ずっと前から予定していた今日! 電気会社と電気屋が二人揃って ちゃんと法的な手段を取って 配線を家から離す。
でだ・・それまではいいのだが・・その配線を離す作業をすると・・電気が切れるって事はないでしょうね~~? と言う問いに 電気会社も電気屋も 大丈夫 切るけどする電気は使える様にしてあげる・・と言っていた・・。
だから私は安心して それを頼んだのだ・・。
なのに電気は完全に切られている・・。 来年の1月末まで待たないと電気は繋がないとか言う・・。
話が違う! と電気屋に言っても そんなの仕方ないではないか! と反論する・・。 じゃ~ なんで電気が切れる事は無いと言ったのか?! と私はそうとうの喧嘩腰。
切られるとは思わなかったから・・仕方がないじゃないか! とそれしか言わない。
本当にこっちの人間はどっからそういう開き直った・・それも自分の思い込みが間違っていても絶対に認めない。
認めるどころか・・私のせいにする・・。 私が取り壊し業者を頼んだから どうしても電気を切る事になったから 自分のせいではなくお前のせいと言う・・。
も~~!! 頭から湯気の出る程・・・本末転倒のムチャクチャな事を言う・・。
結局 1月末まで待たなくても 明後日やってくれると言う・・。 ほんとか~~!? 全然信用できない意見なのだ・・。
電気が切れると 冷凍・冷蔵庫の中身を全部車に積んで クライストチャーチまで持ち帰らなければならない。
それに このいなかの土地で 年末年始とか バーベキューとかして やっとホリデーをここで過ごせる! と意気込んでいたのに!
だから 水道配管工を急かして・・お湯が出る様にしてもらって・・トイレ・シャワーも設置して・・おまけにビルダーはキッチンも作ってくれて・・。
これで 電気がなければ・・ なにもできない・・。
私が怒りまくって・・電話ばかりしているので・・取り壊し業者の人が 「俺が電気会社にちゃんと話をつけてあげる!」 と意気込んでくれた。
彼はそうとうの切れ者且つ やり手だから 多分電気会社を説得するぐらい出来ると思う・・。普通の人は絶対できない事も この人ならできそう・・。
でも 取り敢えず明後日電気を通してくれると言っているから まずは待つ事にする。
だけど・・電気無しで どうやって明後日まで過ごす~~? 冷凍・冷蔵庫の食料は やっぱ これから クライストチャーチまで 車を飛ばして持っていかねば・・と泣き言をいってると・・「俺の電気発電機を使えよ!」 と気軽にかしてくれた。
お~~!! そんな手があったか~~! と感動・・。 しかし そんな機械・・聞いた事はあるけど・・扱った事は無い・・。
使い方教えて・・と言うと 簡単! と言って教えてくれた。
お~! 簡単・・。 業者みんなが帰って・・一人で スマホの電気がなくなりそうなので 早速発電機作動! 草刈り機の様に 紐を引っ張ってエンジンを始動。 草刈り機より簡単に始動。
そして コードを繋ぐと・・お~! スマホの充電が始まった!
冷蔵庫にも繋ぐ・・。 これで 中身が腐らなくてもOK! その発電機3000Wを出す・・って事は そうとうの電気を発してくれるのだ・・。 電子レンジだって・・ケトルだって・・なんだって 繋げる。
しかし・・・音がすごいのなんの! まるでぶっ壊れそうなバイクがバリバリ言っているような・・取り敢えず 耳の横で建築現場でコンクリートを壊しているような・・。
耳がおかしくなりそう・・。
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夜寝る前には切る事にしよう・・。 こんなんで 寝れる訳もなく・・。
そんなこんなで 今日はイライラ・カリカリしていたか・・? と言うと・・そうでもない。
と言うのも 家取り壊し業者が持って来たシャベルカーのデカイのに度肝を抜かれる。 それが動き出すとまるで ばかでかい怪物が唸りをあげつつ襲いかかって来そうな感じ。
ぐわん ぐわん言わせている時に 屋根を剥がす時 突然プックリと太ったオポッサムが二匹一目散に逃げて言った・・。
かわいそうに多分長年住み慣れた巣を取り壊されて・・最後の最後まで頑張った様子・・。 多分カップルのオポッサムだと思う。
それに鳩も無数に屋根裏に住み着いていた。 彼らも又 長年ぬくぬくと安心して住んでいたのに・・。 空を何回も旋回していた・・。 何回も大きな鳴き声をあげていた・・。
彼らは今夜からどこに寝るのだろう・・。 かなりかわいそうな事をした・・・。
そうこうしていたら・・突然!
取り壊し業者のボスが 「Norikoやってみな! おまえが持っているシャベルカーと何ら変わり無いし・・簡単だよ! で 気分いいよ!」
と言う・・・いやいや・・そ! そんな~! といいつつ・・それでも 私は興味津々で 怪物の心臓部に入り込む・・んでもって おどおど・・おずおずしながら レバーを動かす・・。
ちょっとさわったら・・ものすごい唸り声をあげるので・・ひぇ~~! と腰を抜かしそうになる。
でも そのボスが・・Noriko いけ~! やれ~! と私に叫び続けるので・・おずおずながら・・やると・・本当に彼が言った通り・・私のチビこいシャベルカーとなんか変わりない操作なのだ・・。
自分の思うようにモンスターが動くと・・”お~~!” となんとも言えない快感が体じゅうに抜ける。
ボスの彼が 「自分が神になったようだろう・・?」 と言う。
確かに! まるで この世を自分一人が司っているようなとんでもない力を得たような気分になるのだ。
と言う事で・・ほんのちょっとだけの”神様体験” だったけど・・・今までの イライラ・カリカリが嘘の様に消えていた・・。
発電機を貸してくれ・・神様体験もさせてくれた彼に 感謝・・感謝・・。
今日は 結局とてもいい日だったな・・。
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