。” 怒りがこみあげ震えて来る・・。

彼に何かしてもらう事はまずない。 頼んでも絶対に自己中的な考えを押し通すので・・頼む事は危険なのだ。

彼は瞬間的に生きている・・色んな彼の経験とか・・相手の気持ちとかを加味して考えると言う事が出来ない・・。

じゃ~ なんで そんなヒドイ人間と私は結婚したのか?! これは私にとって理解に苦しむ事になった・・・。 そして長年考え続けて来た。

こんな自己中のヒドイ人間となぜに私は結婚したのか・・? ただ単に私が愚かな人間なのか・・? 

で! 私は発見したのだ・・。

私と言う人間がどういう人間か・・? と言う事から分析し始めた。 私はアスペルガーと正反対で・・人の気持ちとか 心とかが すごくよく見えるのだ・・。でも これは私が50歳を過ぎる頃から益々よく見える様になった気がする。

会った瞬間に 見え透いた事を言う人に 一番嫌気がさすのだ。 だから 犬が一番ステキ!なのだ。犬には一切駆け引きは無い。

人間は・・幼児ですら すでにその辺の ”見え透いているのに見透かされてないと信じて行動する”と言うのが出てくる。

最近・・この歳になって・・・どんな人でも ほとんどは私は ”見え透いた言動”を見て 嫌気がさす。 極少数 ここちのいい すがすがしい言動の人に出会う。

で 17年前 アスペルガー症候群なんぞ全く知らない私が会ったのが今の夫なのだ。

子供ですら相手の心と駆け引きが出来るのに・・彼は出来ない・・つまり 犬レベルの単純さなのだ。

それを私は ”純粋な人”と見た。それが結局 ”いい人”と結びついたのだ。 しかし 彼は犬ではない・・・他は全て大人の人間だから その純粋さが仇に出るのが常なのだ。

それに彼から金とか財産とかを騙しとるのはものすごく簡単だ・・と言うのも発見した・・・。 現に彼の前のパートナーは彼との付き合い10年の間に彼の給料で財を成し・・彼を無一文で捨てた。

結局彼は友人の手を借りて 弁護士に話を持ち込んで 何がしかの物を前のパートナーから取り戻すをしなければならなかった。

もし私が彼を離したら・・多分又 そんな目に遭うと思う。 彼と言う人間は利用するのにとても簡単だから。

腐れ縁と言う事で・・まだ 彼は私の夫である・・。

2016年12月10日土曜日

老人介護

私は 老人介護とは無縁と思っていた・・が・・ 女として 主婦の立場も知る・・そして 私の年代の日本人女性は”老人介護”とは無縁ではいられない・・。

老人が身近にいる我等世代の女性は 何等かの形で関与する。 あるときは順風満帆のキャリアウーマンが 結婚はもとより 全てを投げうって”介護”に当たる場合もあった・・。

介護にあたるか? 否か? は自分の選択である・・と世間は言うかもしれない・・。 そして結局自分自身の選択で 自分の人生を介護にささげた。だから文句はないだろう・・と簡単な物では無いと思う・・。

そこには ”優しさ” ”愛情” ”義務” ”義理” ”責任” とか色んな物が複雑に絡まった物があるからこそ・・・ 無視できないからこそ 介護と言う選択をしたのだ・・・。

ニュージーランドの場合 老人介護で家族が犠牲になる事は日本に比べてはずっと少ないような気がする。

あるドキュメンタリー番組で もし自分の家族を介護した場合・・福祉で介護する人のお給料を その家族の介護者に国が支払う・・と言う事も出来るらしい。

日本で もし主婦が老人介護をした場合・・それに対して給料が出る事はまず無い・・。出たらどんなにいいだろうか! 

介護は長年に渡って続く・・つまり介護者はその人自身の人生をも介護で費やしてしまうのだ。 介護する人間の人生が介護だけで終わっていいのだろうか・・?

外で働いて稼いで来る人にはあまり関係ないかもしれないけど・・家庭を守って働いている人にとってはお給料が発生しないだけ その人の人生を福祉ができてない分犠牲にする事になる。

福祉の充実で 介護する人に対しての時間にお給料が発生する・・又は 介護する人は 完全国の福祉で賄うと言う形になるべきではないだろうか・・?

これは全国民の責任として 福祉の充実を見るべきではないだろうか・・・?

2016年12月9日金曜日

人種差別


差別とは・・? と色々考える・・私が差別に敏感になりすぎて・・・差別する人・・つまり 世の中では白人が結構有色人種を差別する・・だから どうしても白人に批判的になる私・・。

それを 夫(白人)は ”差別” と言う・・。

つまり 私も自然に白人を差別しているのだと・・。 そうかも知れない・・。

でも イスラム教徒であるベールをかぶった女性に対しての差別はすごすぎる・・。 特にイスラム教徒でない国に住む彼女達に対しての風当たりはすごい・・。

個人の人間とは見ず・・ただただ 敵・テロリストとしてしか見ない・・。


私も家を取り壊す業者・大きなゴミを処理してくれる スキップ(デカイゴミを入れるコンテナ)会社等との交渉はまず不可能・・・アジア人・女・年寄り・・と言う事で 相手にされない・・。

それが 私がもう20年以上も付き合っているビルダーに頼むと・・すべてがスムーズに行く・・”つて”を使って交渉しないと何も始まらない・・。

ある大手の雑貨屋で電化製品を買うと・・かなりの頻度で不良品である。 返品を要求すると 大体 ”あんたの使い方が悪かったから・・・” とかいちゃもんをつけられる・・。

でも 夫が返品要求すると そんなことは無い・・。笑顔ですぐ返品可能。 この差はなんなのだ!?

犬猫の野良がいたりすると・・どうしても放って置けないたちの私・・でも SPCAに連れて行っても ”アジア人は無責任に犬猫を飼って ビザが切れると棄てる・・”と言われていちゃもんをつけられる。

そんな時は行き着けの獣医に相談するとすぐ引き取ってくれる。獣医からSPCAに連れて行くと そんな事は無い・・。
私だと頭から差別されるから 結局 ”伝”(つて)とかが必要なのだ・・。 

こういう事って 差別以外の何物でもない! と私は思う・・。



庭にドンドン花がいっぱい

この黄色い花はなんという花なのか・・?
とりあえず 植えなくても・・ドンドン種で増えて行く・・。 毎年増えて行く・・。

2016年11月22日火曜日

庭の変化

毎年なるプラム。 これがなると大変な事になるのだ・・ベッタリと無数になるので・・収穫が大変! それも1週間の内に全部収穫しないと・・地面に落ちて・・辺り一面に熟したプラムの発酵した匂いが漂い出す。
そして収穫したら・・・その日の内に冷凍するか! 煮て・・種をとって・・保存する作業が必要になる。
毎年 Kiwihouseのヘルパーさん達が手伝ってくれていたが・・今年は誰か手伝ってくれるのだろうか・・?

