2017年6月8日木曜日

香りのお湯

毎朝起きたら お湯を飲むといい・・と 言うのを 友人Eさんから教わった。
しばらくは飲んでいたが・・やっぱ・・香りも無い・・甘くもない・・(ま~ 甘いのを飲むってのも邪道だけど・・)って事で・・飲まない日が続く・・。

でも 今朝は・・”飲むぜ!!” と言う勢い・・。
だが ただのぬるま湯を飲むってのは 本当にしんどいのだ・・私にとっては・・。
って事で 目の前にある このレモングラスの香りのお湯は・・?

ん!! これは すごい グッドアイディア!!
葉っぱを切り取って 香いでみたが・・なんの香りもしない・・。
ま~ そうだろうな~・・。 
冬で・・やっとこの寒さに耐えながら生きている・・と言う風情だから 香りなんか放つはずはない・・。

タイでみた 大きく茂ったレモングラスは 亜熱帯地方で活き活きと生きている。 そんな所では プンプンといい香りをいつも放っているけれど・・。

と 言う事で・・こいつをちょっと叩いてみよ~~!とおもう・・。

ドンドン水分が出て来る。
乾いている様に見えても やはり水分はけっこうあるようだ・・。
突いている内に もぉ~~!! 素晴らしく素敵な香りを放ちだした・・。
この辺で 私は相当幸せ気分!

煎茶を入れる様に・・お湯を湯呑に入れて・・ちょっと荒熱が取れた所で レモングラスを突いたのを入れた急須にそのお湯を入れる。
そして ユックリと 急須からレモングラスの香りをブンブン! とさせて 滴って来る。

口に少し なめる様に入れて 口の中と鼻から息を吐く様にしつつ またもや香りを楽しむ。

日本の茶道と言うのは こういう物なのかもしれない・・。
メディテーションにもなるお茶の香を楽しむこの作業は 茶の作法と似ている所があるような気もする・・・。

次の朝は 違った香りを・・。
で思いついたのが 裏で植物達が冬眠している中を健気に生きている レモンミントを摘む。
これは 摘んだ瞬間にすぐ 強いレモンミントの香りが漂う・・。

山椒の葉は手の平に置いて 別の手の平で叩く事によって 香りを強くする。
でも このレモンミントは 柔らかいし・・ちょっと手で揉むだけで もう香りが最大限に出る準備が出ている。

昨日の朝やった様に 急須に入れて お湯を注ぎ・・湯呑に出て来たお茶は 普通の煎茶と全く同じ色で・・でも 香りは強い。

レモンミントは 濃くても とても爽やかな香りなので・・満足度も高い!


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