なさけない話

先日嫁の冷蔵庫を漁っていたら・・ブロッコリーの茎の部分が出てきた・・。
「なんじゃ～？　これゴミ？」と言うと・・嫁が・・
「皮を剥いて　スティックにして食べられるよ」と言う・・。

あたしゃ～～　食材を無駄にした事は一切ない！　なんせ　極貧生活を体験しているし・・あんたみたいなヤワな甘ちゃんではないんぢゃ！　
だから・・食べられる物を今まで捨てた事はない！　と豪語している・・。

だから　こんな硬い　繊維質のブロッコリーの茎なんか　食える訳がない！　とうの昔にあたしゃ～　かじってみて・・”食えない！”　と言う結論を出している・・。

だが・・嫁の遠慮がちに言った言葉が頭から離れない・・。
こんなもん　食えるんか～？　食えるもんなら食ってみせる！　と負けん気満々！

嫁の言う様に・・皮を剥いて　スティック状にして　おそる　おそるかじってみる・・。

む！！　む！　む！　柔らかい！　んでもって　甘い！　野菜の香りがして　すんごく！　美味！

なんと　不覚な・・あたしとした事が・・長年こんなおいしい物を　捨て続けていたなんて！
皮の部分が筋張っていただけで・・中はすごいおいしい物だったなんて！

なさけない・・なさけない・・。