2017年12月18日月曜日

人間の脳と心

ネットの動画で 生後数か月の赤ちゃんが スマホを取り上げられるとひっくり返って ぎゃん泣き・・で 又 スマホをあたえると ケロッとして又 スマホの画面に食い入る・・。

それを繰り返している親達は その動画の中で笑っていた・・。が・・笑える物ではないのでは・・? と思う・・。

孫ができ・・いま生後4ヵ月だが・・すでにスマホの画面に食い入る様に見る事がある・・。 しかし・・まだまだ 目の前にかざした手の動きだけでも それに食い入る様に見て・・心を躍らせる事もできる。

以前 医者が 赤ちゃんの予防注射の直後・・赤ちゃんの目の前でティッシュの箱からガンガンティッシュを出し・・・舞い上がらせた。 結果・・赤ちゃんの泣いたのは 1・2秒で終わった・・。

電子機器で赤ちゃんや幼児の気を反らして 子供から邪魔されないで親の時間を作るのは 今は 普通に常套手段として使われている・・。

現に私も共働きで・・毎日疲れ切って生活していた時期があった・・。 結局私の息子はテレビ番組からテレビゲームにはまり・・刺激はそこから貰って成長した・・。

親が・・いや・・回りの大人達が 電子機器の力を借りずに子供を育てるのではなく・・ 普通の人間の感性で子供を育てる・・と言う事ができるのが 一番なのでは・・と思わずに居られない・・。

そして そういう事ができる大人には 心と時間の余裕がなければならない・・。 それが一番難しく・・重要な所かもしれない。

麻薬中毒の母親から産まれた赤ちゃんは 産まれたトタン つまり麻薬の供給が止まったトタン 禁断症状にさいなまれる。 その苦しみを癒すのは 人間の抱擁だというのが発見された。

よって 今は 麻薬中毒の赤ちゃんが産まれた瞬間から 24時間抱きしめるという人間の仕事が沢山必要になっている・・との事・・。 その人達は 交代で24時間赤ちゃんを抱いて過ごすのだ・・。

科学物質や機械ではできない物で 赤ちゃんや子供の体と心を癒すという力が 人間の体には備わっているのは確かな様だ・・。

孫はせいぜい 化学物質や機械では無い物で 脳や心を発達して貰いたいと思う・・。

まだ お座りもできない今
体をくねらせるか・・蹴る事しかできない。



そこで 親は考えた・・
空を蹴るより 蹴りに抵抗を・・・

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