2016年9月11日日曜日

豪華キャンパバンへ引っ越し スリランカ



寒々とした屋敷は ど~も人んちに居候している感じで・・部屋にこもりっきりで・・ ストーブも無いし・・自由に振る舞えないと言う窮屈から飛び出す!

で 思ったのが・・キャンパバン! それも豪華な奴。
なんせバスタブだってある・・そりゃ~豪華だべ~~。
今ステイしている部屋の倍の値段!

もぉ~! こうなったら楽しまなくっちゃ~! だって とりあえず色々災難もあり・・苦労もして・・突き進んでいるスリランカ。

この辺で 涼しい高地で避暑としゃれこもう!
倍の値段の宿代だって・・我等は金もってるから そのぐらい出せるわい!
(倍の値段で一人2千円程度の宿代。今までは一人千円程度だから倍の値段は贅沢極まるには間違いないのだ)

ついてみると・・たしかに豪華な感じのキャンパバン、 バスルームもあるし・・奥は寝室で 素敵なダブルベッドがある・・。
今相棒が座っている所はダイニング兼リビングだが・・これが大変身してキングサイズのベッドにもなる。

キッチンもある。 コンロもある。 電気ケトルもある・・。冷蔵冷凍庫だってある・・。 まるで一戸建ての家を借りた様な物。

だが・・バスタブはない! 無い?! だってちゃんと予約したのはバスタブ付きって書いてあったけど・・?

の~!! の~~! そんなのキャンパバンであるはずないじゃないの?!
何夢見たいな事言ってるの?と スタッフは言う・・。
いやいや・・ちゃんとメールでそういう風に書いてあったけど・・。 と何回言っても
いやいや・・どっか他の所と混乱してるんじゃ~ないの! 
ここのキャンパバンは全部 バスタブなんてないし・・。

と 言いきられ・・狐につままれた様な気分で・・これ以上言っても無だ・・と言うことで諦めた・・。

(しかし 別のスタッフは もちろん! もっと豪華なキャンパバンにはバスタブあるよ!と言った。 お金が一番高いけどね! と言った・・そのお金を払って我等は安いキャンパバンに突っ込まれたのだが・・。 それがわかったのはチェックアウトの時・・。)

通されたキャンパバン 水が出ない・・・やっと出る様になったと思ったら・・突然キッチンの下から大水がでて来て・・床が浸水状態・・。
焦ってスタッフが部品を買いに行ったり・・修理をチャレンジしたり・・サッパリとなおる気配は無い。

水は完全に止めてあるし・・。
何時間もして トイレも使えない状態・・。WiFiだって使えない。

ダンダン イライラして来る・・。

WiFiも使えないと泊まる意味ないし・・って事で キャンセルする! と言ったら・・ま~ま~ と言われつつ 次のキャンパバンに移動。
Wifiはスタッフがオフィスで使っているモデムを直接我等が移動したキャンパバンに持って来て繋ぐ。 やっとWiFi開通。 

でトイレに行くと・・便器の内部に糞らしき茶色の物がそこらじゅうに広がってべったりとくっついている。
どんなに流してもとれる様子も無い・・。
仕方がないので・・スタッフに言ってごしごし擦って掃除してもらった。

ケトルはソケットがイギリスので キャンパバンの洗面所の横に突っ込まないと使用できない。

奥のベッドには 不要なテレビとそのコンセント類を全部のせないと キッチンが使えない。キッチンもガスコンロは使えない。 ただ流しで洗うのみ・・。洗面所も使えないので そこで洗面・歯磨きとかをする・・。

とりあえず なにもかもがちゃんと作動していないキャンパバンなのだ・・。
切れまくって・・文句を言っても絶対に無駄・・・と言うのを ここスリランカに来て学ぶ・・。 

それでも 久しぶりの自由な自分達だけの空間! のびのびとして・・ダラダラとして 窓をいっぱいに空けると新鮮な空気が流れて来て・・。 やっと刑務所から出た様な気分になった。

相棒はパンが好き! 私は好きではないけど・・何も食うものがないので・・拒否するわけにも行かない・・。
でも 普通のパンってのが スリランカには少ない。 どれも辛い! か・・・甘い!か・・。 どんなに普通のパンの姿をしていても 普通日本に売っている食パンの味をした物は 探し出すのがすごく難しい・・。(我等はいつもど田舎にいた・・と言う事もあるが・・)

しかし! 我等は見つけた! 普通のパンを! それを嬉しそうに切って・・トーストする相棒。

そうそう! そこにはトーストと言う物も置いてあったのだ・・。 久しぶりに普通の食事ができる・・。 とは言っても 3食簡単な朝御飯風のが我等のスリランカにいる間のまともな食事だったのだが・・・。

パンにアボカドそれに少し塩をふりかけるとけっこういいごちそうなのだ・・。 
私も相棒もバナナと言う物はそんなにも好きではない・・・ここ2十年ぐらい食べてないかも・・?と言う二人。
だが ここのバナナは日本のバナナよりけっこう旨いかも? なんせ現地直送の物だし・・。
それに 他に何を食べるって・・・他にないんだからこれを食うっきゃ~ないのだ・・。
と言う事で 一ヶ月の我等の食事はバナナ無しと言う事はまずなかった・・。
もう一生分のバナナを食った気がする・・。

我等の豪華キャンパバンのすぐ外にある 宿屋の敷地に入る関所。 ここに見張り番が居て・・キャンパバンが沢山停めてある敷地に入る人を見張っているのだ・・。
それにしても 豪華キャンパバンとは似てもにつかない 粗末な建物なのだ・・。




キャンパバンの止まっている所のすぐ外は道路を挟んで大きな湖。
早朝外に出ると朝もやの中にちっこいツクツクが止まっていた。
近づいてみると ツクツクの運転手のおっちゃんが バケツで湖から水を汲んで来て・・一生懸命にツクツクを洗っていた。

私の大好きなフルーツがふんだんにあるスリランカ。 そして安い! バナナはいつもしこたま買い込んだ。 この写真の手前にある果物 チェリモヤは私の大好物の果物で ここで何回も買った。 食う度に至福の時を持つ! 他にもスイカ・パイナップル・パッションフルーツ等・・日常には絶対にたら復は食べられない物が・・ここでは 値段を気にせず思いっきり食べられて・・すごく幸せなのだ・・。

なんかおずおずと・・・ローカル人100%のレストランに入る・・。 
我等二人が入って行くと・・店全員がこちらの方を見た様な気がした・・。
けっこう満席で 我等が座っている前の席二つを店の人が他のカップルに勧めた・・。
が・・カップルの女の方が 我等をチラッと見て・・嫌だ・・といい他の席に移動した・・。

なんで嫌われたかな~・・。

そこで食べた焼きそば的な物は辛くなくて・・食べられたのだ・・。特別うまい物でもなかった・・。

我等のキャンパバンは湖のほとりなので・・すぐ外は沢山の自然が広がっている・・。
朝の散歩は朝もやがひろがり・・湿っていたが・・とても気持ちのいい空気だった。

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