この小花はもう何年も昔から忘れずに咲いてくれる。 冬は完全に無くなるのに・・いつの間にか夏になると咲いてくれるのだ・・。

これらの花で植えたのは一番奥でやんややんやと咲いている ハニーサックルと言う花と白いバラだけだ・・。
他は全部種が散って自然にそだった物ばかり・・。
春に草むしりさえしなければ・・ドンドン増えて来る花ばかり・・。
夫が春になると草むしりを3・4年していたら・・絶滅寸前だった・・それを草むしりをさせない様にしたら・・ここ1・2年で少し復活して来た。

今日は気温が30度を越している・・こんな時庭の作業をしていると・・・熱中症になりそうだ・・。
でもこの木陰に椅子を持って来て座っていると ヒンヤリしてきもち

冬の内にチッコイ苗があったので・・ちょっと植えただけなのに・・こんなにコンモリしている。
最初は黒い土だけで・・チッコイ苗は ほんとに育つのだろうか・・? って感じだったけど・・今は黒い土が全く見えないくらいに育っている。
これらの花も全部種で増える。
だから毎年 放って置くだけ・・。 何も植える必要はないのだ。 


立派なカラーの花が家の裏で誰にも愛でる事をしてもらわないで咲いている。
ほとんど掘り起こして・・Kiwihouseに移植したと思っていたが・・まだまだ残っていたらしい・・。
ってことで 多くの人たちが愛でてくれるように・・今度は我が家の表に移植しようと思っている。

我が家のグレープフルーツは今沢山なっている。夫はこれをマーマレードに加工する・・。
私は喉が乾いた時にちぎって ワシワシ食べる。 ものすごく甘いので・・買って来たオレンジよりもずっと美味しい。

レモンがここ数年調子が悪かったけど・・今年はびっしりとなっている・・。
レモンを絞って使う料理が沢山できるのは嬉しい・・。

これも種が散って生えて来る。だからどこに出て来るか・・夏にならないとわからない。
寿命は短い・・一ヶ月ぐらいするとドンドン枯れて・・茶色になって種になる・・。
でも 種が又 散ってどこかに花を咲かせるんだろうな~ と思うと・・嬉しい・・。

隠居部屋 ペンキとタイル


ちっこいバスルームだけど・・床に防水ペンキを2度塗り・・間を24時間空けないと乾かないので・・それだけで二日間の仕事。
そしてタイル切り作業・・トイレが丸いのでそれに合ったタイルを細かく切って行く作業が丸一日かかった・・。
次の日いよいよタイルの接着剤を塗り・・置いて行く・・。 タイル間隔を微調整してやっとこさ~ 作業が終わる。

また接着剤が乾いたら・・グラウディング・・タイルとタイルの隙間に又 グラウトを入れて行く作業。 これが又ややこしくて・・床にへばりついてやっていたので・・腰が痛い・・痛い・・。

でグラウトが乾いた次の日が完成!

Kiwihouseの改造をした時に取り外した窓。 で このステンドグラスは友人のご主人がつくってくれた物。 とてもステキなステンドグラスなので・・私の隠居部屋に取り付ける事に・・。
他にも窓は5個あったが・・・全部Kiwihouseの改造の時に取り外した物・・。
最近の法律では2重ガラスでないと使えない・・。 
と言う事で 窓屋さんに全部2重ガラスにしてもらった。

再利用出来てよかった!


ペンキ塗りは大変な作業だった・・。
ちょっとは夫に手伝ってもらったが・・ほとんど自分でコツコツと作業を進めて・・完了!
夜の11時まで電気をつけて・・自分のお気に入りの音楽大音量にして・・作業をした・・・。

体じゅうペンキだらけ・・。 シャワーをしても全然落ちない・・髪の毛まで白髪の様に白くなってしまっった・・。 歯医者さんがにこにこして・・ペンキ塗りがんばってるね~~ と言った。

ここで使用したペンキは全部Kiwihosueの建築の時・・修理の時・・・改造の時・・等で使ったペンキを全部混ぜたのだ・・。
そしたら 大量のペンキが出来た。
この家中のペンキの他にも メインの家の壁もほとんどこの混ぜ・中古ペンキで化粧直しをした。

まだ・・あと一軒分塗れる程余っているのだ・・。

Kiwihosueの新築・改造の時に使った時の事をペンキの色を見て思い出す。もう 10年 いや15年も前のペンキ・・ちゃんと密閉していたので・・使えた・・。 ペンキ屋だったらそんなの使うな! と言うかも知れないけど・・。 
いいのだ・・ちゃんと使えたから・・。

そして・・その色毎に私が吟味して選んだのを懐かしく思い出した・・。私の人生を駆け足で辿って来た色達だ・・。

田舎の小屋改造計画


久しぶりに田舎の土地に行く・・。
空も晴れ渡って・・まるで夏! 夏なんだけど・・こんなにも温度が上がって本物の夏はニュージーランドでは珍しい・・。

色々土地を歩き回っていたら・・熱中症になるのでは・・! と思うほど・・暑い!!
で・・涼しい所を見つける・・。
小川のそばに椅子を置いて・・座っていると 風が通って・・涼しい~~!
その内 寒くなる・・。 
30度近い温度が 小川の木陰では20度を切るぐらいの温度なのだ・・。

熱中症になるんでは・・?と思って・・両足を小川に浸けたら・・体じゅうが冷えた・・。
最初は小川に飛び込みたちぐらい暑かったけど・・足だけで体じゅうが急激に冷えたのだ・・。


小屋の中に小さいキッチンをビルダーが取り付けてくれた。 このキッチンはビルダーが取り壊し現場で拾って来た代物・・つまり無料で私に持って来てくれたのだ・・。
この小屋にちょうどいいだろ・・! と言ってた・・。

