2017年2月17日金曜日

道具の刃

包丁や小刀類は いつも切れ切れの状態でないと・・作業が進まない。 そして長い間鋏の研ぎ方を模索していた・・。

鋏は刃の片方しか研いではならない・・。 そんなのは誰でも知ってるし・・知らなくてもちょっとネットで調べれば解る。 が・・実際は 切れる様になるか・・? それがならないのだ・・。

鋏と言う物は下手に磨ぐと反対に全く切れなくなる・・。

色んなネットを探してやってみたが・・そんな簡単な物ではない・・。

って事で 専門家に磨いでもらった・・。結果全然切れる様にはならなかった・・。 お金出して貰って・・全然切れる様になって無い・・ってのは もうこの世の終わりの様に絶望的になる・・。

が! 私はある動画を発見! 初めてその動画には”鋏を失敗しないで磨ぐ方法のコツ!” ってのを教えられた!

どのサイトも どの動画もその ”コツ!” って奴は誰も教えてくれなかった・・。

つまり・・研磨すると・・それもしつこく・・うんざりする程・・汗が出る程研磨する・・。 すると・・”曲がり”と言うのが刃の先に現れる。

片方だけ磨ぐと・・必ずもう片方に小さな”曲がり”が発生する。

指の先で触ると確実にその”曲がり”が感じられる。 つまり刃の先がシャープにするには両方をかなり磨いでシャープになるのだ・・。

が・・鋏と言う物は片方だけ磨ぐのでシャープにならずに 結局磨いで無い方向に尖った刃の先の部分が曲がってしまうのだ・・。

その”曲がり”を指先で感じたら成功!

そこでだ・・その”曲がり”が出たからって・・その”曲がり”を真っ直ぐにしよう・・って考えると そこが命とり・・。

”だって鋏は 曲がりがあっては挟んだ時に当ってダメじゃん!” ってのが普通の人の考え・・。私もそれでいくつかの鋏を屑にしてしまった・・。

いいのだ! その”曲がり”が当って・・擦られてこそ鋏は切れるようになるのだ!

って事で 普通の鋏・・裁縫用ハサミ・ガーデニングの剪定鋏・垣根の形を作る鋏・枝切り鋏・救急箱の鋏・髪の毛を切る鋏・眉毛を整えるちっこい鋏・・・と ま~ 私は鋏と言う鋏は 全部 切れ切れになっている様にしている・・。 ちょっとあんた病気か・? と言う程 磨ぎまわるのだ・・。

普通の研ぎ石では 小さい鋏は無理・・。 って事で釣り人が使う数センチの長方形の物とか・・もっと小さい・・まるで爪のやすり手入れをする様な小さな物まである。 

それはダイヤモンドの硬さでけっこう値段が高いが・・便利なのは確実だ・・。

大きなセロテープ台に着いている テープカットの部分も古いのになると・・テープが全然切れずにイライラする・・。 そのカット部分もちゃんと スパッと切れる様に磨ぐ事が可能だ・・。

旅行に出る時は小さな磨ぎ石を持参するが・・それが無かったら・・外に転がっている石とか・・コンクリートの角とかも磨ぎ石になる。

茶わんの底がいいという人がいるが・・それは本当にすでに切れるシャープな物をもうちょっとシャープにするにはいいかもしれないが・・完全に摩耗してしまった物に対してはなんの役にも立たない・・。

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