村起こしの村に行く

廃村寸前だった村をどうにか救おうって言うんで　観光地に変えた所に行って来た。
台北は大都市なので・・やっぱ　緑の多い所で　いい空気を吸いたい・・と言う訳で出掛けた。

が！　思いは　完全に外れ！
なぜか？　ここは　ラブラブ若者と子供連れ家族の行く所で・・なんかメルヘンだぞ！　的雰囲気を作っているのだ。

台北の駅から乗り込んだ時は　電車は新宿駅のラッシュアワー並みの混み具合。
新鮮な空気を吸いに　のんびりと　ローカル線にゆられて・・ひとっこ一人居ない所で　ゆっくりしたい・・と言う期待は微塵にもくだけた。

わっせわっせと　ぎゅうぎゅう詰めの電車で揺られて・・全員が同じ場所に行くので　全員が終点まで・・。

終点に来たら・・また　わっせわっせと　その辺を闊歩するのだ。
まるで　ディズニーランドに行った様な気分だった。

昼食を食べに入った食堂で小学低学年の子供を二人連れたお母さんに出会う。
色々おしゃべりをした。
英語がペラペラのお母さん。
ましてや　小学生の息子はもっと英語がペラペラ・・。
いくら　台湾は英語教育が盛んとは聞いていたが・・これほどなのか？　と訊いたら　やはり　この子供達は特別の英語学習を与えられているのだった。

私が食堂のメニューに何が書いてあるか全然わからん・・って言ったら　上の男の子が　スラスラときれいな発音の英語で　全部翻訳してくれた。

台湾は教育熱心な国で　子供達は勉強に明け暮れるらしい。
ちょっとかわいそうな気がする・・。
でも学歴主義の国になってきているから・・仕方ないのかな～・・。

線路の横で結婚式のカップルが写真を撮っていた。
二人とも　まるで　グラビアのモデルの様なポーズをたくさんしていた。
多分温度は３５度以上はあった・・。
それでも　花嫁さんは　涼しそうな顔をしていた・・。