小屋にはトイレも取り付けられた・・。

風呂も・・。 浅い小さいのだけど・・私はこれで十分肩まで浸かれるのだ・・。
これは普通子供用で・・私のビルダーは沢山の保育園を建てているので・・特別にこれを仕入れる事が可能なのだ・・。

まだ配管とか出来てないから使えないけど・・自分でお湯を入れて使う分にはOKと言っていた・・。 排水はちゃんとできるので・・。

取り壊し予定のデッカイ家があるけど・・その家にくっついていた窓をはずして 小屋につけてくれた。開閉も出来て・・ちょうどキッチンの流しの前に取り付けてくれたので・・キッチンで立って作業をしている時に外が見れるのだ・・。
キッチン作業台から外が見れるのは私の夢だったのだ・・。
対面キッチンのシンクってのは 要らない・・・外が見たいのだ・・。

立派な窓だけがひときわ目立つ小屋・・。

造花もいいもんだ・・・

先日花の苗を買いに店に行ったら・・いっぱい本物そっくりの造花の花があった・・。
造花と言えば ショッキングカラーのplastic感満々なんだけど・・そこにあったお花は全部生き生きしている本物の花にしか見えない・・。
さわって見ると やっぱ造花・・。
ってことで これまた先日買った麦わら帽子につければいいかも・・・って事で造花を少し買ってつけてみた・・。
65才の私に似合うだろうか・・? 
んなこた~ どうでもいい! 取り敢えずこの年になったら 自己満足でいいのだ・・。

まだ花が余っていたので・・いつも空になっている籠にいけてみた・・。
やっぱ自然で・・造花には見えない・・。 
これまた満足・・!

2016年11月18日金曜日

もし宝くじに当ったら?

こんな会話はバカらしいけど・・でもやってしまう・・。
夫が宝くじ大好き人間だから・・私は買った事は無い・・。

で 彼はもし宝くじに当ったら 半分は私にくれる・・といつも言っている・・。 しかし! 先日・・「いや やっぱ半分あげるのはやめる!」と言う・・なんで・・?! 

ま~ いいんだけど・・どうせ 現実的な話ではないんだし・・。
だけど・・それでも・・なんで気が変わったのか・・? それは気になる・・。

で・・又 私は彼に質問する・・「もし一億当たったら・・いまの臨時教師の仕事辞める?」 

返事「いや・・辞めない・・」

私「じゃ~ 10億当たったら?」 返事「辞めない・・!」 

わからん・・いまの教師の仕事からの収入なんて微々たるもんだし・・でも 現実的に今の生活ではこの収入は大きいから辞めないのはわかる・・でも! 10億あっても辞めないとは・・わからん・・。

彼が言うに・・「今ある 教師の同士達の付き合いは続けたいから・・」

そうか~ それを聞いて ものすごく納得! 

莫大な宝くじに当って・・当たった当時はよかったけど・・その内 当る前の人との付き合いが無くなって不幸になった人の話をよく聞く・・。

人との繋がりはお金では買えないなぁ~・・としみじみと思ってしまった。

2016年11月9日水曜日

冷凍食の手作り

今は 毎日料理ばかりをしている・・。 

ずっと旅をしていて家にはなんの保存食も無い・・毎日何を食べるか・・冷凍食がないと面倒臭くて仕方がない・・。 

つまり私はいつも 大量の冷凍食を自分で作って保存して・・あとはチンして食べると言うズボラ生活なのだ。

普通の冷凍冷蔵庫はあるが・・その冷凍庫では絶対にスペースが足らない・・。

って事で 別にチェストフリーザーで保存する。 この冷凍庫は50食ぐらいは軽く保存できる。 パンとかも大量に入るし・・。とても便利だ・・。

沢山入っていたら・・もし災害があって停電でも冷凍庫の中にある冷凍食品がお互いを冷やしているので・・一週間はかなり凍った状態で保存できる。

クライストチャーチ大地震の時は この3倍の大きさの冷凍庫が 我等Kiwi Houseのスタッフもお客さんもみんなにも食料を提供してくれた。


 さて! 今回はカレー20食 デカイかぼちゃを一個買って来てかぼちゃスープ。 4食ぐらいしかできなかった・・。

シーフードシチュー5食(白身の魚の安いのを大量に買う・マッスル、つまり馬鹿でかいムール貝を大量に買う。 それでホワイトソースで遭えると出来る。パンとでもご飯とでも合うので便利)

今日はスパゲティーミートソースを作った。
スパゲティーは硬めに茹でて・・冷水で充分に冷やす・・つまり冷や麦のやり方。芯まで冷えてないとスパゲティーは粘土みたいにくっついてしまう・・。 なので充分に冷やす。

タッパーに詰める時にラップを敷いてそれに包む様にして入れると凍った時に出す事が出来る。出した分は重ねて又他のジップロックの袋に入れて冷凍庫で保存。 
タッパーは固まるまで必要で中身を出したら・・又他の物に使える。

茹でて冷ましたスパゲティーにオリーブオイルを和える。 そしてチーズ(粉チーズでも ナチュラルチーズの下したのでもなんでもいい。多めが美味い!)を和える。


私は友人がくれたこのTarragonフレーバーのオリーブオイルを使った。すごく爽やかな香りがして美味しい。でも 普通のエクストラ・バージン・オリーブオイルでも十分OKだ。

そしてミートソースは 私はひき肉はすごく少な目。大量の玉ねぎと人参。 そして大量のトマト缶等を入れる。 ズッキーニとかナスとか・・野菜をたくさん入れると体にいいかな・・? 

ミートソースと言うより野菜ソース的になってしまう・・。

そしてタッパー(私は同じ大きさの物でまとめる・・そうすることによって重ねるのもキッチリ重なる・・冷凍庫に入れやすい。 電子レンジにそのまま入れてもOKでなくてはいけない・・。 冷凍庫に入れても傷まない物、皿洗い機にも入れてもOKの物を買う)





ラップで包んだ時にこのステッカー・ラベルをラップの上にくっつけて置く。 するといつ作ったか? 中身は何か?がすぐ解る。
このステッカーを忘れたらものすごく不便な事になるので 大切なのだ・・。


他にも冷凍庫に入っている物は・・

★みそ汁の元
味噌に刻んだネギ・顆粒の出汁の素・乾燥わかめのを細かくしたものを混ぜ混ぜしたのを大量に作って大きなタッパーに入れて置く。 
冷凍庫に入れていても凍らない。
それをみそ汁一杯分だけをスプーンですくって・・・熱湯を注ぐだけでみそ汁になる。
一人だけではなく 3人とか・4人分とかの時は 鍋にたくさん野菜を煮て・・味噌を入れる時にその味噌の元を入れれば出来上がり。 すごく簡単!

