ぎゅうぎゅう詰めにされたゴミの山にタックルインした私のちっこいシャベルカー・・。
いつも 何回も何回も シャベルの部分で 大量のゴミをすくう・・すくってもゴミが絡みあって・・そう簡単に外れない・・。
よって シャベルカーごと持っていかれそうになる。 つまりひっくり返りそうになるのだ・・。 やば! と思って 私はひっくり返る寸前で停止!
そして ユックリとすくっているゴミからシャベルの部分をはずす・・。
しかし・・時々は すくうのが出来ないなら・・シャベルカーごとゴミをシャベルに引っ掻けて・・後進すると・・詰め詰めのゴミがはずれる・・。
それも後進もできないぐらい ガッチリとゴミが重く 絡みあっていることもある・・。
ウオン! ウオン! 言わせて・・目一杯の力を出して・・シャベルカーは喘いでいた・・。 そんなのが何時間も続いたら・・ピタ! とエンジンが止まってしまった・・。
修理の人が来て・・バッテリーだの・・ラジエーターだの アルタネーターだの・・ありとあらゆる物を点検!
あげくの果ては シャベルカーの座席をはずして・・エンジンの部分まで侵入・・ガスケットだの・・もう シャベルカーは バラバラ状態・・。
そして 数時間後・・彼は疲れはてた様な風情で・・私に・・
”悪いけど・・そうとう悪いニュース・・エンジンがダメっぽい・・” とのたまう。
今までキャタピラの取り替えと修理で すでに 数千ドルは使っている・・。
エンジンを取り替えるとなると・・別のを買った方がいいかも・・? と 修理の人もいう・・。
あ~・・・シャベルカーが無いと 私の田舎生活は成り立たないのだ・・。 これから春にかけて・・荒れ果てた土地は シャベルカーの一掻き 一掻きで すべては進んで行くのだ・・。
到底 人力・・つまり私の肉体の力では何もできない。 石・・それもデッカイのがゴロゴロしているこの土地に・・木を植え 花を植え そして野菜を植えるには シャベルカーが全部しない事には何も始まらない。
今のシャベルカーとて・・そうとう無理して買ったのに・・。 もうこれ以上の投資は不可能・・。 そして シャベルカー無しでは 田舎生活はできない・・。
かなり グッタリして・・小屋に鍵をかけ・・もうしばらくは・・ここに来る事もないだろう・・と まるで 生きる意味をも無くした様に・・田舎を後にした・・。
夫よ! 早く宝くじに当たってくれ!(いつもいつも 何十年も宝くじを買い続けている夫だから・・もうそろそろ ちょっとは当たってくれてもいい頃だとおもうけど・・。)
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