2016年12月10日土曜日

老人介護

私は 老人介護とは無縁と思っていた・・が・・ 女として 主婦の立場も知る・・そして 私の年代の日本人女性は”老人介護”とは無縁ではいられない・・。

老人が身近にいる我等世代の女性は 何等かの形で関与する。 あるときは順風満帆のキャリアウーマンが 結婚はもとより 全てを投げうって”介護”に当たる場合もあった・・。

介護にあたるか? 否か? は自分の選択である・・と世間は言うかもしれない・・。 そして結局自分自身の選択で 自分の人生を介護にささげた。だから文句はないだろう・・と簡単な物では無いと思う・・。

そこには ”優しさ” ”愛情” ”義務” ”義理” ”責任” とか色んな物が複雑に絡まった物があるからこそ・・・ 無視できないからこそ 介護と言う選択をしたのだ・・・。

ニュージーランドの場合 老人介護で家族が犠牲になる事は日本に比べてはずっと少ないような気がする。

あるドキュメンタリー番組で もし自分の家族を介護した場合・・福祉で介護する人のお給料を その家族の介護者に国が支払う・・と言う事も出来るらしい。

日本で もし主婦が老人介護をした場合・・それに対して給料が出る事はまず無い・・。出たらどんなにいいだろうか! 

介護は長年に渡って続く・・つまり介護者はその人自身の人生をも介護で費やしてしまうのだ。 介護する人間の人生が介護だけで終わっていいのだろうか・・?

外で働いて稼いで来る人にはあまり関係ないかもしれないけど・・家庭を守って働いている人にとってはお給料が発生しないだけ その人の人生を福祉ができてない分犠牲にする事になる。

福祉の充実で 介護する人に対しての時間にお給料が発生する・・又は 介護する人は 完全国の福祉で賄うと言う形になるべきではないだろうか・・?

これは全国民の責任として 福祉の充実を見るべきではないだろうか・・・?

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