★めんつゆ
醤油に砂糖・顆粒の出汁の素を入れて 煮沸して置く。 うどん・蕎麦とかを作る時に お湯を足してめんつゆがすぐできる。

そうめんの時は 水を足すだけで即! つけ汁になる。

★タレ
私は生姜とニンニクのタレが大好きなので・・大量の生姜ニンニクを擦って 醤油・砂糖・他の好みの調味料を混ぜた物を煮て置く。 水は一切混ぜない。 かなり辛い濃い物だが・・それを氷皿に小分けにして凍らせておく。

固まったら固まりをジップロックで保存して置く。 一つづつ必要な個数を出して料理に使うと便利。アッと言う間に食事ができてしまう。

★麺類(うどん・蕎麦・スパゲティー)も上に書いた様に スパゲティーの要領で・・茹でて、完全に冷やして、完全に水を切る。 一食分づつラップに包んでおく(平たくして包んだ方が良い)

すると一々 一食分茹でる手間が省ける。 チンしてタレと一緒に料理するだけで出来るのでとても簡単! その時に油揚げとか野菜とか卵とかを加えると立派な料理が簡単に出来る。

★おでん
おでんをただ単に大量に作って置く・・茹で卵も 蓮も 厚揚げ等も ジャガイモや大根もいい感じで解凍される。 ま~出来たてよりは劣るかもしれないけど・・一人分のおでんを作る気には一切ならないけど・・一食分が冷凍庫にあれば 嬉しい・・。

★おかゆ
ご飯は冷凍している人はたくさんいるけど・・お粥を冷凍している人はあまりいない。 でも 私の様な胃弱な人間は 本当に薄いお粥が即必要な事がよくある・・。

赤ちゃんが食べてもいいぐらいのトロトロのお粥に ちょっと出汁味を着けて・・一食分づつ冷凍してあると・・チンして そこに梅干し・ネギ・胡麻・海苔・・とか香の物を添えると 命拾いする事がよくある・・。

ダイエットでコバラがすいた時にも便利! なんせカロリーがものすごく低い・・(茶わん一杯のご飯で3食分ぐらいのお粥ができる・・それに食べた後の満足感はデカイ! 難は すぐ腹が減る・・・w)

★庭で採れたフルーツ
いつもフルーツは短い時期に大量に収穫できる。それをすぐ調理できる状態で保存して置く。

・フェジョアは皮を剥いてジップロックに大量に入っている。
・プラムは煮て、種を取りトロトロの梅肉状態にしてタッパーに入れて置く。 ジャム・パイ・ケーキ・寒天・とかなんにでも使える。
・ブラックベリー これはそのまま冷凍しておける。いつまででも新鮮で保存できる。 

他 冷凍庫と電子レンジの活用法を学べば なんでもかんでも一食分の手作り冷凍食品が出来るのだ・・。

歳を取ってくると・・ドンドン面倒になる・・そして疲れた時・・具合が悪い時・・そんな時にすぐ自分の目の前に食べたい物が出てくる人はいい・・自分が立って調理しない限り 何も自分の口に入らない時は 本当にみじめだ・・。

そんな時は冷凍庫と電子レンジは本当に つぉ~~い!!味方なのだ!


2016年11月6日日曜日

春の日々

ここ数年全くもって庭の手入れをしていなかったけど・・生き残っていた花が咲いています。

田舎の土地に行くと作業をしなければいけないのに・・のぉ~~びりムードでやっぱり手を止めさせられます・・。

今日は田舎の土地の祭り。
農夫さん達が集まって色んな催し物・・食べ物等があって・・一日遊べる日です。

度胆を抜かれる程デカイシャベルカー。

木製の手作りもんが沢山あった!
椅子とか買いたかったけど・・高い!
って言う事でこのプラッター皿を買いました。

2016年10月29日土曜日

生きる


自分の体が動かない・・いま もう24時間近く寝床でダラダラしている・・。

ゲームもする気力が無いと・・寝転がったままYoutubeに走る・・。 でいつも私が観る動画は ホームレス・依存症・生きる・・とか そんなテーマの動画だ・・。

結局私が観るテーマは弱者の生き方だけに限られている様な気がする。 生きるには膨大なエネルギーが必要だ・・何となくでは生きられない。

命を懸けて守る・・命をかけて体当たりする・・そんな気迫・・気力が無いと一歩も生きる事はできないと思う・・。 だれでもそうだとは思わないけど・・少なくとも自分はそんな人間だと思う・・。

何をしていても フト!・・”あ~死んだ方が楽かなぁ~”と思うのは常だ・・。 いや あとちょっと生きてみよう・・と言うのが自分の生き方の様だ・・。

”タイでホームレスから生きる様になったふくちゃん”をYoutubeでずっと観ていた・・。 彼が生きれる様になったのを見ると涙が出る。

自閉症・・両親は他界・・頼れる人はこの世には居ない・・そんな状況で彼はタイで生きるすべを見つけた。

彼の人生と 自分の人生と重ね合わせる事が沢山ある・・。 彼が言った言葉・・
”日本では自分は社会の底辺でしかない。絶対這い上がれない” と・・その言葉は私の心を突き刺す。

自分もほとんど高校生になった頃から生きる力を無くした・・その後は社会の底辺でやっと這い回っていた・・。 そんな中のニュージーランド移住は”生きるすべの模索”だったと思う・・。 

そして又 私の元夫の息子は 中学生時代から麻薬に入り・・青年時代はタイで過ごした。 ずっと親(私の元夫)をゆすり・たかりで・・金をせしめてタイに戻る・・と言う生活を繰り返していた・・。 親は彼を”悪魔”と言っていた・・。

が・・そんな元夫自身もアルコール依存症で何回も自殺をはかっている・・。 そして私にしつこく言っていた元夫の”夢物語”を思い出す。

社会で受け入れられない人間(犯罪歴のある人・依存症で社会生活が出来ない人・病気・障害のある人・・)の住めるコミュニティーを作ると言うのが彼の夢なのだ。

そしてその夢は漠然とはした物ではない・・彼の頭の中ではかなり具体的なそのコミュニティー運営方法企画が出来上がっていた・・。 まるですぐにでもそのコミュニティーを立ち上げそうな勢いでもあった・・。

その夢の裏には”悪魔”と呼んでいた息子をどうやったら救えるか・・?と言う構想から発した物だと言うのが・・元夫との離婚後だいぶだってから気が着いた・・。

しかし・・夫がその構想を現実化する時が来た時・・息子はタイで大量麻薬投与で死んだ。彼の死はクライストチャーチの新聞で小さく”大量麻薬投与での死”と書いてあったが・・私は自殺だと思う。

元夫が私と別れたのも これから壮絶なる息子との闘い(元夫にとっては仕事を引退して今まで臭い物には蓋的に息子に目を背けていたのを真向から向き合う覚悟を決めた事)・・それに私を巻き込みたくない・・と言う事もあった。

元夫は息子と同居する・・と言う事は 私達の家はもちろん 家の中の物・・金目の物・・全てを失う覚悟で息子と向かい会うと言っていた・・。それで我々は別居に踏み切った・・。

それを聞いてたかの様に・・その直後 彼の息子はタイの安宿で孤独に死んで行った。

彼の死は傷ましくて仕方が無い・・。 話を”タイのふくちゃん”に戻そう・・ふくちゃんもその崖っぷちに何回も立たされたと思う・・。

しかし・・そこでふくちゃんが自分の足で立ちあがえれる様に手を貸した人は・・死と背中合わせの癌治療をしていたアカの他人のおじさんだ・・。

やはり人間は他の人に親身になれるのは 自分自身がそこまで追い詰められて人の痛みも理解出来るものなのかもしれない・・。

ふくちゃんはホームレスで深夜寝ている時に襲われた事をこう語っている・・。 取材の人が「襲われて死んでしまうかもしれないですよね・・いいんですか?」
ふくちゃん「それも又 自分の運命として受け入れます」

癌宣告だって・・運命として受け入れるしかないのだ・・そんな究極な事態なのだ・・ふくちゃんにとってのその時のホームレスの生活は・・。

襲われて死ぬかもしれないから ちゃんとした宿・アパートに寝る・・と言う選択は彼には存在しない所まで追い詰められていたのだから・・。

私は・・ダラダラとしていて・・24時間寝床から起き上がれなかったけど・・やっと腰をあげて シャワーでもするか・・と言う気持ちになって来た。

とりあえず起き上がって・・何かをする・・それが生きる事なんだな~と思う・・。

2016年10月26日水曜日

この地球上には色んな人がいて 色んな場所で暮らしている・・

3ヶ月の旅を終えて・・一人で田舎の土地で ぼぉ~~っとしていると 色んな事が思い出される・・。

そういえば・・スリランカのゲストハウスで出会ったイギリス人の事を思う。 彼は背の高いとても気品のある人だった。 話す言葉がイギリス英語、それもアッパークラスの英語を話す。

私「キレイなイギリス英語ね。 イギリス人?」

彼「そう・・でも スリランカ人の血がまざってるの」

私「そうだと思った・・ただ陽に焼けている訳ではないのね・・。なぜスリランカで生まれたの?」

彼「いやいや・・私はイギリスで生まれて イギリスで育って イギリス人としイギリスで生活しているの。 で始めてスリランカに来たの・・」

彼は話を続ける・・スリランカ人のお父さんとイギリス人の母親との間で生まれたのが彼はすぐ孤児院に入れられそこで育ち・・父親も母親もわからない。 わかっているのは スリランカ人の父親の血を持っている・・と言う事だけ。

それだけでずっと生きて来て・・もう40才すぎ・・自分の体に流れているスリランカ人の血が騒いだのか・・一回はスリランカに来てみたい・・と思い続けていたとか・・・。

やっと その思いが叶って ここに旅に来た・・。で結果・・ここの地に足を踏み入れたとたん! 血が騒いだと言う・・。 なんと表現していいかわからないけど・・とりあえず 自分にはイギリス人の血よりも スリランカ人の血の方が濃いかも知れない。

すごく懐かしい気持ちで一杯! ここに暮らしてみたい・・とも思った・・。 と言っていた。 でも ここには住めない。 彼の住む場所はイギリスで作られているし・・イギリスに戻る・・・。と言っていた。

血と言うのはすごいな~と思う。 私も日本人の血を持ち 別の土地で暮らしているのでその辺の 彼の気持ちが刺すように解る・・。

彼に言ってみた・・自分の血を持つ子供を持ちたいとか思わない・・? その子供と一緒にイギリスで住んだら寂しくないかも・? と私が言うと・・彼は 「僕は・・実はゲイなんだよ」と言う。

私「わかるわよ! 最初からそうだと思ってた・・」と言うと彼は声たからかに笑った。

彼「この地球上にはたくさんの子供達が居て・・親を必要とする孤児も多すぎるぐらいいる・・僕がもし子供が欲しいと思ったら・・親を必要とする子供を自分の子供として育てたい。 何も自分の血を持つ子供を作る必要はないと思う・・」

私はハッとする・・彼は親の無い子として育ったのだ・・。

この地球上には 自分の血 自分の国籍 そんなものは完全に関係なく・・色んな国で生活している人々がいる・・。 その裏にはその人の数だけ その人の人生模様があるのだなぁ~~と思う・・。

彼の事は 今の今までスッカリ私の中から忘れ去られていた・・。 でも 今 彼との会話を鮮明に思い出す・・。 

そして 私も自分の血とは全く違った場所で・・彼もまた違った場所で 今は暮らしているのだ・・。

スリランカ人の血を持つ彼の目を 今 この雨がしきりに降り続ける田舎のキャンパーバンの中で想った・・。

やっぱり山姥

田舎の土地で働いていた・・・で 夫は仕事で自宅へ戻る。 

真っ暗な・・光は我がキャンパーバンの中だけ。 近所隣も街灯も・・何もない。 時々 ポッサム(ニュージーランドに多く生息する害獣、ちょっと狸ににている)が 外でバタバタ・・ゴソゴソする。
だけど とりあえず静まり反ってなんの音もしない・・。

午後7時半 ちょっと何か食べて・・さぁ~って 何もないこのキャンパーバンで何をするか? 
しかし・・気力がないのだ・・。 ネットをする気にもならない・・最終手段はダラダラとソーダクラッシュのゲーム。 だけど・・今夜はそんな気もならない。

とりあえず体じゅうが痛い。 高熱が出始める時に痛む・・痛み方・・。 そう言えば ちょっと寒気が・・。
いかん! これから車を飛ばして クライストチャーチまで戻るか・・? と ちょっと不安になる・・。
が・・その内寝てしまった。 

目が覚めたのは深夜12時。 熱が出ている訳でもない。それでも 何をする気力も無い。布団から起き上がる気力も無い・・。 このまま寝たきりになるような気すらする・・。

ぼぉ~っとしながら English Patient の映画の様にだた一人 横たわったまま死んで行くのか・・? とか・・そんな事を考えたりもする。

外が明るくなってきた・・・朝6時半・・起き上がらねば・・と思うが全く起き上がれない。 そしたら寝てしまったのか・・お昼の12時半に目が覚めた・・。

こんな時間に爆睡するとは・・考えてみれば・・この寝る時間帯はスリランカの夜なのだ・・。 まだ 時差調整ができていないのかも・・? それもそのはず・・私は3ヶ月も別の国で過ごしていたのだから・・。

とりあえず 起きて ゴソゴソして・・その日は夜11時頃に寝れた・・ニュージーランド時間の夜だ。 で・・朝4時に目が覚めた・・。 ま~ この時間帯に5時間寝れればいつものニュージーランド時間に戻ったし・・いいとしよう。

しかし・・またまた・・体は言うことを利かない。 起き上がる気力がないのだ・・。 そのまま布団の中でだらだら・・。そうこうしていたら・・また明け方から昼まで寝てしまった・・。 またまた 一日10時間以上寝た勘定になる。

そしたら・・体が軽くなって・・体じゅうの痛みもスッカリ無くなっていたのだ。 お~!なんの事はない・・睡眠不足から来る疲労だったようだ・・。

で・・思った・・自分は この人っこ一人いない 田舎の真っ只中で完全に一人になる事で・・やっと気が抜けるのだ・・と言う事を・・。

昔から”自分は山姥になる!” といい続けていた。 やはりこれは自分の体の中にある 心の底にある念願だったのかも・?

ここで 何日続けて過ごすか・・? 風呂にも入らず・・着替えもせず・・。 ってか今度 こっちに来る時に 着替えは持ってくればいいし・・風呂なんかなくても お湯でちょちょっと体を拭けばいいし・・。

それにしても ポリポリ頭を掻くと・・なんか臭い・・。

2016年10月25日火曜日

今日は暖かい!

朝目が覚めると・・キャンパーバンの中が ムッとするほど暑い!
慌てて 窓を全開 そしてドアを開ける・・。
裸足のまま 外に出る・・外は爽やか・・。
空は抜ける程青い!

って事で 昨日は曇天で・・くら~い日だったので・・改めてこの土地を散策・・。

この白い花はリンゴの花だと私が言うと・・夫は梨の花だと言う・・。
さぁ~~って・・秋には何が実るのか・・?

このキャンパーバン かなり寝心地が良くなった・・。
って事で 今日は 中を色々改装する。 棚を沢山作ったので・・料理とかがとても便利になったのだ・・。

空はきれいな雲が浮かんでいた・・。

このちっこい球根の花が一面に咲いていた・・。
一ヶ月前は もっとすごかったとの事・・。
見逃した・・。

隣の牧草地。 今 ここにいつもいる羊さん達は場所を変えて・・・我が家のすぐ隣にいる。
私をいつも なにかと言えば じと~~っと見つめているのだ・・。
9月ぐらいから11月ぐらいまで 羊さんの赤ちゃんが続々と産まれる。
お隣さんの羊さん達も 子連れお母さん羊がたくさんいた。

デッカイ胡桃の木があるのを発見!
沢山胡桃がなるといいなぁ~~・・。

 ユーカリの木はこの土地で一番背が高い・・。 てっぺんまで登ったら眺めがいいかも・・?


この花はなんと言う名前なのか・・わからん・・。
が・・おびただしい数の花が咲いていた・・。


 椿の花は冬の花。
だからもうスッカリ散ってしまっている。
そして地面が花びらで赤く染まっていた。


これは木に咲いていた花。
なんの実がなるのだろうか・・?


草とお花が混ざっている・・。
来年は 冬の内から手入れをしよう!
そしたら ステキなお花畑になると思う・・。

 このピンクの花はなんなのだろう・・。
子供の頃原っぱでこんなのがあったけど・・。 あれと同じ物なのだろうか・・?
色々調べる事が沢山あるのだ・・。


土地内にある小川も 相変わらずきれいな水が沢山流れていた。

シャベルカーがぶっ壊れた・・

今日は久しぶりに自分の田舎の土地を見に行く。

3ヶ月前・・旅に出る前とは季節も変わり・・・真冬の様から 春真っ只中の様になっていた。 緑が広がり・・春の風がそよぎ・・鳥達がさえずりまくっていた。

あぁ~ ここが自分が気に入った場所なんだ~と改めて思った。 緑の匂いがぷんぷんして 鳥のさえずりしか聞こえないこの場所はやはり自分の気持ちを落ち着かせてくれる。

さぁ~~って何をするか? 3ヶ月も誰もエンジンをつけていない私のシャベルカーは動くのか? なんせ中古で買った代物・・それも私はシャベルカーの事なんかなんにも知らない訳だから・・。

車の様にバッテリーが上がっているかも・・? 恐る恐るキーを回してみたら・・一発でエンジン始動! お~~し! いい子だ・・どうどうどう・・といいつつ この土地の前のオーナーが山にしていた土を均す作業にとりかかる・・。

今までこの土地からどんなに多くのゴミが出てきただろうか?! そのおびただしいゴミの山は大変な物なのだ・・。 なのに! なのに! 私がシャベルカーでちょっと土の山を崩すと・・もぉ~! その中は ゴミ! ゴミ! ゴミ!

ゴミを土で覆って山にしていたのだ・・。 ため息が出るしかない・・。 山を崩しては・・シャベルカーから降りて・・ゴミを集めて 一輪車でゴミの山に運ぶ・・その作業を繰り返す。

本当に・・まるで受刑者の重労働の様だ。 だが・・続ける・・汗が冷たい風に気持ちがいい。 

シャベルカーはうおん!うおん! と唸りつつ・・精一杯の力を出して・・デッカイ岩だのデッカイ木材だのゴミだのを含んだ土を押したり 乗り上げたり・・としつつ 作業を進める。

時々シャベルカーが大きく傾き 危うく倒れそうになる・・乗っている私は ひぇ~!! と怖くなって止めて・・倒れない様にどっちに行けばいい?! とパニクる・・。 やっとの思いでシャベルカーが落ち着くと・・私も落ち着く・・。
ふ~倒れなくてよかった! 

と・・またまた 作業開始・・そんなのを何時間も続けていたら・・ぬ!? なんか変な音が・・。 と下を見たら・・キャタピラにかかっているゴムの輪が外れているではないか!





どうする?!! 修理の人には来てもらえない・・今日は祝日。 で! どこに修理を頼めばいいかも検討がつかない・・。 

すったもんだ・・して・・。 とりあえず 夫と自転車のタイヤをはめる様な・・同じ原理でやってみっか~! と言う事になり・・とりあえず キャタピラーが地面から浮かなければはめられない。

よって 私はシャベルカーのシャベルの部分をキャタピラーの横に持って行き・・そのシャベルを地面に押し付ける様にする。ちょっとづつ押し付けると少しづつキャタピラーが浮きだした。 

ゴムの部分が十分にはめられる空間が出来た時点でエンジンを止め・・やおらゴムの輪を装着しようとする・・。が! そのゴムの輪が私の力では到底持ち上げられそうもない。

夫と二人で持ち上げつつ装着!と・・そうは簡単には行かない。なんせかなりのキツい状態ではまっていた訳だから・・・ほい!って言う訳には行かない。夫はとりあえずキャタピラーの片方の輪にはめて・・もう片方の輪には少しづつ前進する時にハンマーでゴムの輪を叩きつつはめる・・と言う作戦に出した。

そう簡単に行くか~~? と私は思った・・シャベルカーに私が乗ってちょっとづつ前進・・彼は必死でゴムの輪をはめるべくハンマーで叩く・・もうちょっと! もうちょっと! と前進していたら・・はまった! はまた~~!! と夫が大興奮で喜んでいた。

やったのだ! 修理屋を呼ばずに自力で出来たのは すごくうれしかった。

しかし・・そうとうくたばってきたそのゴムの輪は多分手荒く扱ったら又すぐ外れるだろうなぁ~~。 近い内に買い換える必要あり・・。 で とりあえず・・あまり手荒く扱わない様に使用せねば・・。

でも それから何時間も ぐわん! ぐわん! 言わせつつ働いたが・・とりあえず外れなかった・・。





2016年10月22日土曜日

ビックリした息子のブログ

赤ちゃんの時から静かな子供だった息子。今はもう39才だけど・・。

赤ちゃんの時 私の妹が
「泣け ほら泣けー!」と声援を送るほど 泣かない息子だった。

幼児期は自閉症と間違われた事もあった。

ニュージーランドに来てからは あまりにも寡黙な為 いつも英語がわからない人とおもわれた。

彼の胸の内を知る者はこの世には神様以外存在しないのではといつも思っている。
しかし! この彼のブログから ほとばしる彼の心が感じられる。

興味を持つのは 母親である私だけかも知れないけど・・でも 彼のチョイスである音楽は誰をも神秘な世界に誘う様な気がする。

彼の奨励する聴き方

*質の良い スピーカー もしくは ヘッドホンで聴く。

*静かな環境で音楽だけに集中する

*耳を労れる限りの大音量で聴く

この3点を 踏まえて 彼のblogにある音楽を1度お試しあれ。必ずあなたの心を癒す力を感じますよ。

↓のリンクを クリック又はタップでサイトに飛びます。
我が息子が突然始めたブログ

2016年10月21日金曜日

以前の出来事をブログの後ろの方に書き込みました。

↓は10月15日の出来事です。 ↓の文字をクリック 又は タップするとそのサイトに飛びます。
              またもや小田原の友人宅へ

10月15日分の書き込みをしました

↓が 10月15日分の書き込みです。 クリック又はタップするとそのページに飛びます。
Kiwihouseの卒業生

見知らぬ人と目が合ったら・・どうする・・?

ここ ニュージーランドでは 知らない人と目が合ったら・・とりあえず お互いにニコッとする。 まずしない人はいない・・。

そして挨拶とかする人とか・・その内世間話を始める人もいる・・。 とりあえずフレンドリーなのだ・・。

それに完全に慣れてしまっている私は・・日本に行って ちょっと戸惑う。 日本人の人に目が合ってしまったので・・ニコッとしたら・・
”あんた誰? 知らんけど・・” 的な目で 睨み返された・・。

それにはちょっと焦った・・
”い・いや・その・・別に深い意味はない・・すんません・・”的に 照れ笑いをしても許してくれない・・。

ちょっと寂しい・・。 基本的に日本人は優しい人・親切な人がほとんどなのだ・・。 しかし ちょっと目があってしまったら・・目を反らさなければならない・・。 私は敵意はありませんよ! とちゃんと言う為に目を反らすのだと思う・・。

昔 お侍さん時代は 目を合わせる イコール 敵意がある・・とみなされた・・。 とりあえず 敵意がないのであれば・・おじぎをして ”文句なんかありませんよ~”的に目を合わせない様に お辞儀・・つまり頭を下げて無防備な姿勢をしなければいけないのだ・・。

そんな文化は やはり日本だけなのかな~~?

色んな国を旅行しているけど・・やはり日本だけかも・・?

今日 近くのショッピングモールで買い食いをした私・・で・・買い食いで出たゴミを掴んで・・その辺を見回す・・絶対この国では沢山ゴミ箱があるので・・あるはず・・だけど・・無い・・・。

って事で 仕方が無い・・他で探そうかな・・? と思ったトタン! 私の目の前に居たよぼよぼ・・多分80歳ぐらいのおばあちゃんが・・私の後ろの方を指さす。

振り返ると・・あるではないか! ちゃんと普通ゴミ用・リサイクルゴミ用の二つ でっかいのが! 私はおばあちゃんに照れ笑い・・。 
おばあちゃんも ”良かったね!’的笑顔をくれた。

言葉を一言も交わさずとも・・心が触れあったのが嬉しかった・・・。

ブログの新書き込み 日付順に・・・

私のブログは昔から・・内容と日付がバラバラ つまり前後しているのだ・・・
そうすると・・ いつも 昔の事を 今書くと・・まるで 今が 昔の事の様になってしまう・・。

特に旅をしている時はネットが無い時が多い・・。
そうなると いつも 旅から帰ってから 時間を無視して書き込む・・。
そうすると・・読んでくださっている方は まるで 私の旅がまだ続いているかの様に・・錯覚する・・。

読んでくださっている方々には完全に混乱をあたえてしまう・・。

って事で・・これからは 昔の事は 昔の時間で・・つまり旅をしている時の日付で 書き込みをする事に決定!
(なぜ・・それを今までやらなかったか・・? すごくズボラであったのを謝罪いたします・・)

と言う事で・・スリランカの旅 ”スリランカ人は人懐こい” (9月16日)を新しく書き込みました!

         ↑の ブログ題名をクリック 又は タップすると その書き込みページに飛びます。

まだまだ スリランカの旅ブログは続きます。 その度に 以前の書き込み日付を ブログの最新の掲示しますので・・ヨロシクお願いいたいま~~す。

2016年10月20日木曜日

相棒がいない・・・。

私は7月から10月まで約3ヵ月 家を離れた・・。 その間ずっと 相棒と呼ぶ友人と過ごした。

ま~ 彼女は27年前からの知り合いではあるが・・こんな長い間 一緒に食べて・・寝て・・行動を共にしたのは初めてなのだ・・。

それも スリランカと言う後進国への旅は一か月も及んだ。 つまり 暑い・・ダルイ・・・臭い・・食いもんは無い・・水は無い・・シャワーは水・・トイレは流れない・・トイレットペーパーはいつも無い・・。 騒音はする・・ネットにはつながり難いので情報を得るのも難しい。

ネットでは得れない情報が沢山ある。 ネット予約は出来ないのが沢山ある・・。

と ま~ あげればキリがない程・・先進国では考えられないストレスだらけの国に 我等は一緒に過ごしたのだ。

誰でもイラつく・・だれでも怒りがこみあげて来る・・。

でも 私はそれをストレスと感じた事は全くなかった。 いつも すべてを ”笑い”として 話を展開してくれる相棒・・・。

いつもいつも 笑いが絶えなかった・・。

2回程 私は切れて・・それも絶対に許せない不条理な目に遭わされたのだ・・。 絶対に許せないし・・一歩も譲歩したくない・・。と言う事で 本気で スリランカ人と喧嘩した。 

それも 深夜到着の宿のオーナーと・・クタクタに疲れ・・もうベッドに倒れ込みたい程疲れているのに・・怒りに震える程。 そんな所で寝れる訳がない・・それから・・・その宿から移動!

深夜に他の宿探し・・まるで夜逃げの様に荷物を抱えて・・ツクツクを捕まえて・・移動。

そんな時でも 彼女は黙って・・一緒に行動してくれる。 一切の愚痴も言わずに・・テキパキと動く・・私の荷物まで持ってくれようとする・・。

そして 彼女はスリランカ人とは喧嘩はしないが 絶対に不条理は許せない! と 私にピッタリと着いてくれる。

いつも いつも 彼女は私をサポートしてくれた。 こんな人間に会った事が無い・・。 

私は自分の欠点を言われると 反発したくなるが・・彼女は一切言わずに・・むしろ私のサポートをしてくれる・・そうなると・・私はいつも 自己反省をする事になる。

そして彼女は私が学ぶべき行動を 彼女の行動の仕方・彼女の問題解決の仕方等を・・たくさん教えてくれた。 彼女の行動を見て 私は学んだのだ・・。 こんなにたくさんの事を学んだのも人生始めてかもしれない・・。

まるで 修行を積んだような気持ちだ・・。 その多々の教訓が 私のこれからの人生に反映すればいいなぁ~・・と思う。

3ヵ月の長い・・長い 我等の旅も終わり・・私が日本を発つ時・・彼女は空港行きのバスまで見送ってくれた・・。 手を振って いつもの様に・・またね~~ と笑って別れた・・。

だが! バスが発車したトタン! いつも いつも 旅をする時は 私の横に居てくれた相棒が居ない・・。 突然激しい寂しさがこみあげて来た・・。

何十回ともなく ツクツクの運転手とすったもんだしたり・・汚いローカルバスで何時間も何時間も揺られたり・・日本でも電車・バス・タクシー・新幹線・ありとあらゆる乗り物に乗って・・彼女と一緒に移動したのに・・。  

3ヵ月も 日本から台湾へ・・また日本に戻り・・そしてスリランカに・・ぞの後は 今度は岡山に・・レンタカーで二人で旅を・・温泉に入り・・色んな事をして・・。

そして 今度は小田原へ・・。 と 本当に 移動・移動・・の連続・・。 ずっとスケジュールびっしりの3ヵ月だった。 いつもいつも彼女と私は荷物を引っ提げて移動してきたのだ・・。

でも 成田行きのバスの私の横の席には彼女はいなかった・・。

その寂しさは半端なかった・・。

相棒! 本当に長い間 ありがと~~! 何に対してありがとうか 言い尽くせないけど・・とりあえず 感謝感謝!

2016年10月19日水曜日

春たけなわの我が家

毎年咲く 我が家の八重桜。 でかくなりすぎて 時々は枝を切らなければならない・・。
それでも この家に来てもう 15年は経つだろうか・・毎年毎年 この木は この花が咲く時だけは みんなの人気者になるのだ。
昨年はこの桜の花をちょっととって塩漬けにした。
今もガッチリと塩の固まりの中で寝ている。
少し水で濯いで・・お湯を注ぐと 桜のとてもいい香りがプンプンする・・そしてそのお湯をすする・・至福の時だ。
パッと開いて満開の桜の様になるはずではあるが・・お湯の中ではそうきれいには開かない・・。 でも やっぱり桜の香りは”日本”を想わせる・・・。

林檎の花もやんややんやと咲いている。
3種類の林檎の木がある・・。毎年当たり年の木と当たり年ではない木がバラバラにやってくる。 だから ・・ま~ いいのかも・・?
今年はどれがドッサリ実がなるのか・・? 楽しみだ~~!

林檎の花はとても可憐

私が三か月旅をしている間に我隠居部屋が完成していたのだ!
外壁も古い板壁的にしてもらったので とても落ち着いている。 

二階の私の寝室の窓から見下ろすと 胡桃の木に新芽が沢山! ついていた。
15年もの間・・この胡桃の木を見守ってきたが・・このアングルで・・つまり上からみたのは初めてだ・・。
私の友人が大好きな木。 彼女はこの木に惚れたのだそうな・・。
ん~~・・好きってのはわかるけど・・木に惚れるか~~?